僕の若い頃は車が必需品だった。
もう30年以上前の話だけど。最後に車を手放してから、もう20年近くになる。

最初に車を手に入れたのは、札幌の大学生時代。忘れもしないトヨタスターレット。FRで1000cc。3ドアハッチバック。中古でたしか20万円。4速マニュアル。軽くて速い。燃費も良かった。

次はトヨタのスプリンター。FFで1500cc。4ドアセダン。中古で35万円くらい。3速オートマ。乗りやすかった。

その次は無職時代にトヨタのタウンエース。7人乗り。FRで1800cc。5速マニュアル。車検切れ寸前で1万円。商用車。

次はスバルレオーネの4ドアセダン。4輪駆動。1800cc。5速マニュアル。外装がボロボロで5万円。登坂力が半端ではなかった。ワイルドな車だった。

まともに働きはじめてからはトヨタカリーナ。FFの1500cc。4ドアセダン。4速オートマ。中古で65万円くらい。大人の車だった。

それからミニに。クーパーは高くてメイフェアに。FF。1000cc。4速マニュアル。正規ディーラーで100万円。これも中古。パワーは全くないけど大好きだった。

そして、結婚のタイミングでトヨタヴィッツを購入。1300cc。4輪駆動でサンルーフとか付けて、新車で150万円くらいだったろうか。4速オートマ。
はじめてエアコン付きの車を手に入れた。

車を手放したのは東京に来て3年目。マンションを購入するタイミングで。大きなローンを抱えるようになったから。

あの頃が懐かしいと思う。
今が悪いというわけではないのだけれども。