【行き成り始まる物語~第一章 武装警備隊第~第五話】 | ANOTHERWORLD♪~EIMIE的日常!?~

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『はじめに』

 

★この物語は作者の空想により創られたものです。

完全フィクションにつき、実在する作品、出来事、人物、関連事項等々一切関係ありません。

また物語の流れ上若干不適切な言動が含まれている場合もあるかと思います。

この物語は登場人物の設定以外のシナリオ設定は設けておらず、即興的流れで展開していきます。

上記内容苦手な方ご理解いただけない方は申し訳ございませんGO!BACK!でお願いします。

それでもいいやと言う心優しき方(物好きとも言う...ぁ)はよろしくお願いします。

(但し、お読みになって気分を害されても責任は持てませんので自己責任でお願いします。)

 

 

(今後の参考までに、こんなキャラや展開があったらいいかも?等のリクエスト等ございましたら。メッセージやコメントで頂けると嬉しいです。但し、作者はイラスト等は描けませんので文字のみの創作になりますm_ _m)

 

 

物語のあらすじ、登場人物の紹介等はこちら


第四話はこちらから

 

 

 

 

 

≪第五話 小さな戦士≫

写真はイメージです

 

道場にて___

 

夢花「今の所、特に変わった様子はないようだな。」(他の班の隊員達に確認をしながら)

隊員「はい、子供達も全員帰宅させ、一部の講師しか残っておりません」

 

道場では武装警備隊以外の警備隊の隊員達や翔の門下生達も班毎に別れ交代で講師やら指導員として子供達に武術の他に社会的知識等生活に必要な知識等を教えている。それ程大人数ではないが武術は子供達の他に一般の大人も含め希望者に道場で指導している。

 

夢花「そうか。引き続きよろしく頼む、何かあれば武装警備隊に連絡するように。」

隊員「はっ」(軽く敬礼をしてその場を離れる)

 

夢花「裏口の方も見てくるとするか....」(裏口へ向かう)

 

道場裏口____

 

小さな人影が辺りの様子を伺い誰もいない事を確認すると道場の裏口から少し離れた所にある抜け道へと走り去る。

 

夢花「......?...誰か居たような気がするが.......(裏口へやって来て様子を伺う)気のせいだったか?」

 

抜け道____。

 

りゅうのすけ「.......ふぅ....なんとか、みつからずにこれをとりにいけた。はやくやしきにもどろう」

(横掛け鞄の中に何かを大事そうに仕舞うと細い道を走り出す)

 

ひたひたと子供の走る音が獣道のような細い道に響く。暫く行くと少し離れた所から村人の悲鳴のような声が聞こえて来る

 

りゅうのすけ「....!.....」(少し戸惑いながらも声のする方へ向かう)

 

村人1「..........っ...く、来るな....あっち行け」(能力を使って反撃しながら逃げ回っている)

邪鬼「.......ぐるる......しゃーっ....ぐぁー」(村人を追い回す」

村人2「......だ、誰かー、助けてくれー」(助けを求めて叫ぶ)

りゅうのすけ「.....えいっ!」(能力を使い、落ち着ている木の枝を操りナイフに見立て邪鬼に飛ばす)

 

ナイフに見立てた枝が邪鬼の両目に刺さる.....

 

邪鬼「ぎゃぁぁぁーっ!!」(両目を抑えて蹲る」

りゅうのすけ「は、はやくにげてー!!」(村人達に叫ぶ)

村人達「き、君も早く逃げるんだ.....」(りゅうのすけを気にかけながら逃げて行く)

 

邪鬼がりゅうのすけ目がけて飛んでくる

 

りゅうのすけ「.......!.......(咄嗟に目を瞑る)」

邪鬼「....ぎゃ、ぎゃぁっ!」(短く声をあげ弾き飛ばされる)

翔「大丈夫か、りゅう!」(騒ぎを聞きつけ翔とアロンが駆けつける)

アロン「間に合って良かったぜ」

りゅうのすけ「かけるおにぃちゃん、アロンおにぃちゃん!......あぶない、うしろ!」

翔・アロン「「.....!!」」(咄嗟に邪鬼を交わす)

翔「アロン、りゅうを頼む」(邪鬼を引き付けるように走り出す)

アロン「こっちだ、早く来い!」(りゅうのすけの手を繋ぎ邪鬼から離れた場所に移動する)

りゅうのすけ(アロンの手を握り必死に走る)

