今日はすこし真面目に
ダイエットコーチという仕事のことをお話します。


仕事に関して、
インタビューなどを受けるときよく聞かれるのが
「次の展望は?」
「もっと仕事の幅を大きくしていくのですか?」
のようなこと。


それに対しての私の答えは「今は大きくしたいとは思っていません。」



知名度があがることでダイエットに苦しんでいる一人でも多くの方に正しいダイエットが伝わるなら頑張るけれど、それ以外に大きく展開しようと思っていません。



理由は一つ。
心を込めて仕事がしたいから。その点に関してはストイックかもしれません。



マザーテレサの言葉で大事にしているもの。
「大切なことは、たくさんのことを成し遂げるでも、何もかもすることでもありません。大切なことは何に対しても喜んでする気持ちがあるかどうかなのです。」

今後自分が進んでいくステージの中で、
現時点での自分が心を込めてできる範囲の仕事をしたいのです。

自分のキャパシティ以上の仕事は心を込めてできないから無理はしません。



現在、桜梅桃李の常駐スタッフは私を含め二人。
非常勤が一人。

サロンは場所も非公開です。
パーソナルトレーニングの予約をして下さった方で順番がきたら初めてお伝えする方法をとっています。

不器用なやり方かもしれませんが、それも心を込めて仕事ができる現在のキャパシティが基になっているからです。


ダイエットコーチという肩書きは私が作りました。


大好きな仕事で、
天職だと思っています。


私のダイエットレッスンのやり方はカウンセラーに近く、栄養と運動の知識と実践を積んで総合的にお客様を分析してお客様自らが進んで動くようにしてゴールに導く必要があります。
私は6年修行&実践を積みました。

とてもやりがいはありますが、正直言って大変な仕事です。


平日は休憩時間はあるものの私の仕事の時間は10時から23時まで、平日は友人と食事に行ったりはできません。
休日はイベントの仕事も入ります。
パーソナルトレーニングはとても集中するので場合によっては疲れてお風呂入って寝るのが精一杯。
一日が一瞬で終わります。情報は日々進化するので休日の時間に勉強します。


ダイエットコーチをしたいと仰ってくださる方がいらっしゃるのは本当に嬉しいですが、私は現時点で今の仕事を人に勧めたいとは思いません。
業種としては接客サービス業ですからお客様がレッスンを希望される時間は夜が多いです。
自分の時間の多くを仕事に費やすことができて、楽しいと思える人はなかなかいないと思うから。


そんな生活でも自己管理して自分のスタイルはベストを保つ。
お客様の憧れになる。
ダイエットコーチが太ってたり、言い訳してたら説得力がないです。

相当なモチベーションが必要とされます。


メディアに出るのは仕事の氷山の一角。
ほとんどはパーソナルトレーニングやサロン運営の仕事の割合が大きいです。
どんな仕事も華やかな部分だけではないですね。



「何故ここまでするのか?」というと
「自分がダイエットで変われたから。ダイエットを通じてお客様の笑顔をみるのが嬉しいから」です。



そして、
「自分がお客様だったら、全力をだして信用できる人に教えてもらいたいと思うからいつも全力」です。


興味を持って【行動してくれた方】の力になります。


9年前の太ってた頃の私の理想のダイエット指導者像が現在のダイエットコーチである私を作っています。


自信がなくなったり、心が折れそうになって辞めたいと思ったことは何回もあります。
でも、お客様と支えてくれる仲間のお陰で立ち上がれて今があります。


これからどうなっていくのか想像もつきませんが、
私のダイエットレッスンを受けにいらした方に心を込めて仕事をすることだけはずっと変わらないと思います。