東洋医学では、心と身体は繋がっているといわれるのですが、
抱えやすい感情
で負担のかかる臓腑が変わってきます。
木の臓腑は「肝」ですが、怒り過ぎると負担になります。
火の臓腑は「心」ですが、喜び過ぎると負担になります。
土の臓腑は「脾」ですが、思い悩みすぎると負担になります。
金の臓腑は「肺」ですが、悲しみ過ぎると負担になります。
水の臓腑は「腎」ですが、恐れ過ぎると負担になります。
どうでしょうか、抱えやすい感情があったでしょうか。
この関係ですが、臓腑が弱ることで感情に影響をしていくケースと、感情を抱えすぎることで臓腑に影響をしていくケースがあって、
臓腑か感情か、どちらが先にバランスを崩すかは、人によって状況によって変わってきますが、
個人的には、どちらにしても、まずはご自身の感情に気付くことが大切だと思っています。
何に対してどんな感情を抱いたのか。
私自身、大きく体調を崩した最大の原因は、抱いた感情を「味わったまま」にしていたことが大きかったと思っています。
何度も同じパターンを繰り返し、感情が振り回されている状態だったなぁと。
抱いた感情を味わった後、自分自身に寄り添って、どんなことに対して抱いた感情だったのかを振り返ってみる、これを繰り返しているうちに自分の抱く感情のパターンが分かってきましてね、対処法がみえてきたんですよね。
距離を取る、返す言葉を変える、視点を変える、などをしたりして。
感情が沸き上がるのは自然なことで良いも悪いもありませんので、否定をするのではなく、受け入れて、自分自身で方向性を変えると楽になれたと感じています。
自分自身でコントロールをしていく。
気(エネルギー)が十分にあると、より楽にできますよ♪