翔「ほらほら、こっちだこっち」(テレポートで瞬時に邪鬼の周りをあちらこちらに移動する)

邪鬼(よろよろと翔を追い回す)

アロン「いいか、ここに居ろ、どこにも行くんじゃないぞ」(りゅうのすけを木の陰に隠して翔の援護に向かう)

 

屋敷__

 

類「では、奴等はこの惑星の何処かにアジトを構えているという事ですか?」

玄徳「あぁ、だが立入禁止区域の結界は邪鬼が消えれば無くなるはずだ、奴等は別の場所に潜んでいると思われる」

(類が本部との通信をしていると玄人と美空が部屋に飛び込んで来る。)

類「......!....(.驚いて振り向く)如何した?」

玄人「りゅうのすけが居なくなったんだ」

美空「三人で寝ていると思ってそっとしておいたんだけど、今見に行ったら居なくなっていて...あつしとめいが寝てる間に出て行った見たいで....」

類「何!?...総司令!」

玄徳「.....あぁ、話はまたにしよう。早く行け!」

(通信を終えて類が外へ向かう)

類「いいか、屋敷から外へはでるな、後で連絡するあつしとめいを頼む」(玄人と美空に告げる)

玄人・美空「承知!」(軽く敬礼をする。その後ろであつしとめいが不安そうに佇んでいる)

 

類「アロン、翔、聞こえるか?聞こえたら応答してくれ緊急事態だ」

翔「どうした、類」

類「翔か、りゅうのすけが外へ出た、行きそうな場所を探してくれ、私も心辺りを探してみる......」

翔「りゅう、ならもう見つけた、今アロが安全な場所に連れて行ってる。それとこっちに邪鬼がいる、今闘ってる所だ」

類「何だと!...場所は........あぁ、分かったすぐ行く。」

 

抜け道____

 

アロン「....くそっ、これじゃ何時まで経っても埒が明かねぇ...」(邪鬼の攻撃を交わし乍ら)

翔「......後ろの羽の間に弱点がある筈なんだけど確認さえ出来れば.....っ!」(こちらも攻撃を交わし乍ら)

夢花「.....今日は抜け道を通って帰るか...(仕事を終えて屋敷に向かっている)..........!......あれは!?」

 

(邪鬼と闘っている翔達を見かけて援護に向かおうとして、何かに気づく)

 

りゅうのすけ「....!.....夢花お姉ちゃん!」(りゅうのすけが夢花に気づき駆け寄って来る)

夢花「......りゅうのすけ.....どうしてここに....?」(驚きりゅうのすけに駆け寄る)

りゅうのすけ「おにぃちゃんたちが.......」

夢花「あぁ、兎に角ここから離れよう」(りゅうのすけを連れて邪鬼に気づかれないように屋敷へ向かう)

翔「.....!.......(夢花達が屋敷に向かったのに気付く)....アロン、俺が気を引くから奴の背後に回ってくれ」

アロン「...おう!.....ん?(夢花達の姿を遠くに見つける)」(安心したように軽く笑みを浮かべ邪鬼の背後へ移動する)

翔(立ち止まり邪鬼を挑発するような動きをする)

邪鬼(一瞬キョトンとしたように動きが止まるが直ぐに翔に飛び掛かろうと羽を大きく広げる)

アロン「......!......そこか!(邪鬼の羽の間に何かの刻印のような印が見える)これでも喰らえ!」

(邪鬼の背中の印に両手のリングを合わせて造り出した光の剣を突き刺す)

邪鬼「ぐわぁぁぁーっ」(悲鳴を上げると共に邪鬼の動きが止まる)

翔「やっと止まったか、後は封印するだけか」(そういいながら封印するための剣を取り出そうとした時)

邪鬼「ぎゃぁぁっ」(再び暴れ出す)

翔「バカな.....動きが封じられないだと!?」

アロン「......まじかよ....っ」(邪鬼の尻尾が腕に当たる)

翔「...!.....アロン!(駆け寄ろうとするが邪鬼に邪魔され行けない)....っ」

アロン「.....大丈夫だ、気にするな」(体制を整えながら)

 

二人が苦戦していると突如頭上から雷光が落ちてきて邪鬼の背中を貫く

ギャーッと言う叫びと共に完全に邪鬼の動きが止まる

類「二人とも待たせたな」

 

雷光が治まると金色の狐の獣人の姿の類が其処にいた____

 

第六話に続く