皆さんこんにちは
10月があっという間に終わってしまって今年も2ヶ月を
きりましたね
以前に夜勤の入り明けルーティンの記事を書きましたが、
今回は夜勤中にどんなことをしているのか書いてみます。
業務内容や夜間にしている検査は病院によって違うと思いますので、自分がやっていることについて書いていきます。
まず私は前も書いたとおり昼間は輸血や尿検査が中心です。
夜勤で主にやっている検査は
☆生化学検査
☆血液学検査
☆血液培養のグラム染色
☆心電図検査
☆尿検査
☆輸血検査
です。
尿検査と輸血検査は昼間の仕事として詳しく書いた記事があるので今回は省きます。
まず生化学検査と血液学検査ですが、採血された血液を使用して機械で生化学項目を測定します。
そして測定結果を見て再検査するかどうか、機械が出した数値が正しいかの判断をします。
血液培養のグラム染色は培養機で培養された血液をグラム染色と言う方法で染色して顕微鏡で確認して細菌4種類と真菌に分類します。
心電図検査は夜間救急外来や病棟の患者さんの心電図をとりに行きます。
普段は自分の専門外な事もやらないといけないのと一人で全部やっているので本当に忙しいときは休憩も取れないときがあります。
気付いたら4時間くらいずっと色んな検査をしていることも
そして朝になったら病棟の朝の採血が一気に来ます。
多いときで150人分くらい
病棟の検体が来る前にそれぞれの検査機械のコントロールを測定して早出の人が来るまで病棟の検体を処理します。
病院によって忙しさは違うと思いますが、帰る頃にはかなりへとへとになっています。
日祝日出勤も基本的にやることは同じですが出勤者が2~3人いるので分からないこととか困ったことは相談しながらできるのが精神的に助かります。
おまけ ~応援について~
これまで書いてきたように夜勤や日祝日は自分が日頃やっていない検査をしないといけないのでトラブルや分からない事も偶にあります。
トラブルなどは担当者に連絡して電話で指示を貰います。
ただ、緊急輸血などで一人で対応できない場合は応援を呼ばれることもあります。
私も輸血担当者なので何回か夜に病院に駆けつけたことがあります。
臨床検査室の仕事は法律的に臨床検査技師以外の人がしても問題はありませんが、実際に手伝ってもらえるかと言うとそうではありません。
実際は電話で担当者を呼んで応援に来てもらうしかありません。
なので逆に出勤していなくてもいつ応援要請の電話がかかってくるか分からないので輸血担当者以外が夜勤や日勤の場合は特に携帯をなるべく持ち歩くようにしています。
以上、臨床検査技師の夜勤についてでした。