どうも…ショーエイです。
ウクライナの状態を公平に判断するのに、
欲しい情報が出てこないのは全く残念です。
いわば全てが断片情報でしかないのです。
断片情報とは実態が確定しない、
事象後の情報のみの情報という事です。
キエフや他の街が破壊された後の惨劇は映し出されるが、
破壊される時点の映像などは衛星からの情報も含めて、
殆ど見ることが出来ないという状態の事です。
いわばそれらの情報はロシアの仕業という
報道で流されているが、
ロシアの砲撃であったという確証ある映像は、
中々見つからない。
衛星映像でロシア空軍機、
またはミサイル発射から着弾状態までの映像でもあれば、
ロシアの仕業という部分確定するのにで…
止まってしまっている情報という事です。
【フェイクニュースかどうかを判別するのに…情報が少ない】
ロシアが欧米側の情報を閉ざしている様に、
欧米側、日本もロシアからの情報をほぼ閉ざしています。
ロシアのニュースを現地駐在員が抜粋して、
ロシアが出している映像などの情報をそのまま流さずに、
ただ口頭で説明しているだけのものしか見れないのも
事実です。
残念な事に…日本のメディアに限らず、
BBC、CNNもこうした感じです。
恐らくロシアの映像は
編集改竄された映像も含まれるという事で、
流さないようにしているのでしょう。
しかし…そうした曖昧な情報に成ると、
ウクライナからの情報は
逆にどうなのかという点で疑問が生じてくるのです。
本来は編集改竄した情報も流して
本当かどうかの分析判断が出来る状態が望ましいのです。
その上でウクライナの情報とロシアの情報の公平な比較が、
真偽を探るのに本来は役立つ。
一般的な情報分析の上ではこれらは大事なことと成ります。
高精度分析法では、
実はその情報の少なさという部分も含めて
解析して行くものなので
実はさほど支障はないとも言えますが、
分析の結果と照合するのに時間が掛かります。
いわば分析した結果が的中したかを判別するのに、
3か月から数年の時を待たなければ、
照合できないという点で困るだけです。
ただ、照合すればほぼ当てはまり、
将来歴史として残る部分で参考に成るという形で考えてます。
※ある意味、ウクライナに都合の悪い分析を出しても、
現状ではほとんどの人が信じないでしょ…
逆にロシアに都合の悪い分析なら
殆どの人が信じるという状態な訳で
照合できない状態にあっては
一般的には先入観で受け付けられない情報でしか無いのです。
ただし、諜報活動面で、
軍事や政治の意味で先取りする対策を講じる上では
かなり求められる話という事だけは伝えておきます。
【ロシアが出す情報を全てフェイクとして報道する手法】
欧米の報道は全てウクライナ側の情報を流しています。
ロシアの主張はロシア政府閣僚のコメントしか
伝えられておらず、
それらは全て「嘘」の様な雰囲気で…
あくまでウクライナから出る写真や動画と比較して、
「嘘」を言っている雰囲気に見せて報道している。
※ただし流石に「嘘だ!!」とは中々言えない・・・
何故なら後で本当だった場合、
報道の質として問題に成るから。
【ウクライナの情報は曖昧でプロパガンダ要素が多い点】
こういう曖昧な情報…
曖昧な情報としているのは、
ウクライナ側の情報だけでは、
その真偽が判別できないからであり、
また衛星から見えるはずの部分が殆ど見ることが出来ない。
現状日本や欧米で入ってくる情報だけを見ていると、
ウクライナ政府が綺麗に見えすぎる。
ウクライナ国民を団結させて戦う戦術として見られるが、
その上でネガティヴな情報を出して来ない。
ウクライナ兵がどれだけ死んでいるかですらも
数字で出てきません。
むしろ一般人の死者数を公表することで、
ロシアに対する怒りを煽っている感じで、
国民が戦争に悲観的に成る情報は寧ろ隠している。
※第二次大戦中の日本の状態を危惧するところでもあります。
【高精度分析法でこれらの条件から算出する。】
当ブログがかなりの確率で
様々な事象を予見して的中させる事は、
ブログの記事とニュース記事の時系列を比較すれば
