Aston Martin DBS by Tamiya in scale 1/24
(最初の記事→【製作記 タミヤ アストンマーティン DBS (0)】)
前回までに内装の大まかな塗装は終わりましたが、今回は細かいところの塗り分けを仕上げていきます。
まずはセンターパネル部分にあるツマミやダクトなどの塗り分け。
丸いツマミのフチやクオーツ時計のフチなどをシルバーで塗るためにマスキングしていきます。
米粒よりも小さい円なので、円形マスキングシールをフル活用します。
こういうところは円形マスキングシールがなかった時代は筆塗りですませたかあきらめたところ。円形マスキングシールのおかげサマサマ、テリマカシ。
円形以外のところは適当にテープで埋めていきます。
エアコン吹き出し口のところは細切りのテープで輪郭を作っています。
細かいマスキングとなるので、マスキングゾルを使うことを前提のテープの貼り方をしています。
こういう細かいマスキングの時は、テープで全てマスクしようとするとどうしてもテープとテープの間にスキマができることが多いので、テープだけに頼らずゾルを使います。
あえて細切りテープや円形マスキングシールのまわりをあけておいて、ゾルを塗りやすくしておきます。
ゾルは面相筆を使って塗っています。
Exシルバー(ガイア)を塗ってマスクを剥がすとこんな感じ。
なおマスクを剥がす前にExシルバーは完全に乾かします。
そのほか、センターボックスにワンポイントあるシルバーのラインや、ドアパネルのアームレストをスターブライトアイアン(ガイア)で塗ったりしています。
アームレストのクッションは内装と同じ革の色ですが、アームレスト本体はカーボンでできているようで、その再現としてのスターブライトアイアンです。
画像ではちょっとわかりにくいですが、アームレスト前方に黒いクラスタースイッチのエッチングパーツを貼っています。
ディテールアップパーツの説明書では左に貼る指示でしたが、今回は右ハンドル仕様に改めているのでクラスタースイッチも右側に貼ります。
ちょっとこれも画像がわかりんくいですが、これはサイドブレーキのパーツで、下をナナメに削っています。
本来左側に接着するパーツでしたが、右ハンドル仕様なので右側に接着します。
そのままでは接着できないので、フロアの形状に合わせて、現物合わせでナナメに削っています。
組み立てていくとこんな感じ。
サイドブレーキはこんな感じで右側におさまります。
エッチングパーツのペダルも本来左側に接着するものを右側に持ってきています。
デカールはまだ貼っていません。
メーターパネルやスピーカー5箇所、そしてシートにあるDBSのロゴのデカールを貼る必要があります。
接着は全てゴム系接着剤のGクリヤーを使っています。
一方ボディはクリアーを重ねています。
夏なので気温が高く、とても塗りやすい季節です。
私のプラモ部屋にはエアコンありません。なので部屋の温度は上がりまくりですが、塗装がすぐに乾くのはとてもやりやすい。
ここまでの画像は2回クリアーを重ねたところ。
ここからは3回重ねたあと。
画像で2回と3回の違いはわからないかも。
といっても、実物を見て「これが3回目だ」とわかるわけではないのですが。
エア圧は高めで、希釈は少し薄め。
エア圧を高めにすることと、希釈を薄めにすることは、ともに吹き付ける塗料の粒子を小さくするのに寄与します。
今回は以上〜
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