横に置くな | Webディレクターの生活

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Webディレクターがデジタルの在り方を考えるブログ。

営業のAさん。

 

しっかり仕事をしてくれそうに見えるし、
実際にコミュニケーションも普通に取れる。


人の良さも感じるのだけれど、

業務のやり取りを続けていくうちに、
「こいつは怪しい」と「思ったように進まない」と
次第に仕事がデキない人に分類されていく。

 

こういった人の共通点。


(1)横に置く
文字通り、横に置くから本当に前に進まない。
全部横に置くことはしないけれど、
自分が苦手なものに対処しようしないから、
状況によっては致命的なことになる。

 

物事の客観的な優先順位ではなく、
自らの能力や気持ちで優先順位が決まてしまう。

 

逆に、上手な人は客観的な優先順位を立てるのが得意。
「やること」を決めると同時に「やらない」ことも明確に決めている。

 


(2)情報を隠す
例えば、関係者が多いメールのやり取りで、
それなりにCCに宛先が入っていたはずが、
いつの間にか、TOでメールを送ってくる。


一斉メールには返さず、

個別電話など公にならないアプローチを取ってくる。

 

これらのアプローチ自体は、
デキる人もテクニックとして活用したりするが、

 

Aさんのアクションは、
何らか気まずく後ろめたい事情に動かされている。

 

(1)(2)は関連性が深くて、
そもそも「横に置く」から、
堂々とやり取りするのが気まずくなり、
隠蔽体質になっていく。

 

何かあっても、

上司を始め、周囲が気づかない、

気づけない環境自体を本人が作ってしまう。

 

逆に、上手な人は、情報はオープンだ。
自分の苦手な分野も敢えて晒して、

周囲の助けも上手に借りる。

 

上司の使い方も上手だし、

何かあれば、

周囲が助けてくれる環境を作っている。

 

どんどん差が開いていく。

 

こういう特徴の人、
自社でも見つけることができるが、
仕事でご一緒する他社さんでも、
何人も見つけることができる。

 

若手もいるし、
中堅もベテランもいる。

 

優良可で分類するなら、
完全なる不可ではないのだけど、
可か、可の下。

つまりB郡である。

 

勿体無いなと感じる。

 

ベテランになればなるほど、

周囲も注意ができなくなるから、

若手のうちに矯正していこう。