よく解ってもらえると思います。
これは「うつけの兵法」を書くうえでも使われている手法です。
うつけの兵法では、
歴史上の様々な事象を様々な資料から分析し、
心理状態、戦略や戦術的な駆け引き、
外交や国内事情など様々要素を読み取って、
想像や創造では無く、
等身大という言い方にしますが、
実際の行動分析を用いて
最終的に様々な資料から得られる情報、
歴史資料の場合、曖昧に記された資料同士を組み合わせて、
「それが記されるように成った経緯」が合致するところで、
その事象の行動分析を行っているものです。
いわば歴史書が書かれた年代も分析して、
その事象がどういう形で伝わった可能性があるかも分析し、
その上で、その他資料、一次、二次、三次資料も含めて、
全ての情報が伝わっていく過程が
合致するところ見極めていくものです。
いわば信長と信玄の情報を比較する際、
信長側の一次資料は信長公記で、
太田牛一が信長に仕えた時期(1554年前後)
信長から存在を認知された時期(1564年)
その後、丹羽長秀の余力として仕えていたことなどを参考に、
太田牛一が信長の経緯や情報をどのようにして得られたかを、
先ず想定して、
文章の内容から彼が記せた限界部分…
「戦略や戦術面ではあまり詳細が記されておらず、
ほぼ勝敗の結果が主体な文章。」
であるところまで見極めて一次資料とする形で、
信玄方の資料、甲陽軍艦に関しても同じ手法で
書き手、語り手の状況まで把握した上で、
一次資料として分析します。
〈そこで記された内容は、事象の情報のみを先ずは分析〉
一次資料には、
年代と周囲の情勢などが読み取れる情報として活用します。
現代で言うならば、ロシアとウクライナの関係性、
欧米諸国とロシアまたはウクライナの関係性、
そして歴史的経緯はニュースで知る事が出来る部分です。
ニュースで論議される部分や、
記者たちのコメントはある意味全てこの段階では無視します。
その上でロシアがどう状況を考えるか、
ウクライナがどう考えるか、欧米諸国がどう考えるかの
参考に用いります。
次に行動分析と反応分析を情報として見ます。
いわばニュースで記される、
「誰誰が何を言ったか」
の部分だけを抜粋していきます。
そしてそれで相手はどう反応したかを抜粋します。
プーチン大統領が発した言葉、
ブリンケン国務長官が発した言葉、
そして交渉が決裂した。
情報は当人たちの発言と結果だけを見るのです。
当事者が何をしたかの情報を「当事者行動情報」という形で
記しておきます。
その意味ではニュースのコメンテーターの発言は
一切無視です。
※ここが大事です!!
コメンテーターは自分たちの分析で
信じる信じないを勝手に言っているだけなので
それを真に受けてしまうと正確な分析の妨げになるのです。
池上彰氏も以前、
池上氏自身が言っているから信じるというのは危険だという事を
伝えている様にあくまで池上彰の見解でしかない事を
視聴者にも伝えています。
言い方は悪く成りますが、
池上彰氏が言うように「見解」という意味で、
参考にするだけのモノなので、
「当事者行動情報」の分析上では不要なものと成ります。
情報分析上では、
ニュースのコメンテーターの見解は、
あくまで一般的にどういう感じで視聴者に
その事象が伝わっているかを分析する意味で
参考にする部分です。
これを「視聴認知情報」という形で記します。
歴史書を見る場合も同じ手法で、
情報の種類を色々分別して処理して行くわけです。
今はとりあえず2種類の分別のみを書いておきますが、
更に奥深く言えば、
「心理的作用情報」=議論の内容と反応から、
相手が考える心理状態を読み解くもの、
「戦略的情報」=会話と当事者のバックグラウンドから、
想定される目的を読み解くもの…
※ニュースコメント(視聴者認知情報)としては、
「プーチン大統領が政権基盤を盤石にしたい為に、
ウクライナ侵攻を行ったとする」見解はこれに近いです。
ただし、あくまで視聴者認知情報にしか成らないのは、
戦略的情報のみを憶測で想像しただけのモノなので、
本人の心理を的確に分析したものとは成らないのです。
