コロナウイルスの拡大の影響で、
産んで3日後の退院で、6日目は健診でした。

上の子の時は1ヶ月健診まで外出なしだったので、ドキドキです。
無事に連れて行き、検査やK2シロップなどが済みました。

あと2週間検診と1ヶ月検診で、
何ヶ月も通った産院に来ることはないと思うと寂しい気待ちです。


以前のブログでは、
誕生日に陣痛がきたことを書きましたが、
出産レポートを。
どなたかの参考になればと思い、まとめました。

私が出産したのは上用賀にある東京マザーズクリニック。


選んだ理由

*24時間無痛分娩対応
*妊婦さんの数が少ないのでゆったりしてる
*新型出生前診断(NIPT)ができる
*胎児スクリーニング検査がしっかりしてる
*産前産後のケアが手厚い
*緊急事のときの総合病院への搬送
*家から車で30分以内

一人目は東京で妊婦健診をして里帰り出産
福岡の井槌病院 でした。
二人目でも無痛分娩 24時間対応で探しました。
どちらも人気の産院なので8週とかまでに連絡しないと予約が取れないそうです。
私は早めに連絡しました。


これまたコロナ禍の影響で、
妊婦健診の回数が減っていますが、
検査やケアはしっかりしてくださるので不安はゼロではないですが、少なかったです。

さて、出産時の話。
産院について陣痛室に案内されると、出産用のグッズの大きなバッグを渡され、早々にその中に入ってる病院着と産褥ショーツに着着替えます。
その後点滴。(どこの病院も同じですが、点滴の針を刺すのは痛いですね)


そして、硬膜外麻酔です......!!
いわゆる背中に針をさすやつ。
緊張しました。
前回の出産でも経験してるのですがそれでも怖い。背中は見えないから。
体感では痛さは点滴の針を刺すのとおなじくらい。想像よりは痛くない。
チクッ!痛ーい!ズドン!痛重い!という感覚。
5分くらいで終わります。
私は注射がかなり苦手なため、大袈裟に痛がりますが、注射が苦手でない方は何ともない人もいるそうです。
私は助産師さんに手を握ってもらってクッションを抱えて座って背中を曲げて刺してもらいました。終わったら一安心。
この後はなんてったって無痛!



無痛分娩に関してはいろんな意見があると思いますが、私としては出産当日の痛さへの恐怖がなく、産む瞬間も感動できるなるのはもちろん、妊娠期間10ヶ月間出産への恐怖がなく、安心して過ごせたのがメリットとして大きいと思います。


無痛で安心してたら身体中痒い。
副作用だそう。
2時間くらいで治りましたが、ボリボリ身体をかいてました。
そはさっきまで苦しかった陣痛はなくなり、でも、陣痛のタイミングでお腹がギューッとする感覚はあります。その代わり、第一子の出産時には全くなかった吐き気。



芸能人の菊池亜美さんが陣痛中に20回吐いたことがネットニュースになってて「大変だなぁ」と思っていましたが、第一子に吐き気がなかったので油断してました。


東京マザーズクリニックの助産師さんは優しくて
「吐き気辛いよね。かわいそうに。何でもするからいつでも言ってね」と寄り添ってくださいました。本当に嬉しかったなぁ。

助産師さんは本当に偉大です!
出産前後こんなに頼りになる人はいないと思うほどの専門職。かっこいいです。

「母になるんだから、これくらいガンバレ」とかゲキを飛ばされるんだろうなぁと思ってたから、優しさにホロリ。
点滴の吐き気止めは何を入れても効かず、でした。

胃に何か入れると吐くとわかっていたので、
吐くのが怖くて水分を一切取らず、
ヘロヘロになってると、
助産師さんが「氷なら舐められますか?」との提案。

有り難く、氷をもらって、口に入れると数秒後、完全にマーライオン。しかも、4回連続。
つわりよりキツいぞ......!!
夕飯食べてなくてよかった。



吐いた後は助産師さんが
「辛かったね。でも、吐くとお産は進みやすくなりますよ」と背中をさすって下さって、ラクになると片付けをしてくださいました。

 
結局吐き気で一睡も出来ず。。。
ラジオでも聞こうと思ってヘッドフォンを持っていったけど、さすがに余裕はなかったですね。
NSTの数字と時計をぼんやり見てました。
そして、朝6時から陣痛促進剤スタート!
少しずつ量が増えていきます。


