ショーエイです・・・どうも・・・
最近は、呑んだくれのオッサンの愚痴ばかりで、
あんまり面白くなくてすみません・・・
僕が愚痴っているように見えますが、
あれ全部、オッサンの愚痴です!
そういえばジーザス(キリスト)も
実は皮肉屋だったという話はご存知でしたか?
聖書などでは、とても立派な聖人のように描かれていますが、
ある資料には、皮肉屋で呑んだくれのエロオヤジだったと有ります。
何か、新橋辺りにいっぱいいそうな感じですよね。
でも、ある意味そんな感じの方が、人間としての魅力を感じるのは、
今日この頃だからなのでしょうか・・・
そんなジーザス、やくしてジジイのエピソードで
こんな話があったのをご紹介します。
ある時、大商人のオヤジがジジイにこんな質問を投げかけました。
「あんたの周りには、貧乏人や奴隷ばかりしか居ないが、あんたからして見て、俺らみたいな金持ちでも天国へ行けると思うかね・・・」
するとジジイは言いました。
「はっきり言って、金持ちが天国へ行くのは、ラクダを針の穴へ通すより難しいんじゃないかな・・・」
その言葉に、金持ちのオヤジは大笑いしながら、
「何だ、そんな事で天国へ行けるのか・・・なら簡単だ2,3日待ってろ、証明してやる」
と高笑いしながら去っていきました。
そして、その2日後、例の大商人はジジイの目の前に一本の針を突き立てて、遠くの景色を見てみろと指示を出しました。
すると、針の穴がある辺りを遥か向うに居るラクダが通り抜ける風に見えるではありませんか(トリックアートの類)・・・
そしてその大商人は高笑いしながらジジイにこう言い放ちます、
「あんたが言うように、こういう知恵があれば天国へ行けるんだよな・・・」
すると、ジジイは呆れた表情でこう切り替えしました、
「そうやって人を騙すような知恵で金儲けをする奴に、天国への道が開かれると思うのかねぇ・・・」
その言葉に、その大商人はカァっとなって、
「だったら一週間後にまた見せてやる!」
と言って去っていきました。
それから一週間後、大商人はジジイの目の前に巨大な針を築き上げ、その針穴にラクダを通して見せました。
そして大商人は、
「今度はトリックでも何でもない、大きな針だ! さぁ、これなら神も文句は言うまい!」
と言い放つと、ジジイは再び呆れた顔をして、
「自分の誇りのために巨額の資金を投じて、その結果誰も救えないという行為に、神が感動するとでも思うのかね・・・それならば同じ金額だけパンを分け与える方が、天国へ近づけるんじゃないのかな・・・」
と皮肉を込めて言い放った。
知恵をしぼって公衆の面前で大恥をかかされた大商人は、その憤りと共にその場から姿を消し去った。
そして大商人が立ち去った後、ジジイの弟子の一人がこう質問を投げかけました。
「では、金持ちはどうしたら天国へ行けるのですか?」
と聞くと、ジジイは弟子の胸元を指して、
「その心でラクダを針の穴に通してみればいい・・・単純な事だ・・・」
と答えた・・・
エピソードはここまでなんですが、
ジジイも中々の負けず嫌いで、皮肉屋でしょ・・・
でも、最後の言葉の意味に、
明確な解釈を持たせないのも大事な意味を持つんだって・・・
皆さんは、どう捉えます・・・
でもね、結果として時代を経たジジイの弟子たちが、
こうした解釈を巡って言い争い、
色んな派閥に分裂しちゃったんだよね・・・
どうして、一つの解釈に拘ったんだろうね・・・
本来、ここで大事な事は、
ジジイがどういう意味を持たせたかではなく、
あなたがどういう意味で捉えるかなんだよね・・・
何だか僕まで皮肉っぽくなってきたけど・・・
豊かになった今の時代に与える解釈は、
頭で考えるようになると、心で考えられなくなる・・・
という解釈がしっくりくるのかもしれないですね・・・
ちょっと、いい話でした。