高精度分析では、
全ての情報を「総括して」纏めなければ、
結果、結論は出ないという形で進めていくもので、
視聴者認知情報の部分は、
あくまでその可能性の一部にしか成らないと伝えておきます。
「戦術的情報」前略は目標目的部分の概要で、
戦術は
その個々の目的を達成するために考えられる部分です。
ウクライナの都市陥落を目指して
電力などのインフラを遮断するという作戦は戦略です。
その上でロシアがザポリージャ原発を攻撃したのは、
戦略的事実です。(因みに当方の得た情報では、「ロシアは攻撃していない」とは言っておらず、銃撃戦があった事は認め、砲撃はしていないと言ってます。・・・まあロシア軍が占領したのなら「攻撃してない」なんてバカな言い訳は出来ないし、そんな明らかに嘘になる言い訳をロシアがするとも思えません。)
戦術的となると…ザポリージャ原発を攻略するに当たって、大きな障壁と成る部分は、一般人の人間の壁です。
この人間の壁に攻撃を加えずに自主退避させる方法は、
原発が今にも爆発するかの様に見せかける手段が
有効と考えます。
そうなると火災の発生は
戦術的にロシア側が引き起こした可能性は考えられます。
砲撃があった映像は存在しますが…
それを参考に戦術的情報を精査します。
【速報】ザポリージャ原発をロシア軍が制圧 ウクライナ原子力規制当局(2022年3月4日) - YouTube
↑の最初の映像(白黒のもの)は
建物の駐車場側から建物に向かって、
砲撃がされている映像が見受けられます。
こうれがどちらの部隊かは映像上不明ですが、
ロシアが先行して建物の占拠に成功していた場合、
砲撃はウクライナ軍側のものと成ります。
逆に、ロシアが占拠する前のものなら、
砲撃はロシア側のものと成ります。
因みに2番目の映像(カラーのモノ)に出てきた光の球は、
砲撃では無く発光弾です。
上記の状況をANNの映像が時系列で
適正に表示されていたのなら…
先ずは念頭に「火災発生後、ロシア軍がザポリージャ原発を
占拠した」という報道事実を置いてください。
その上でこの内容の辻褄、道理部分を分析します。
画面に見える建物を占拠していたのはロシア軍と過程し、
そこに駐車場から砲撃を加えたのがウクライナ軍、
そしてその後方からロシア軍の援軍が到着して、
駐車場に居るウクライナ軍に発光弾を浴びせて
視界を明るくし、駐車場に居たウクライナ兵を迎撃した。
その際に、発電所の根幹に関わらない部分に火を付けて、
発電所が爆発しそうと見せかけて
ウクライナ兵を退避させたとする分析にも成ります。
または、ウクライナ側の砲撃で
火災が発生した可能性も考慮します。
ここでは戦争状態であるという前提で、
ウクライナ側の砲撃は自衛行為でもある為、
批難の対象とはしません。
その結果、「ザポリージャ原発がロシア軍に占拠された」
という報道に繋がったと見る場合、
逆の状況だと映像の状態とその後の報道内容とでは、
辻褄の合わない状態になってしまいます。
ただし、映像上では判別が難しく、
100%確定できる分析とは成りません。
また一般人の人間の盾が合った情報も加わると、
その人間の盾がどこに居たかは不明です。
ただ人間の盾からの犠牲者の報告が出てきていないので、
火災の報告によって、
発電所の原子炉およびタービン部分を囲んでいた人たちが、
速やかに退避した可能性は十分に考えられます。
その反面、
原子炉やタービン部分の発電所根幹を管理する側が、
占拠報道の後でも、
ウクライナ政府側、
いわば欧米の報道が入手して
採用した事実に照らし合わせて考えるなら、
ロシアの占領状態にある場所から、
何故、内部の情報を出せたのか
不思議な現象を感じる部分でも残ります。
それらを考慮すると、
ロシア軍は発電所を包囲している状態で
実際は占拠は出来ていない可能性も考えられます。
'Stop shooting!': Inside nuclear plant when Russians attacked - YouTube
更には↑のCNNの報道です。
発火後消火活動に当たったのは誰?
