どうも…ショーエイです。
さて新型コロナの数値が大幅に減少してますが、
どうやら検査数も調整しているようです。
Template:COVID-19の流行データ/PCR検査数の推移/日本 - Wikipedia
↑は以前にも出したデータです。
このWIKIのデータは厚生労働省がPDFで公開したデータと一致し、WIKIのデータは厚生労働省のものより一日遅れの検査数としており、その日の陽性判定に対して前日何件検査したかを出しているものです。
平均10万件/日で行っていた検査数が、
9/21の火曜日はたったの2万5千件です。
ピークの週は15万件くらいだった週もあります。
先週の金曜日は17万件の検査数に対して、5000人の陽性判定だったので、減少傾向にある感じにも思えますが…
因みに厚生労働省発表の9/21日に行った検査数は86,797人で、
これまた10万人より少ない数値です。その件査に対しての9/22の感染者数は3245人でした。
実際にPCR検査の確率は感度という意味では70%で、陽性判定率という意味になると41%らしいのですが…
2回やっても偽陰性も偽陽性もはっせいするという実情です。
その上で検査数を減らしたという事ですが…
①検査に行く人数が減った。→発熱などの症状を感じる人が減った、または無症状でも検査を受ける人が減った。
②混雑しているという事情で、厚生労働省管轄の保健所の検査に行かず、民間の検査にシフトした。→この場合、厚生労働省のデータに感染者数は反映されないようです。
恐らく①と②の可能性があり、②の民間検査で陽性判定を受けた人が次に保健所で正式な検査を受けるという感じになるのでしょう。
一方、①のケースで無症状の人は検査よりワクチン打てばいいという感じで、検査に態々行く人が大幅に減少したとも考えられます。
一回でもワクチンを接種した人は、心情的に安心感が出て面倒な手続きの保健所の検査に態々行きたがらないケースも増えたと思われます。
まあ、要するに無症状者放置。
また、一回でもワクチン接種した人は発熱したとしても新型コロナであるとは疑わずに、そのまま風邪、またはインフルエンザという形で、病院に行ってしまうケースも多くなったと思われ、病院側もワクチン接種している人にコロナ疑いを持つことなく受け入れているという実情もあるのかもしれません。
重症者または中症者…本来はいずれも重症者扱いして病院で管理されるべきですが…これらは明らかにコロナと解る症状が出るそうです。実際に掛かった中症者の人から話を聞いたところ、本当に味覚障害、嗅覚障害が出るそうで、後遺症としてそれらが残っているという事です。
逆に発熱程度の軽症者の場合は、コロナなのかインフルエンザなのか微妙な感じともいえます。
現状ではここの部分が放置されつつあるのが現状という事です。
【陰謀論について】
さて、自民党総裁選前であり、じき総選挙にもなる状態で、自民党がコロナ対策の功績をアピールする為に検査数を減らしている陰謀論も疑われる状況であり、動機も見える状態でありますが…
検査数の推移が微妙に減っていったという感じなので、上記に記した検査拒絶の心理が大きく作用しているようにも見えます。
ただし!!
海外の米CDCなど専門的な機関は、陽性率(感染率)で見ます。
特にPCR検査の数が非常に少ない日本に対しては、
感染者数よりその陽性率=感染者/検査数に重点をおいて検証します。
そういう知識も把握した上でデータを除くと…
8/20…いわば感染者数が2万人平均だった状態のときに、突然20万件越えの検査を実施してます。
それまでのほぼ倍です。
何故こんな事をしたのか…いわば海外から陽性率で政府に指摘が入ったから。
無論、内政干渉に成らない様に、政府側に指摘を入れて国民には黙っていた可能性は十分にあります。
では、どんな指摘か?
