ひき続き、春の小春日和。
府中運転免許センターにて
シュミレーターと思ってたが、
実際には運転免許証センター界隈のビデオ画像。
ブレーキを踏み込む時に素早く反応できるかどうかのテストです。
視界の広さを確かめる、また反射神経のための検査らしい。
画面上のあちこちに赤いポッチが出てくる
(目が、目が、目まぐるしい…)。
ちなみに東京の人ならわかると思いますが…
(画面は府中界隈の道路、あの時は東八道路でした)
何の音かわからなかった。今も何の音なのかわからない。
シュミレーターの作動音だと思うが非常に大きな騒音。
カツン! カツン!
カツン!
ブレーキを踏むたびに
何度も何度も出てくる。
時には、2~3秒もしないうちにカツン!という音が続く。
(当時音に関しては敏感なのですごく辛かった…)
まだ~?…。まだこの音続くの⁉︎
もうダメ! 終わってくれ~。
自分的には10分のテストなのに1時間運転したような気がした。
遂に終わった。
脱力感!
すぐに教官から結果を報告してくれた。
「お疲れ様でした。」
「たった1箇所だけブレーキのタイミングが遅いところがありましたが、何も問題ないです」
ほぼ3か月に登る僕の免許更新作戦が終わった。
案ずれば生むが易し、という言葉どおり念願の免許証は手に入れた…。
◆
めでたし、めでたしとは思えない…。
僕がブログで書きたいことは
先日6月30日のブログ
『医師との信頼関係って!?』
で同じことをもう一度言いたい。
今でも僕は自動車に乗ってません。
どうしても、交通事故で人に迷惑をかけるのが怖いので。
それが一番の理由です。
2年前東京池袋で親子が死亡した他計7名重軽傷を負った事故。
(ついこの間判決が出ましたね…)
被害者も高齢の加害者も
胸が痛いほど締めつけられる。
だから
一昨年の免許更新は
手放しでは喜べませんでした。
免許証は持っておきたい!
でも運転はしません…!
★次回以降も毎週月曜、金曜に更新いたします。
≪参考文献≫
◎The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine2019 年 56 巻 10 号
脳損傷者に対する自動車運転再開に向けた指導 渡邉 修 p. 807-810
もし、今後同じような心配を持たれることもあるかと思い
その時調べたことを書き残しておきます。
◉2014年6月の道路交通法の改正で、一定の病気(統合失調症、てんかん、再発性の失神、無自覚性の低血糖症、躁鬱病、睡眠障害、脳卒中、認知症、アルコール中毒者など)にかかった人は、公安委員会へ質問票や報告書の提出が必要になりました。
◉ちなみにある文献には脳損傷によって自動車運転事故の危険性は増すとする報告がある一方で、一般の事故発生率や非脳損傷者の比較で有意差が無かったとされる報告もあり明確なことは分かっていません。
◉てんかんの発作は道路交通法において基本的に2年以上てんかんが起きていないことを確認する。その際、抗てんかん薬を服用しているかどうかは問わない。
日本てんかん協会は「運転に支障を生じるおそれのある発作が2年間ない」が運転再開の条件と書かれています。