もしこれがウクライナ政府側の消防隊なら、
ロシア軍が占拠出来てるという情報も曖昧になります。
もし、ロシア軍が占拠してる状態で、
消防隊が活動している映像が出てきたなら、
ある意味ロシア軍が消火作業を許可している状態が感じられ、
報道されているほどロシアが蛮行に及んでいる点に
疑問が生じます。
消化作業に当たる消防隊がウクライナ人、
ザポリージャ市民で無ければ
CNNが映像として採用するとは思えないのですが、
ロシア占拠=ウクライナ人消防隊の消火作業という、
矛盾した状況を考えると、
ザポリージャにロシアよりの市民や地域が
既に存在している可能性まで考えられます。
※CNNの映像で、
その後に報道された発砲への警告を発してるものは…
逆に編集で出来てしまうレベルなので、
フェイクとは言わないまでも参考に出来ない資料と成ります。
「戦術的分析」に「戦況分析」を加えて考えると、
現状では何が確定しているのかの情報が曖昧になるので、
ザポリージャ原発の砲撃事件の確証という部分は
まだ成立しないとしますが、
ロシア軍が原発の占拠を試みた点は確証部分で残ります。
※ただし、国際法ジュネーヴ条約違反に該当するかは、全く別物で当方はその戦略的意図に何があるかで非人道的行為に該当するか否かを見極めたいとします。
戦争状態にあって非戦闘員への人道的配慮を用いて考えるのなら、原発占拠はその戦略として一つの手段で考えられるからです。
原発占拠の方法も爆発の危険性の無い形を配慮しての作戦であればとも思うが、それでも不慮の事故発生は否めないのも事実です。
ただし、すべてはこの戦争を引き起こした全ての人類の罪なので、今更非難しあったところで結果は変わらず、むしろロシアが暴走しない方で調整する方が賢明とも考えます。
一般の人には理解できないかも知れないが、無差別空爆で非戦闘員である一般人が爆死する状況より、インフラ兵糧攻めからの戦場退避を促していく方が被害が少ないという見識です。
ウクライナ人が市街地に人間の盾として残りすぎる状態も危惧しなければ成らないし、彼らの決断を侮辱する訳にも行かない。
そうした尊重で彼らの命に敬意を払うのなら、空腹感などの生理的苦痛から自主的に退避してくれる事を望むしか無いのも事実です。
むしろ戦時下という状況を考えもせずに、全ての方法を排除するなら、無差別に爆死させてあげる方が良い、ヘッドショットで知らないうちに殺してあげる方が痛みを感じずに死ねる。
核兵器を用いて気付いてたら死んでいた方が痛みを感じずに死ねる。という配慮しか思いつかなくなってしまうのです。
こうした発想で戦争が続くことは先ず現状第一に避けねば成らない事を知っておいてほしい。
その上で次にどう戦争を止めるか、そして戦争が再び発生しないようにどう調整するか、そこで平和が戻って初めて戦争反対の主張で全てが外交的に解決するように政治家たちに圧力を掛けるのです。
その圧力が今回のロシアのケースの様に一方を批難してしまうと、公平に考えて解決する余地を奪われる事に成る為、先ずは不満を抱きそれらが積み重なって最終的な武力行使、武力抗議(今回のロシアはこちら)に出るしか無くなるのです。
武力抗議はデモでも発生する現象で、国を挙げて抗議とした場合、こうした戦争を発生させる点も知っておいてほしい。
因みにロシアの空爆や市街戦での砲撃の状態は、現状の報道状態ではウクライナ側がプロパガンダとして自国民を犠牲にしている可能性もある為、実は判別の難しい状態であるという事を伝えておきます。
仮にロシアが行っているという確証ある映像、衛星写真、動画が編集なくまたロシアとウクライナ軍の区別が明確に付く形で提示できるなら考慮しますが…現状それらがロシア側から仮に提示されても全てを嘘と感じてしまう形に成っている状態では、公平な判断は不可能と断定します。
まあ、簡単に書いてますが…多分難しいのかな…
上記の説明でも記した今回のロシア側の戦争の動機は、
情報を総括した上で、「心理的分析」を行った結果、
欧米に対する国連支配への「武力抗議」という言葉が
一番適切なものであると判断します。
いわばデモ隊が政府に抗議しても解決しない場合、
武力的に暴動に発展してしまう現象と同じで、
国連の決定が、欧米の理不尽で決まってしまう状態に
武力的に抗議する状態に発展したものという意味です。
それらは今の欧米の報道や、
国連の状態を見れば一目瞭然です。
故にこのままでは
第三次世界大戦も十分ありうる状況と見なして、
各国の世論は警戒して見なければならないのです。
しかし、世論が第三次世界大戦を望む状態にあっては、
恐らく避けられない状況と見ても仕方が無いかも知れません。
今、色々な分析結果を話しても、
第三次大戦になって理解されても遅いです。
因みに中国も欧米のやり方に不満を持ってます。
散々ウイグルや香港の件で対立してきたわけです。
欧米はその件で中国が人権的な罪悪感を感じてる
なんて勘違いした見方をしてるかも知れませんが、
中国に罪悪感を感じてる節は有りません。
寧ろ正当にウイグルや香港の統治が
為されていると思ってるくらいです。
そういう心理状態から、
「ロシアの次は中国に来る。」
と、いう想定は確実に出来ている。
また、欧米の態度の変化も
自己の都合でやっている点も察しています。
なのでロシアがNATOとの戦争を始めたら、
中国も覚悟を決める可能性はかなり高いです。
ロシアが負ければ次は中国共産党が
同じ状況に追い込まれる。
これは欧米の一般人の誰もが期待している流れで、
それを中国が警戒して見ていないのなら、
間抜けすぎる話と言えます。
日本はこの戦争に参戦するつもり見たいです。
自民党政権はこれを期に
軍拡を目指す切っ掛けにするでしょう。
平和平和と唱えて、事を荒げようとしてるウクライナの実態。
ハッキリ言って迷惑です!!
