InstagramでSTORY(24時間で消えます)をみた香港人Sさんから日本語でメッセージが
ちょっとだけど、広東語で会話できて嬉しい。


Sさん「かわいい。目が大きい」

私 「ありがとうございます。あなたは日本語かけるのね。すごい!もうすぐルルがあなたのホテルに泊まります。よろしくお願いします。」

Sさん「少しだけ知ってる。あなたの広東語のほうがもっとすごいと私は思うよ」
「たくさんの人が広東語は難しいって言ってるもん」

私「あなたの日本語は日本人みたい。すごい。私は日本で広東語を学んでるの。ちょっと広東語話せます。私の先生は香港人です。彼は日本語も話せます。私自身に比べたら、先生の方が日本語の言葉をたくさん知ってるんだ!(←画像では途中で文章が切れてます)」

実際に広東語の先生は私より日本語の言葉を知ってます。「野史」って言葉は先生から教えてもらいました。





会話ができるととっても楽しいです
使いたくなる。

メッセージをくれたSさん、愛犬のルルを預かってくれるペットホテルの女性なんです。香港で「わんこが帰りたがらないホテル」として有名なんです。
香港にわんこ連れで住んでる方はおススメ!
(英語、普通話、広東語対応) 



出産時はSさんに大変お世話になりました。


子どもが生まれるのっていつなのか自分でも全くわからず、生まれる気がしなくて、ソワソワ。
結局予定日から9日超過でした


夫が香港にいるので、帰るタイミングは妊娠直後から悩みのタネ。ルルをホテルに預けてから、帰国する段取りですが、生まれるタイミングがちょうど国慶節で香港の大型連休。ホテルは忙しいシーズン。 

事前に予定日近辺でホテルの予約を入れて、お金も支払ってましたが、なにせ出産は予定できない。深夜かもしれないし、朝かもしれない。いろんな人にあたってみましたが、香港には知り合いも少なく、急に預かってくれる人もいません。


ルルのことは夫婦でとても大事にしてるので、「ルルをホテルに預けてから帰国」を約束。ルルだけを置いて帰るなんてことはできないから当たり前のことなんだけども。


立ち会いは無理だと初めから思っていましたが、もしかしたら、予定日からずいぶん遅れて大型連休中になってしまったからホテルが混んでて、私と子どもが退院してからやっと帰国できるかもなぁとも思っていました。


夫は外国にいるんだから、それもそれで仕方ないと思っていたのです。


破水して入院を夫に伝えたのが、生まれる前日の夜21時過ぎ。ペットホテルの業務時間は終了していましたが、夫はSさんに連絡しました。


夫「妻が産気づいた。明日の朝、ルルをホテルに連れて行ってもいい?」
Sさん「今から迎えにいくよ。22時くらいにあなたの家の最寄駅に行くね。今日は私の家で預かって、明日朝ホテルに連れて行くね」
夫「え?わざわざ今からこっちまで来てくれるの?しかも、家で預かってくれるの?」
Sさん「子どもが産まれるのは急なものです。大丈夫ですよ」 


なんて情がある優しい人なんでしょう。
思いやりのあるまさかの対応に、すごく感動しました。
Sさんは彼と二人で駅まで来てくれたそう。
夫は「せめてこれで良い夕飯でも食べて」とお礼を渡しました。
日本に来られた時はSさんの案内をさせていただきたい。


おかげさまでルルは楽しく過ごし、夫は朝イチの便で日本に帰ってこれて、産まれて24時間以内の子どもを抱っこできたのです。


ルルは過去に虐待されていた保護犬で、その後家族になりました。(ルルとの話)
そんな経緯があって、とても怖がりなのですが、Sさんやスタッフに懐いていて、ペットホテルで喜んで走るんです。家でもそんなに走らないのに。そして、お膝にのせてもらってる。


定期的に夫は帰国するのですが、
その期間ホテルのスタッフがとても可愛がってくれるので安心。

私が妊娠中と出産後に一番辛いのは、ルルに会えないこと。家族と離れたくなくて、香港で産むのも考えましたが、言葉の壁と高齢出産の第一子ということで日本で里帰り出産と決めました。
ルルは香港、私は日本。
夫は時々帰国できるけど、犬は簡単に帰国できない。
5月に香港に戻って以来、会えてません。
私がいない間、夫が毎日散歩に連れていってくれて、とても大事にしてくれてるので、安心。





安心とはいえ、ルルに会いたい。
夫、子ども、ルル、私が揃って暮らせるようになるのは、来年の春くらいかな。
それまで、福岡の実家と東京の義実家に私と子どもは住んで、夫とルルは香港。


妊娠する前の子宮内膜ポリープ切除の手術から、離れて暮らしてるから、もう1年以上になります。手術は東京で、夫は忙しくて帰国できず、義母がずっと傍にいてくれました。妊娠後、1ヶ月の3/4は一人暮らしで、1/4は義実家にお泊り。


実家も義実家も大好きで居心地はとてもよいです。出産で喜んでくれる家族に孫との思い出がたくさんできるのはいいこと。息子のためにも日本にいるのはとても安心。更にはしっかり私のサポートまでしてくれます。


一人暮らしのときは、「夫に食べ物を買ってきてもらう」「家事をしてもらう」なんてことはできず、ほぼUBER EATS頼み 
ありがとう、UBER EATS!!
夫の帰国時には夫にいろいろお願いしてました。


ノロウィルスにかかって倒れた時は一人だったから気合いで病院に行ってなんとかしました。心細かった。でも、家族と離れても、日本で子どもを産むのはさんざん考えて納得して、話し合って選んだ道。
私だけじゃない、夫も大変で心細く、大変だったはず。




春に家族揃って暮らせたら、とても感動するんだろな。

やっとホッとするんだろうな。
ルルに会いたい。
息子を早くルルに会わせたいな。