「日本人のための宗教原論」小室直樹から | さかえの読書日記

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琴線に触れたことを残す備忘録です。

「宗教の分類には、啓典宗教かそうでないかがある。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教は、啓典宗教だが、仏教、儒教、道教、ヒンドゥー教はそうではない。啓典とは最高教典のことであり、イスラム教のコーラン、キリスト教の福音書がそれに当たる。仏教や儒教にはこの意味での啓典はない。」 また、

「個人救済か集団救済かの分類もあり、キリスト教、イスラム教、仏教は個人救済であるが、ユダヤ教は啓典宗教でありながら、集団救済であり、儒教もそうであるという。」


 理解できたところを少しずつメモっていく。