@初めに
・この物語は作者の空想の思い付きにより作成されております。
なので、非現実的要素が含まれている場合もありますのでご了承ください。
苦手な方や興味の無い方はGOBACKでお願いします。
お読みになられて気分を害されても責任は持てませんので(^▽^;)
・全てに関して現実世界の実際の出来事、人物、等とは一切関係ありません。
上記内容ご理解頂いた上でそれでも良いよと言う心優しき方は先に進んでください。(物好きとも言う........あ)
一通り巡回を終え異常が無い事を確認すると
警備室に戻り、後輩と休憩を交代する。
....「ただいま、特に異常は無いようだね。そろそろ交代の時間だ、ゆっくり休んだら良いよ」
..「うぃっす。お疲れっす。こっちも異常無しっすね。.....もうそんな時間っすか?早いっすね」
時間を確認しながら、ファーっと欠伸をしながら彼は言う。
それじゃ、と軽く会釈をすると彼は仮眠室へと向かう。
....「......あ、先輩?」
....「ん?」
...「...いや、何でもないっす。....いつもありがとうございます」
そう言うと彼は仮眠室のドアを閉める
僕は一瞬「何を言おうとしたのかな?」と思ったけど、特に大した事ではないだろうと軽く肩を竦め勤務に戻る。
.............
『お疲れさまでした~。」
朝になり引継ぎ等を終わらせると僕たちは警備室を後にした。
...「先輩、この後何かあります?」
...「いや、特には...」
「それじゃ、朝飯、何処かで一緒にどうっすか?」
....「あぁ、いいね」
そんなわけで僕は後輩と朝食を一緒に食べる事になる
とは言え早朝からやってる所は知れてるわけで、いつも行っているファーストフーズ系の店に寄る事に......
..........良く晴れた平日の朝、僕は気づいてしまった。.........
ここはいつもと何ら変わり映えの無い世界........のはずだと思っていた。.
確かに全てがいつもと同じ、職場も、人々も......
ただ、この世界には「感情」と言う物が無いようだ
いつもの世界を丸ごとコピーしたようなそんな感じの世界
何故なら、さっきから感じていた少しだけの違和感
それは、僕以外の人々から本来人としての伝わって来る波動が感じられない
まるで、何かに映し出されているようなそん感覚....
.....「この感覚が本当なら僕は......」
僕は多分昨日見たであろう「嫌な夢」の事を思い出す。
...「あれが事実なら、ここは......鏡の中!!!!?」
..「先輩?どうかしたんすか?」
..「....いや、何でもない」
今度は僕が少しの動揺を悟られないように振る舞っていた
不思議な事に彼からは人としての普通の波動を感じる気がする
でも、それが何故なのかはこの後直ぐ知る事になる
~続く~