NATOの政治家はバカすぎて先が見えていない。 | ショーエイのアタックまんがーワン

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タッグチームLiberteenの漫画キャラクター・ショーエイが届ける、笑えるブログ・ショーエイの小言です。宜しくお願いします。

どうも…ショーエイです。

NATOへの加入の有無は、

その国の「民意に」依存するべきだというはなしで進めるなら、

各人種であり各地域の民意がそれを拒むのなら、

民意が示す方を認めるべきという話になる。

クリミアのケースが正にそれそのものです!!

クリミアの民意でロシアに帰属したのだから、

NATOはこの件で文句は言えない!!

というのがロシアの主張で通ります。

 

個々の人権を尊重するという意味が民主的な大義とされる場合、

国からの独立も民意によることになる。

 

国という枠組みで民意を策定するのはNATOの一方的な言い分で、

では中国の内政上の問題であるチベットやウイグルの

人権問題に口出しすることは許されなくなる。

ましてや香港の独立を支援する行為などは、

敵対行為として認定される話。

 

いわば主張の矛盾が生じてる時点で、

NATOは侵略的主張をしているに過ぎず、

NATOが敵対視する側への主張としては説得力が無いのだ。

 

民意という事で策定するなら、

クリミアのケースはロシアが正当性を帯びる。

また、今回のケースでも民意という主張を用いて、

ロシアとの対話機会を踏みにじるなら、

ロシアはその民意によってウクライナ東部のロシア系地域を、

吸収してしまうだろう。

そしてそれに反発するウクライナ政府と戦争を起こす。

 

ロシア系地域の人々がウクライナからの独立を求めて、

最終的にロシア人としてロシアに帰属する道を選ぶのだから、

結果、人権問題としては正当な話に成る。

 

NATOの間抜けな主張のせいで、

ある意味国家内部の独立を簡単に認めてはならないという

国際的な策定は出来ない。

 

民主的な決定である以前に、

世界の平和秩序が最優先されるべきで、

平和秩序を乱す独立活動などは認めない事が、

最優先の議題とされるべきなのだ。

 

その上で人権問題の取り扱いとして、

行き過ぎた統治には是正を求める処置が盛り込まれる。

 

ウイグル問題にしてもチベット問題にしても、

その他地域の独立問題が安易に議論される状態では、

平和的ならデモで終わる話も、

暴動で有り、更にはテロ行為、そして紛争に発展する事は、

目に見えて解る話だ。

民意での独立が認められる話なら、

スペインからバルセロナのカタルーニャ地方が

独立しても良かったという事に成る。

 

今回のケースでロシアがウクライナ東部を民主的に吸収すれば、

ウクライナ政府は戦争を仕掛ける可能性は高い。

民主的に吸収したにもかかわらず

NATO加盟国が経済制裁を科すという話では、

クリミア同様にウクライナとして解決はしない。

 

ウクライナが戦争を仕掛けても、

ロシアはその吸収した地域を自国領として守るのだから、

NATO加盟国以外に対しては実はロシアに大義が成立する。

 

馬鹿なNATOの政治家は

ここら辺の軍事的な計算が出来ないらしく、

結果、戦争に成った際に

ロシアへ味方する国を増やしてしまうだけなのだ。

それでも大きな戦争と成ればNATOが勝だろうが、

勝算あるといってそこで生じる被害規模は

全く考えていない間抜けっぷりといっていい。

仮にNATOの主張に苛立ちを覚える中国まで参戦するなら、

その被害は日本にも及ぶ。

 

無論、戦争には最終的に勝てる見込みがあっても、

その戦争期間、

我々がこうしてSNSなどで娯楽を楽しむ環境は

脅かされるだろう事は覚悟しなければならないのだ。

 

下手したらミサイルが飛んでくる脅威まで加わるかも。

 

賢い人なら、この様に敵の数を増やす様な戦略は取らないのだ。

いわばロシアに大義が無くなる状態で

無謀な戦争を仕掛けてくるなら戦争しようという発想だ。

 

故に、ウクライナのケースは一度ステップバックして、

ロシアとの交渉をまとめ上げた上で、

ロシアのウクライナへ対する対応を先ず見極め、

その上で高圧的な状態でウクライナに影響力を与えるのなら、

その時は別という条件を盛り込んでおくべきなのです。

昨年末にしるした当ブログに内容は書いてあるのですが、

ロシアがウクライナへ政治的な圧力を用いないという条件で、

NATOは東方への加盟国拡大は受け付けないという事で、

この件は治めるのが賢明という話なのです。

 

ロシアがその条件を破った際は、

容赦なくウクライナをNATOに加盟させて、

ミサイル配備を行ったうえで彼らの独立性を保護するとするならば、

寧ろNATOにとっても条件として悪くはないと言えるのです。

 

戦争は最終手段である。

これ兵法の基本なのですが、

外交上味方が多く、敵が少ない状態を確実に作っておけば、

戦争の被害は最小限に止められるのです。

まして敵がバカでなければ、

その状況下で負ける戦争など仕掛けては来ないのです。

 

こういう形の外交を守るのには、

自信の主張に矛盾が生じないことが大前提となります。

矛盾ある主張をゴリ押しする話では、

寧ろその主張する側が他に対して

高圧的に抑え込んでいる事と成り、

それに対する反感で敵をより生み出していくのです。

 

今のNATOや欧米の主張は、民主的という言葉に、

大きな矛盾ばかりが生じるので、

正直対話自体が高圧的なものでしか無いのです。

 

そんな状態の話かたでは、

戦争する以外の方法で、

中国のウイグル問題すらいつ解決できるのか…

本当に問題があるのか、

ましや本当に問題があったとして、

何十年間この何も見えない状態を態々続けるのという、

無策無能な話でしかない事に

そろそろ気付いた方が良いんじゃないの?

 

結果、本当に何らかの対応をしてあげるべき状態だったとしたら、

中国と上手く対話で解決できなければ、

いつまでも同じ環境が続くだけなのです。

こういう点もウイグルの独立などは認めないという姿勢の下で、

中国にその上で統治上の人権問題に行き過ぎがないか、

有るのなら是正する方向で対話を持ちかけるなら、

経済的なつながりを円滑にという名目で、

中国政府の姿勢も変化するという事は考えられる。

 

NATOがロシアに対して敵対意識ある姿勢を崩さない状態は、

中国に対しても同様な印象を与え、

ある意味、

敵の話を迂闊に聞き入れるわけには行かないという壁を

相手にもうけさせているだけの間抜けな外交でしかないのです。

 

お互いに同じ地球上で共存する国々、

そして人々である意識こそが大事で、

敵対意識が存在するところは理解した上で、

取り除いていく努力が必要なのです。

 

未だこの程度のレベルの心理が理解できないこの世界は、

人類として全く進化の無い

サルに毛が抜けただけの動物なのでしょうか?

人間の英知で戦争という歴史に終止符を打つのなら、

先ず、敵対意識の緩和の重要性を理解しましょうね。

 

これは日本人と韓国人も一緒。

いがみ合っているのはサルの威嚇と一緒だという事。

こんなお猿さんが政治の中枢にのさばっているのは、

人類最大の不幸なのかな…