平和平和を唱えるのなら、ロシアに従う形に成るが、
さっさと中立国に戻りなさい!!
それを拒否してNATOに与しようとする意思表示は、
平和では無く、
世界を大参事に引き込もうとする試みでしかない。
ロシアのプーチン大統領の精神分析をすると、
Anger Protest=怒りの抗議
という心理状態が見受けられます。
正当な権利や自己の主張の下で、
強い意思で抗議する状態にある為、
公正な対話に対しては冷静に対応できます。
ただし不公正な対話が継続する場合、
かなり危険です。
いわば理不尽な形の対話で挑み続ける場合、
対話の成立が無い点で妥協せず、
徹底的に相手の力に対抗して決着をつける形に向かいます。
現状抗議の相手はウクライナでは無く、
欧米とNATOに対してのモノです。
ウクライナへの侵攻はその抗議の第一歩です。
※中立であったウクライナがNATOに与する形を宣告したため。
ここで言うなれば欧米の国連総会決議でやったような、
一方的な議論とその集団の力による「虐め」ともとれる、
非人道的な姿勢、人権を無視した姿勢に対しては、
その衆の力に武力で抗議する覚悟があるという
寧ろ自己の権利に対する強い正義感を抱いた状態です。
まあ、プーチン大統領の気持ちを正当化して書いているので、
欧米よりの虐め側に立つ人には、
「何それ」状態に聞こえるのも無理は有りません。
彼らは、
武力で訴えること自体間違えでしょ
とでも言うでしょうが、
私からすれば、そういう事なら
「いっぺん死んでみる?」
戦争で死んでから言ってみなと言います。
武力反対を求めても、
貴方の論理に正当性無いと判断したら、
相手は平気であらゆる手段で戦いを挑んできます。
「武力反対、お前が悪い!!」
こういう論調に相手を理解した内容が有りますか?
説得にすら成ってない…低俗な議論です!!
全ては戦争が始まってからでは遅いのです!!
戦争が始まる前に、事を上手く調整するべきなのです。
これが国連の本来の役目です。
こんな単純な原理も知らないで、
武力反対を唱えているのは、むしろ無知です!!
その武力を押さえるのは結局は武力でしかない…
それは暴徒化したデモ鎮圧に関しても同じです。
そしてウクライナの様に暴徒化したデモが政府を追い出せば、
その国では正義に成ります。
いわばロシアが武力抗議で勝てば、
ロシアの正義は証明されるわけで、
先ず、この戦争を今の段階で停止することは、
抗議そのものが負けを意味するので、
先ずは無い。
そしてこの抗議を武力で鎮圧するとなれば、
それは大参事世界大戦です。
そこに中国まで加わると…もう手が付けられない。
最も勘違いしないで欲しいのは…
テロも武力による抗議の一種で、
彼らは自爆テロも実行します。
言うなれば心理的に「Anger Protest」にある状態は、
命がけで何かを変えようとする気構えゆえに、
核兵器を用いてでも、
理不尽でフザケタ態度の相手を、
最大限に苦しめる決断も行うという事です。
ついでにウクライナの実態を分析結果として書いておきます。
ウクライナの現状は「ナチ化」というよりも、
第二次大戦中の「大日本帝国化」です。
プーチン大統領の「ナチ化」と部分だと、ちょっと表現がズレます。
先ずは
①挙国一致の姿勢。
これは愛国心の意味では悪い事では無いです。
寧ろ国を守る意味では強い結束力を生みます。
②兵民総動員体制。
これも愛国心の意味では理想的です。
③情報統制
ここからが大日本帝国化の問題です。
ただし国内の士気を維持する上では
ある意味大事な手段と言えます。
しかし、海外メディアがこの情報に乗っかって報道するのは、
間違った情報を取得することに成ります。
いわば劣勢状態にある事を隠す為に、嘘を用いて報道するわけで、
ロシアが情報統制している状態と
同じ意味で警戒するべき事なのです。
ただし、不要な情報は流さないという部分で考えるなら、
情報統制はある意味理解できます。
④プロパガンダ政策
