昨日のテレビ番組で、自律神経の整え方を色々ご紹介されていたんですけれど、ご覧になられた方はいらしゃるでしょうか。
私自身はとても興味がありましたのでね、観ました♪
その中で、一番印象的だったのが、自律神経のバランスを整える機能が20歳を100%とすると、40歳ではどれくらいになるのか…というお話。
ちょっと驚いたんですけれどね、
2分の1、約半分になるとのことでした。
(50歳では20歳の時の3分の1、60歳では20歳の4分の1だそうです。)
そんなに減るとは…なんですけれど、東洋医学でも40歳を迎える頃というのは身体の変化の時期として考えていますので、そうだよなぁと納得したところもありました。
東洋医学では、私達は生まれてくるときに両親からもらった気(生命力)を先天の精、その後生きていく中で作っていく気(生命力)を後天の精としていて、先天の精と後天の精を使って生命活動をしていると考えていますけれど、
この、両親からもらった先天の精は、40歳を迎える頃には使い果たしてしまうといわれています。
もちろん、人によって生まれ持った精の量が違いますし、40歳を迎える頃までにどのような生活を送っていたのかということも関係しますので、個人差はあるんですけれどね。
でも、これって言い換えると、先天の精を大切に使い、併せて後天の精をしっかり作ることができていると、急な身体の変化を招かないともいえるんですよね。
私は、それができていなかったので40歳頃から不調が出たわけですけれど…。
ですので、40代を元気に過ごすためには20代、30代には
無理をしすぎない(先天の精を大切に使う)
胃・脾の養生をして気・血・水をしっかり作る(後天の精を作る)
ことを大切にして頂きたいですし、
私も含めて50代以上の方は、後天の精をしっかりと作れる身体に整えることが大切なんですよね。
今は土用の期間ですので、胃・脾の養生をされている方が多いと思いますけれど
できれば、胃・脾の養生は一年を通してされるのがおすすめです♪