東洋医学には、舌をみると身体の状態が分かるという『舌診』という診断方法があります。
舌のどのようなことをみるのかというと
色(白っぽい、赤っぽい、紫っぽい、など)
形や状態(大きくてはれぼったい、薄い、表面に亀裂がある、表面に潤いとツヤがある、端に歯型が付いている、など)
動き(動きが悪い、震える、チョロチョロ出す、口の周りをよくなめる、真っすぐに出せない、など)
苔の色や状態(白い苔、黄色い苔、苔がない、苔が沢山ついている、など)
舌の裏側の血管(黒っぽい色でないか、血管が膨らんでいないか、など)
どこの臓腑からのサインなのか(舌の各部と臓腑は繋がっています)
これらのサインをみて、身体の気・血・水のバランスがどのような状態なのかを紐解いていくんですね。
内臓を見ることは簡単にできませんけれど、舌はすぐにみることのできる部位、日々の体調チェックにもとても役立ってくれるんですよ♪
理想の舌は、
ピンク色でツヤがあり、うすーく白い苔ありです。
【薬膳】zoomカウンセリングでも、舌診はしっかりとさせて頂いています。