これは最も市民の判断を鈍らせる手法です。
市民の敵愾心を煽り、政府に心酔させる状態です。
ウクライナの人々は現状この状態にあります。
逆にウクライナの報道を見ている欧米、日本などの人も、
徐々にこのプロパガンダに心酔しつつあり、
麻薬の中毒に掛った様な形で、反対側の見識を拒絶してます。
そしてその先入観から、
ウクライナ軍が残虐な事をするはずが無いと、
勘違いするのです。
実際、軍には軍令違反者が出る事は当たり前です。
ロシアにもウクライナ軍にも生じる問題です。
これ以上に軍は状況をコントロールするために、
非道な策略を用いる場合も有ります。
市民が地下に批難している事を前提に、
ロシアの攻撃でもあったかのように街を破壊する。
市民が地下に潜って状況を直に知ることが無い事と、
軍は数十キロ先から砲弾を撃ち込める武器も所持してます。
避難命令を駆使して市民を避難させ、
その上で一部街を破壊して見せる。
批難解除されたとき市民はその惨劇を見て、
ロシアに敵愾心を抱く。
また市街地に残って戦う意思を煽る意味も持つのです。
ウクライナ軍もウクライナ政府も、
人道的な被害をアピールすることで
欧米を味方に付けようと躍起になっている。
それは外交上でNATOに「飛行禁止区域」を
求めた姿勢でも明らかになる心理的分析で言えます。
それが第三次世界大戦を招くことに成る事も承知の上で、
彼らが劣勢を覆す手段として利用しようとしているのです。
それ故にそこを利用する意味でこうした策略を用いている点が
実は疑われるのです。
そしてもう一つは逆のロシアの立場・・・
ロシアはこの作戦で非人道的な状況を
極力欧米には見せたくないのです。
実は今までのロシアの手法と違って、
空爆が少ない点が伺われます。
そして巡航ミサイルの精度、長距離ミサイルの精度の高さも、
実はアピールしているのです。
その象徴がテレビ塔の破壊。
予告宣告を以てあえてテレビ塔を破壊したのは、
ロシアの兵器がピンポイントで
狙い通りに行くことを証明しているのです。
そしてあえて予告して市民が避難できる状況を以て、
この攻撃を行っているのです。
これはメディアも気づいていない…
または気付いていても隠した情報です。
ロシアはこうして先ず米国を含むNATO軍に、
実は軍事力の高さを見せつけているわけで、
そこにNATO参戦の抑止力を持たせているのです。
ロシアの強気な姿勢を「心理的分析」でも感じる部分です。
そして人道的な行軍を目指すことで、
ウクライナの人々に極力恐怖心を抱かせないようにしている。
いわば非人道的な攻撃を用いることは、
ウクライナの主要都市を占拠しても、
ウクライナの人々の気持ちはロシアを憎む形で終始してしまう。
無論、簡単に戦後強制しても構わない話だが、
それではロシアが専制国家として残り続け、
政権交代後の経済制裁解除であり、
ロシアの国連での立ち位置は改善されない。
プーチン大統領は前述の通り「武力による抗議」としている分、
そうしたロシアの将来を見据えている点も
考慮しなければ成らないのです。
そして何れは自分は死ぬ、
または政権から退陣することも考えている。
そういう意味ではこの行軍は善道を用いなければ
意味が無いのです。
総括して戦略的、戦術的分析を行うと、
ロシアがあまりにゆっくりと行軍し、
被害を極力抑える形で配慮している分、
ウクライナ軍は寧ろ焦っているのです。
その意味は兵糧攻めです。
食料に限らず、電力や水なども含めて、
市民が徐々に疲弊してくと徐々に世論は政権批判に向いてくる。
プロパガンダはそうした市民が抱く政権批判を
ロシアの敵愾心に向けさせることです。
しかし、ロシアが以外にも残虐な攻撃を仕掛けてこない。
ロシアは寧ろやろうと思えばできる攻撃を敢えてしないのです。
いわばキエフを落とすのも、他の都市を落とすのも簡単なのです。
総動員して爆撃、爆撃で煽って
出てきたウクライナの兵器(ドローンも含む)を
今度は航空爆撃と地上からのミサイル攻撃で破壊して、
