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ふと気づくと本を読んでも、電車に乗っても、誰かと話していてもダイエットにリンクすることを見つけます。そして、考えます。
21才からもう11年目。
それは決してがんばっているのでなく、気づいたら考えてしまう。
ダイエットというフィルターを通じてものを見て、どうしたらもっと簡単に健康やダイエットを楽しく出来るのか、それが頭の片隅に常にあります。

私はとても不器用な方で何でもできるわけではなく、苦手なことのほうが多いです。

自分がドカ食いをしてしまう、めんどくさがりや、不器用だからこそ、わかりやすいダイエット方法やなかなかやせられない人のメンタルなどを分析して改善策を提案できるように思うからこの性格をそのまま受け入れています。

人は過去に起きたことに自分で意味づけをするそうです。過去をネガティブにするもポジティブにするもその人次第なんですって。


「太っていたこと」はやせる前まで私にとって最低な嫌なことでした。
しかし、やせてダイエットの指導者になって「太っていたこと」は私の人生で大きく意味があることとなりました。もちろんポジティブなこととしてです。

太ってやせられなくて泣いていた日々があるから、現実を直視する機会になって自分のことを深く知って受け入れられたからとても幸せです。そして、太ってたからこそダイエットコーチという仕事を創れた。


当時は何もしないでやせている人がうらやましかった。。。
「やせてたらショートパンツ履くのに」「やせてたらもっと明るい性格になれるのに」
「やせてたら毎日楽しいのに」そんな風に数年毎日を過ごしてハタと気づきました。

「いつまで言ってんだ。やせてたらって言ってる間に人生終わっちゃう。」


【最悪な過去だから仕方ない】と思って何もしない。現実から目を背けてることによってずっとその未来をたどるのか。
それとも「この過去があってよかった」と未来の自分が笑うのか。
どちらかを知らず知らずに自分が選んでいます。
そして、どちらになるかは「今」にかかっています。
ライフスタイルを変えるには覚悟がいります。
ダイエットのトレーニングや食事よりも現実を直視して自分を変える決意をするほうが辛かったように思います。
今までのほうが楽に決まってるから。
もちろんやせはしないけど成功も失敗もなく安定しているからラク。
変えたら見通しが変わるかもしれないしリスクが発生します。
それでも変わろうとする人には次の扉が待っています。

私は変わる決意をしてやせて、たくさんの扉が開きました。
ミス日本やモデルの仕事、ダイエット指導の仕事、尊敬できる友人との出会い、ファッションやメイクを通じてキレイのブラッシュアップなど。


人の強みというのは劣等感のコンプレックスを覆そうとするところからもできるみたい。
知り合いの筋肉隆々のトレーナーさんは「子供の頃からだが弱くていじめられてて強くなりたかった。めがねでのび太くんみたいだった」から身体を鍛え始めたそうです。今の姿からは想像もつかないお話でした。


やりたいことっていうのはなんとなく生きてて突然降ってくるようなものじゃないです。
自分の苦手やコンプレックスなどを乗り越えたり、好きなことを追求しているうちにぼんやりやりたいことの輪郭が見えてきます。
私の場合はダイエットでしたが、良いことも嫌なことも含めて今を一生懸命生きているうちにそれが未来の仕事になることもあると思います。


就職活動時に「大学生活で印象に残っているのは?」と聞かれて「ダイエットしました!!」と大真面目に返答していましたが今考えたら笑ってしまいます。ミス日本よりダイエットをアピールしてた時点で私の未来は決まっていたような気がします。


こうしてダイエットやダイエット指導のことをふとしたら考えているのはずっと続くのかもしれません。自分が信じる最善の道を進むことが未来の笑顔につながるような気がしています。


未来よりも過去よりも「今」が一番大事です。
他人は自分を変えてくれません。
変える知識や方法を伝えても実行するかしないかは自分が決めます。
今まで無意識にしていた選択を止めて、自分がどうしたいか考えて選択すること。 
これはダイエットにおいて特に重要なこと。


さあ、あなたはどうしますか?