ディスカッションやプレゼンテーションの中で、
「(自身の)体験を語りなさい」と
しばしば言われる。
前提知識となる
一般論も大切になるが、
ストーリーの随所に
「体験」を織り交ぜることによって、
具体性と説得力が増すという話だ。
例えば、
SNSの一般的な重要性を述べたうえで、
自身が使用しているアプリを利用者視点で語ったり、
自分の子供が使っている様子を語られると、
聞き手も、具体的なイメージがしやすくなる。
こういった自分の体験を
ストーリーの中に
取り入れることが上手な人ほど、
話が上手い。
提案であれば通りやすくなるし、
周囲の理解も得やすくなる。
しかし、今回着目したいのは、
その体験の鮮度だ。
IT/Web/広告の世界は、
普遍的な常識もある一方、
頻繁にアップデートが必要だ。
一連の現象の中に、
自然に、利用者、
生活者視点になり得た事象も、
惰性化した瞬間、
過去の体験でしか語れなくなってしまう。
・ゲームをほとんどやらない人が
SNSゲームの企画をする、
・仕事も日常もPCばかりの人が
スマホの設計をする
・SNSで発信しない、
アカウントさえ持っていない人が
SNSの企画をする…
冗談のようで、
全て業界内で実在する話だ。
話上手でも、
古い体験しか語れない人は、
要注意だ。
最新の動向を
自身の体験で語れるか?
自戒を込めて、
自分自身にも問いかけていきたい。