ゲリラ戦になる障害の街を粉々に粉砕して
進行すれば良いだけなのですから。
それだけの戦力は有るわけですし、
米軍が予測した2日~5日で落ちるとはこういう事です。
いわばキエフの制空権を仮に握って居なかったとしても、
少なくとも東南部の街は既に陥落してても可笑しくはないわけです。
ところが…現状は殆どまだ落していない。
ここが状況的分析の結果です。
逆にウクライナ側は市民を出来るだけ街に残そうとしている。
一応は男性のみと成っているが、
プロパガンダで愛国心を煽って、ロシアを敵視させることで、
市民の女性たちも残る状態を期待しているのです。
市民が都市部に残る事で、そこに空爆を行えば、
ロシアの非人道的な行為を世界にアピールできる。
実は…プーチン大統領の発言で、
この状況を見抜いている言葉も見受けられるのです。
攻撃して来ないロシアに焦って、
自作自演の被害状況を作ってくる事も、
ロシアは恐らく想定している。
その為に、その行為をいくつか
衛生から既に撮影しているとも思われる。
ここはまだ仮定の話に成るが…
ロシアは、
こうした証拠を今出しても意味がない事も承知している。
今出せばすべてその情報は全て偽装、フェイクとして
欧米に取り扱われる事を知っていからです。
恐らく国内に提示する場合も、
欧米が抜粋してフェイクニュースとして取り扱うので、
ロシア国内にも伏せている部分と分析する。
ただし、これは推測でしかない。
この分析が照合出来る状態となるのは、
3か月から1年後に成るともいえます。
この情報がフェイク化されるという分析の根拠は、
侵攻前のロシアとアメリカの交渉上から察せられるという部分で、
アメリカが「ロシアが口実を作って侵攻する」と言い放った点、
欧米各国がロシアの言い分を「嘘」とした点で、
ロシアは自分らの発する情報が
全て「嘘」にされることを理解している。
なのでロシアは今情報を発信する事はあまりしていないのです。
ただ、ウクライナの自作自演の分析は可能性が高いという部分で、
証拠らしい証拠が
キエフの住宅が爆破された映像の一つだけなので、
まだここでは憶測でしか無いのも事実です。
このプロパガンダ作戦…
更には住民避難の停戦でも発生している。
先ずマリウポリの最初の話…
マリウポリでの停戦は実現したが…
避難最終目的地のザポリージャでの戦闘が継続しているため、
避難させられないとした話。
ウクライナ側はロシアが停戦に違反したとしているが…
ある意味どれだけの距離の人道回廊を求めているのか?
ザポリージャ市から停戦の話は出て無いのなら、
寧ろ停戦を利用したザポリージャへの
軍事支援作戦に成りますので、
そんな話は軍事的な意味で通じないです。
実際にマリウポリの市民は
市長やウクライナ軍の説明しか耳にすることが出来ないため、
市長がこうした理由でロシアが停戦に違反して動けない
という事を言ったら、
市民はその話を信じるしかない。
市民に軍事的な事情は解らないわけで、
ロシアの停戦違反だけが言葉の印象として残る、
これは明らかに洗脳を意味するウクライナの工作です。
これを欧米の人も一緒に成って信じ切っているのは、
ハッキリ言って意味不明です。
また、ロシアが停戦に努めようにもウクライナ軍が攻撃して来たら、
どう対処すれば良いのでしょう?
自己の防衛の為に反撃するか、
強靭な防壁でも備えているなら無視することも出来るが・・・
市民にはどの道、銃撃戦が行われている様に感じる事態ですよね。
そしてウクライナ側が証拠も無く、ロシアが停戦違反したとしたら、
皆ウクライナの言葉を信じてしまうでしょう。
こうしたプロパガンダ作戦で犠牲と成るのは、
結局無実で軍事に無知な市民なのです。
まあ、ロシアを疑っても良いのだけど・・・
ロシアが焦っている状態には見えないし、
停戦違反をウクライナのせいだと見せかけても、
どの道疑われるのはロシアなので…
だったら無視して空爆入れても一緒じゃない?