隣の陣痛室から妊婦さんがストレッチャーで出て行く音が聞こえます。その後分娩室から赤ちゃんの泣き声が。
3人分娩室にいたけど、うちがいちばん最後。


「あぁ、いいなぁ。うちはいつやろか」と思って
助産師さんに聞いてみると「お昼前には産まれると思いますよ」と言われてパワーが漲ってきました。
陣痛促進剤から5時間超が経った11時過ぎ。
無痛のはずなのにお腹が痛い。(でも、耐えられる痛み)更には下腹がドゥルンドゥルンと回旋してる感じがありました。
ナースコールで助産師さんに声をかけると、
「あ、頭が見えてるね」とのことで、
ついに分娩室へ。
麻酔がかかってるので自力で歩くのではなく、ストレッチャーで。
その時、吐き気のピークが!!!
ここでは吐きたくない!
顔が真っ白になり、
話しかけられても答える余裕なし。
我慢してたら、スッとひきました。
分娩室に入って15分。
いきみを2回やったら、スルリと赤ちゃんが産まれました。


今回は夫が立ち会いができたので、
二人で泣いて喜びました!
出てくる瞬間をしっかり見られて会話までできたのは無痛分娩の良さだと思います。


出産後は、産まれたての息子が酸素吸入をしたりして、慌てましたが、30分で落ち着き、カンガルーケアもできました。


入院期間は陣痛室に入ってから4日。
産後は3日で退院でした。
それまで、助産師さんが授乳のケアや身体のことなど相談に乗ってくださって、細やかに対応してくださいました。

そして、とても助かったのは、夜間に新生児の息子を預けてまとめて寝られた事です。
第一子の時は産院にいた時がいちばん忙しいくらい、夜間授乳にベビールームでミルクを頂いてそこで更に授乳していたので、なかなか身体が回復せず。(一人目だったから、訓練のためだったのかも)


「授乳の間は3時間おきだから、3時間寝られる」と思ってる方、残念ながらそれは違うのです。


*授乳中に赤ちゃんが寝て、右は飲んだけど左は飲んでないからなんとか起こす。
*ミルクを作る。そのミルクをなかなか飲まず、飲むのに30分かかる。
*途中でウンチやオシッコをする。男の子の場合はおむつ替えの途中でオシッコを真上にして飛び散る、片付ける。
*使った哺乳瓶を洗う。次回のセッティングをする。
*母乳でパジャマが濡れて風邪をひきそう。着替える。

そんなこんなやってたら、3時間は2時間になり、1時間になり、もはや次の授乳時間!
寝られんーーー!!!
なんてことも。



自宅に帰ったら、
寝られなくなるんだから、
ここでは無理をせずにしっかり身体を休めて。
よく寝てね。
というのが東京マザーズクリニック。
(経産婦だからかもしれません。あくまで私の場合)


ベビールームに自ら足を運ぶのではなく、
部屋まで赤ちゃんを連れてきてくださいます。


これでだいぶ体力が回復しました。
まとめて寝られるというのはどんなに素晴らしいことでしょう!!!!


「お母さんなんだから頑張れ!」なんていう人は一人もおらず。
「頼ってくださいね」「無理しないで」と優しい言葉ばかりで、助産師さんが天使に見えました。


そして、最後に食事!

野菜たっぷりで栄養バランスがとてもいい上に
とても美味しい!
レシピをつけてくださってるものもあります。



三食美味しいごはんに、
おやつまでついて、
天国でした。
ご褒美の気分。

コロナ禍の影響で家族との面会NGだったので、
夫や上の子と会えず寂しかったけど、
これはこれで身体を休めることに注力できたのでよかったと思います。



痛い、怖いという思いがほとんどなく、
出産前後をサポートしてもらいながら楽しく過ごせました。

「出産は感動した」「いい産院だったなぁ」と、将来振り返ってみても思うことになると思います。

育児という大海原の冒険に、良いスタートをきれたのは、東京マザーズクリニックのおかげだと思います。

すこし、帰宅した後は、
世田谷区の産後ケアセンターにお世話になる予定です。
そのレポートはまた後日!