まあ、その週の状況見ればわかる通り、
約10万件前後の検査数に対して、2万人の感染者…
これって陽性率20%です。
いわば数字的に見れば超パンデミック状態です。
その数値を少しでも下げるために
20万件のPCR検査を行った可能性は、大というより・・・
ここまで大げさにやっちゃうと…そういう事です。
そしてその次の週は平均15万件程度まで上げて、
金曜日に20万件超え…とにかく陽性率を下げるために
闇雲に検査を実施したわけですが・・・
この効果は国民にとって
悪い方向のケースが見えた状態とも言えるわけです。
さて、ここは陰謀論の可能性を考えての現状です。
いわば検査対象のコントロール・・・
無症状者を優先して検査すれば陽性率は下がるという事。
予約を入れて待っている人から抜粋して実施。
検査キット(宅配)|PCR検査・新型コロナウイルス検査の種類や料金について(自費診療)| 港区のPCR検査ならTケアクリニック (tcclinic.jp)
↑はPCR検査の陰性証明を取るための方法です。
検査キッドの宅配や来院予約など…
尚、注意書きに発熱や陽性者との接触の可能性のある人は受付ないとしています。
発熱救急の患者に対しては、病院へ行って相談しろなど指示を出して、検査をすぐに受けさせない。潜伏期間があるからどうのこうのといって引き延ばす。
↑の対応マニュアル見ると、かなりややこしい。
手順が何だか複雑な感じにも思えます。
直ぐ検査してもらえるのか、どうなのか意味不明です。
ただし、クラスターに遭遇した場合は優先的に検査を受けられるという話は当事者から聞いたので間違いはないと思われます。
発熱で検査を受けに行った人の話を聞きましたが、保健所の紹介では無く、適当な民間の検査を受けさせられたという話も聞きました。
多分、厚労省、経産省の検査機関とは別扱いの意味の民間検査。
この様に厚労省や保健所と連携すれば陰謀論は成立する環境にありますが…森友問題と異なりトップダウンでどうこう処理できる環境ではなく、善意の職員や悪意の職員入り乱れての規模と成るため、まあ、検査対象をコントロールするのはかなり難しいとも思えます。
出来ても感染者の数を全国規模で200人前後操作できる程度なので、大きな意味ではコントロールする効果が無いと思えます。
結論は
①の可能性で検査をする人が減ったが大きいと言えます。
いわば、ワクチン接種の証明が、PCRの陰性証明より大きな意味を占めるため、宅配などのPCR検査に申し込む人が大幅に減った。
その為、全体の検査数が減った可能性はあります。
PCRの検査に1万円近くを払うより、ワクチン接種してその証明を取る方が効率としてもいい感じ。
これが今回のファクターXなのです。
で…新型コロナの感染者数は?
多分、無症状の人が放置されてて、
感染者数は実は減っていない可能性はあります。
ワクチン接種した人も感染するわけだし、
これからワクチン打つ人は無症状感染者であっても、
いちいちPCR検査にお金を使うのは無駄と考えるなら、
結局はそういう無症状者が野放し状態になるという事です。
さて…何が怖いのか…
ブレイクスルー感染を蔓延させて、
更に強力な変異種を構成する環境を与えていることかも。
何万人もの無症状者がこれからワクチン打ったという安心感でガンガン接触繰り返す状態になるわけで、その中なの1/10万または1/100万に新たな変異種が生まれる可能性は排除できない。
ましてやワクチンを接種した人たちの抗体により強くブレイクスルーするような効果を生み出す可能性もあるわけだから・・・
本当に危ないといえば危ないです。
日本の政治家はこの状況を意味不明な安心感で考えているのだろうけど…アメリカなどのケースを見るに…
非常に危ない安心感と言うしかないのかも。
まあ、今のところそのアメリカでUS変異種が登場していないのは、唯一の救いだけど…これで来年あたりにUS変異種が出たら…
日本もかなり危ない変異種を誕生させかねない。
コロナウィルスを対峙するには、ニュージーランドの様にゼロにするつもりでやることが大事なのです。
日本の場合、人口は多いけど各都道府県がゼロベースの感染状態に注視して地方分権で対応すればそこそこ効果は見込めるのだけど…
またGoToみたいな感じで中央政府が滅茶苦茶にする感じだと、はっきり言って地方が頑張っても無意味に帰するだけです。
まあ、日本の議論を見ていてもこういう分析すら出来ないようでは、はっきり言って低レベルすぎるとしか言いようがありません!!