私自身、少し前から症状として出ているんですけれど…
話している途中で声がかすれること、ありませんか。
また、咳は出るわけではないけれど、喉がイガイガするような違和感がある時に「ううんっ」って咳払いをすることも、東洋医学では同じ臓腑のお疲れサインとみるんですね。
気管支、粘膜と深くかかわっている臓腑は「肺」。
「肺」は寒さや熱に弱くて壊れやすく、華奢な臓腑といわれているので、ちょっとしたことも影響を受けやすいんですね。
どのような影響かというと、
空気が乾燥している時⇒身体に入ってくる空気が乾燥しているので鼻や喉の粘膜の水分が奪われてしまう。
浅い呼吸になっている時⇒呼吸が浅くなると肺でのガス交換が上手くいかなくなり、肺の潤いを作る働きがスムーズにいかなくなる。
身体の潤いが足りない時⇒汗をかき過ぎる場合、水分摂取が少なすぎる場合、などがあり、特に更年期以降は身体の潤いが不足しやすい。
などがあります。
なので、今の季節は特に、加湿器を使ったりちょこちょこと常温以上の水分を摂って保湿をしたり(がぶ飲みしないように注意してくださいね)、深呼吸を意識したり(深呼吸は一年中意識をしてほしいですけれど…)、身体の潤いを補う食材を取り入れて頂けたらと思います。
食材では、山芋、エリンギ、白きくらげ、牡蠣、ぶり、鴨肉、豚肉、鶏卵、などがおすすめですよ。
今は土用の期間ですので、よ~く噛んで頂いてくださいね♪