【行き成り始まる物語~第一章~ 武装警備隊 第六話】 | ANOTHERWORLD♪~EIMIE的日常!?~

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画像はイメージです。

 

 

 

 

『はじめに』

★この物語は作者の空想により創られたものです。

完全フィクションにつき、実在する作品、出来事、人物、関連事項等々一切関係ありません。

また物語の流れ上若干不適切な言動が含まれている場合もあるかと思います。

この物語は登場人物の設定以外のシナリオ設定は設けておらず、即興的流れで展開していきます。

上記内容苦手な方ご理解いただけない方は申し訳ございませんGO!BACK!でお願いします。

それでもいいやと言う心優しき方(物好きとも言う...ぁ)はよろしくお願いします。

(但し、お読みになって気分を害されても責任は持てませんので自己責任でお願いします。)

 


(今後の参考までに、こんなキャラや展開があったらいいかも?等のリクエスト等ございましたら。メッセージやコメントで頂けると嬉しいです。但し、作者はイラスト等は描けませんので文字のみの創作になりますm_ _m)

 

 

物語のあらすじ、登場人物の紹介等はこちら

 

第五話はこちらから

 

 

≪第六話 獣人のチカラ≫

 

屋敷________

 

玄人「りゅうのすけ、無事だったんだ.....良かった」

美空「心配したんだよ....」

めい「りゅうちゃん......良かった」

あつし「りゅうにぃちゃん.......(安心したように微笑む)」

りゅうのすけ「........みんな、ごめんね、心配かけて......(少し申し訳なさそうに......)」

夢花「......そうだ、みんな、おやつのパンケーキがあるんだけど食べようか?」

子供達「パンケーキ!?食べる食べる~」

夢花「よーし、それじゃ、皆支度して」

子供達「はーい」(夫々、おやつを食べる準備を始める)

りゅうのすけ「......ゆめかおねえちゃん......(鞄から何かを取り出し)これをどうじょうにわすれて.....これは、やつがれにとってたいせつなものだから、どうしてもじぶんでとりにいきたかったんだ」(それはりゅうのすけの守護神の黒龍が彫られた短刀だった)

夢花「......!.....これは、りゅうのすけ達がここに来た時に総司令官が皆の護身用にと渡してあった物だな」

りゅうのすけ「(.....こくりと頷き)これはおまもりとしてだいじにしてるんだ、だから...」

夢花「......(軽く微笑み)そうか、大事な物だものな......

でも、これからはもし何かを忘れてしまっても一人で行こうとしないで誰かと一緒にいくようにな」

りゅうのすけ「......はい!」

子供達「りゅうのすけも夢花お姉ちゃんも遅いよ~、早く早く~」

夢花「....はいはい....行くぞ、りゅうのすけ」

 

抜け道_____

 

類「久々に獣の能力(チカラ)を使うのでちょっと手間取ってしまってな。」

翔「......(軽く微笑み)それじゃ、オレも.....」(黒鷹の羽が背中に現れる)

アロン「俺も忘れてもらっちゃ困るぜ」(背中に白い烏の羽が現れる)

類「チカラがまだ完全に覚醒出来てないのでそう長くは邪鬼の動きを止めては置けない、今のうちに片づけよう」

邪鬼「...........」(一瞬止まっていた体が少しずつ動き始める)

類「.....!....不味い、動き始めたぞ」

翔「よっしゃ、行くかー!」(封印の剣を二本取り出し一本はアロンに投げ渡す)

アロン「....!.......おう!」(剣を受け取り構える)

類「行くぞ!」(金色の剣を取り出す)

 

三人一斉に飛び上がり、邪鬼を囲むように宙を飛ぶ。

 

邪鬼「ぐるる......ぎぎぎぎ.....」(両腕を振り上げようとする)

 

翔・アロン(邪鬼の左右からクロスするように剣を邪鬼目がけ振り下ろす。

 

翔「そいやーーーーっ!!」

アロン「うぉりゃ~~!!」

 

 

ビュン!と風を切り剣が邪鬼を切り裂く.....

 

邪鬼(剣を受け「ぎゃぎゃーーーーっ」と声を上げる。

 

類「獣術邪鬼封じ」(金の剣を邪鬼の胸の辺りに投げて突き刺す)

 

邪鬼を雷光が包み数秒後に断末魔と共に邪鬼の姿が消え、邪鬼のいた辺りから一匹の蝙蝠と蛙が夫々逃げて行くのが見えた____

 

三人の姿が元の人の姿に戻る

 

類「.......あれが邪鬼の本来の姿か......」

翔「今回のは人工的に創られて奴だから蝙蝠も蛙もその材料にされていたんだろ......」

アロン「.....見ろ、結界が消え行くぞ」

 

三人が居る場所から遠くに見えていた結界のかけられた場所から結界が消え元の状態に戻って行くのが見える

 

村人1「結界が消えた」

村人2「やっと元の状態に戻ったんだ....良かった」

村人たちが口々に安堵と喜びを告げあっている

 

屋敷地下室___

 

玄徳「そうか、ご苦労だったな。.....しかし、りゅうのすけがそんな冒険をするとはな.......」

類「彼に限らず、子供達のチカラが少しずつ強くなってきています。そろそろアレを始めても良い時期なのかもしれません」

翔「......アレって.....アレ?」

類「あぁ.....アレだ....」

アロン「何だよ?アレって??」

玄徳「そうか、判断は任せる。只、アレは結構難しいからな子供達に強い負荷が掛からないように気を付けないとな」

類「はい、心得てます」

アロン「だから、何んっすかアレって??」

玄徳「....いずれ分かる.....では、私はこれで、また何か情報が入ったら連絡する。後は頼んだぞ」

類・翔「承知」

アロン「....あ、ちょっと!」

 

通信が終わると同時にりゅうのすけが入って来る

 

三人「...!.....りゅう!」

りゅうのすけ「...あの.....ご、ごめんなさい.....」(ぺこりと頭を下げて)

翔「.........何の事だ?りゅう」

りゅうのすけ「....え?....」(拍子抜けしたように顔を上げて)

アロン「りゅうのすけは大切なものを忘れて類と一緒に道場に取りに行った。帰りに夢花にあった。」

翔「その途中でオレとアロンが邪鬼と闘っている所に出くわして、類が援護に入りりゅうと夢花は屋敷に戻った」

類「何か問題でもあるのか?りゅうのすけ?」

りゅうのすけ「.............(少し考えて)....いいえ、ありません。....

.あの、パンケーキがあるからたべませんかって、ゆめかおねえちゃんがいってました。いじょうです」(そう言って部屋を出ていこうとして)

りゅうのすけ「......あの、ありがとうございます」(少し早口で言うとちょこんと頭を下げて足早に部屋を出て行く)

 

三人顔を見合わせ軽く笑う______

 

類「さて、私達も行くとするか.....パンケーキを食べに」

 

三人部屋を出て皆の所へ向かう

 

 

其の頃ある場所_______

 

幻魔「あらぁ......邪鬼倒させちゃったわ~.....まぁいいわ。それよりこの星にもいたわね。あたし達の邪魔をする奴が.....

でも、その方が面白いわ。さあ、じゃんじゃん行くわよ~!」(けらけらと笑いながら)

 

雷鬼「はっ!(軽く跪く)」

霊鬼「...........」(何かを考えるように目を細め腕組みをしている)

 

 

第七話に続く