ここはある意味、ほぼ確定した分析で、
ウクライナのプロパガンダ戦略の裏付けとして残る。
⑤軍主導の状態
先ず、ウクライナ政府とウクライナ軍とでは指揮系統が違います。
ゼレンスキーが全てを指揮している様に映ってますが、
実態はゼレンスキーはウクライナ軍が持ち込む情報を、
公にアナウンスしているだけです。
ほぼキエフに居る状態で、実際に戦況を確認する能力は乏しい。
衛星情報の提供を受けてても、
彼自身が軍事的な判断を出来るのは疑わしく、
寧ろ軍関係者が彼の指揮を充てにすることは無い。
いわば軍の広報係でしかないという状態です。
ここはプーチン大統領と違う点です。
ロシアの場合、指揮の中枢は恐らくプーチン大統領です。
それ故に焦らずゆっくりとした進軍が許されるのです。
これが無知な大統領だと、
この状況下は寧ろ焦りが生じてもっと激しい空爆を実行している。
軍主導である分、政権の都合は無視され、
寧ろ策略的にロシアに挑む事が考えられる。
そういう意味では政権側に対して平気で嘘をつくし、
自分たちの失態や自分たちの被害状況を報告しなくても、
問題ない。
ゼレンスキー自身が
軍を統率するだけの力が無い事は承知の上で、
また、彼が軍に依存することでしか
この難局を乗り越えられない状態ゆえに、
軍はほぼ好き勝手に作戦を実行している。
その為、軍自体の統制はかなり危い可能性もある。
またこれらの軍は寧ろ旧ソ連の流れを汲んでいる事もあって、
今のロシア軍を我々が怪しむ状態が、
ウクライナ軍に存在する点は否めない。
最終的には戦闘機から戦車に至るまで、
ほぼロシア軍と同類の兵器が使用されている事もあって、
どちらがどちらの軍なのかも判別するのが難しい。
Zマーク付いていればロシアとする点も、
Zマーク付けてロシアに潜り込むという事も考えられるわけで・・・
かなり情報として混乱の生じる戦いでもあります。
まあ、こうした話の流れから、
またロシアを悪く見せる方法も考えてくる訳で、
逆にロシアが同じ悪だくみを講じることも考えられますが・・・
とりあえず理解しておくべきことは、
ロシアは自分たちに信用が無い事を
既に自負しているという事です。
そして自暴自棄に成っていない状態は、
現状で確認できることです。
まあ、「核兵器を使うぞ・・・」
一般人なら脅しだろうけど…
真骨頂のマフィアは脅しは使いません。
言った以上、ガチです!!
マフィア同士では脅しは通じないので、
相手がそれでこちらの覚悟を察しないのなら、
死ぬ覚悟で実行するしか無いのです。
で、無ければ何も出来ずに殺されるわけですから。
一般の人はこういう事をなめすぎです。
結局ウクライナでの戦争もそうやって始まったわけですし…
因みにプーチン大統領が信頼できるのか?
先ず、自分の求心力や信念に嘘が生じれば、
廻りが排除します。ご安心ください。
廻りにちゃんと信念が伝わっているから、
廻りも理解する。
ロシア人もその信念を理解しているから、
70%近い支持率を維持しているのです。
無論、ロシアの30%の人たちが、
欧米の人と同じように怖がって見ているのも事実です。
逆に欧米の情報の中で生きていながら、
プーチン大統領の信念を理解できる人も居るわけで、
その人たちからすると怖くは無いです。
寧ろ怖いのは上でも書いたように、
マフィアの思考をなめ切っている連中です。
もしプーチン大統領に信念を曲げる状態が見られたのなら、
その時点で彼のカリスマ性は地に落ちます。
中国も見限る事に成るでしょう。
マフィアの様な形でボスを張るというのは、
常に誰かに狙われている状態でもあるのです。
それ故に、死と背中合わせで自分の信念を貫き通すしか、
自分の命を守る術が無いのも事実です。
信用するしないの前に、
いつでも殺される状態にあるのがそういう人たちです。
逆に金さんの所みたいに、
おぼっちゃま政権の状態とでは、
また状況は異なるわけで、
あそこは幹部が利権を握っていて、
金さん死ぬと自分の利権や地位にも影響するから、
絶対に周りが死なせないという状態です。
ある意味金さんの所は企業と一緒です。