久しぶりの女子会
働き盛り女性4人の仲間。
「なにするー?」とメールでやり取りをしていて
私が「写経行かない?」と言ったら、
「OK!私も写経したいっ!寺、探しとく。」と言ってくれました。

夕食のお店を探すようにお寺を調べる友人プライスレス

ついたのは五反田。
恵比寿の移転前は五反田にありました。
懐かしい町。
なんとここに「薬師寺 別院」があるとのこと。

薬師寺とはなんと奈良の薬師寺です
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毎日(日曜・祝日問わず)午前9時より午後5時まで随時お写経する事が出来て、
予約も必要なく用具も全部準備してあるそうです。
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(以下の写真は許可を得て撮っています)

高校の書道以来だなぁとドキドキしながら、
受付を済ませます。
うかがった日は講和の日だったみたいで100人ぐらいの方がお堂にいらっしゃいました。


友人と一人一人座って待っていたら、
お抹茶と干菓子が振舞われました。
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一息ついたら、写経の準備。
まず輪袈裟(袈裟の簡略版)を首にかけます。

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般若心経を書く半紙を手渡されます。
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お寺の方より「『内からのお清め』と『外からのお清め』をしてお堂に入っていただきます。」との説明。

「内からのお清め」は香辛料でもある丁子を口に含みます。
噛んで口に含んだまま、写経をするそうです。


「外からのお清め」はお堂に入るときに象の形をした香炉をまたぎます。
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いざ!写経!
「皆さんの写経したものは薬師寺に送られて100年以上保管されますよ。」との説明がありました。
「自分の人生より長いんだ。。。」と思い、恐る恐るお堂に。

畳に正座かと思ったら一人一人にイスと机があり、快適。
講和が終わった後なのでざわざわ感は否めませんが。。

以下正直な気持ちです。

実際に書き始め、さぞ心が無心になるだろうと思ったらその逆でした。
煩悩だらけ。
自分で墨をするのですが、薄すぎたり、濃すぎたり。。
にじんで1文字ダメにしちゃったり。
上手く書けたと思っても、筆の先が割れててかすれたり。。

途中からイライラしてきました。
そして、ペンはなんて使いやすいんだと感心しました。

「どうしよう。辞めたい。」なんておもいましたが、
3行書いては1分間宙を見つめていろいろ雑念に耽るを繰り返して、
なんとか半分まで書きました。

同時に書き始めたほかの方々は次々に席を立っています。


なぜこんなに上手く書けないんだろう。
こんなへたくそなのが、薬師寺に自分の人生より長く残るなんて・・・!!
やだなぁ。。

なんて雑念にとらわれていると
ふとある答えにぶつかりました。

「自分の腕どころか筆や墨すら思う通りにならん。いわんや人生をや。」

何事もうまくいくのが当たり前だと思って、
上手くいかないと落ち込んだり、イライラしていた自分を深く反省しました。


昔の日本人は生活で不便なことが多かったから、忍耐の気持ちが常にあったんだなぁ。
自分は忍耐の気持ちが足りないなぁと感じて、
書いていたら上手く書け・・・ませんでした(笑)

そんな簡単にうまくいくもんじゃないや。
また来ようと思って写経を終えました。

気づいたら2時間半も過ぎていました

自分について考えるきっかけになりました。
なんだか心が晴れました。

とても良い経験でした。
もし機会があれば、是非行ってみてください。