Aston Martin DBS by Tamiya in scale 1/24
(最初の記事→【製作記 タミヤ アストンマーティン DBS (0)】)
ボディの研ぎ出しをしています。
少し時間をかけながら進めています。
研ぎ出しが苦手、という人はたいてい、短時間で終わらせようとしていることが多い気がします。
研ぎ出しは、やっていることは塗装表面を削ることなので、削り過ぎれば当然クリアー層が削られてその下の層がでてきてしまいます。
研ぎ出しを失敗しないというのは、まさにそういった地雷をいかに踏まずに終えられるかというところにあると思います。
ではいかにして地雷を踏まないようにするか。
それは結局一歩一歩確認することに尽きると思います。少し進んだら確認、少し進んだら確認、という具合に。その確認頻度を多くすればするほど失敗は少なくなります。
しかし確認頻度を多くすると、それだけ時間がかかり、集中力の持久力が試されます。
そんなわけで私の場合は、なるべく何日かにわけて研ぎ出しをするようにしています。
長時間作業をしているとどうしても集中力が切れてきます。それをそのまま作業を続けるとろくな結果にならない。
なので1日に何時間も研ぎ出しを続けるのではなく、1〜2時間したら日を改めるようにしています。
日を改めると、作業したところを客観的に観察できるようになるというメリットもあります。作業をしている最中というのはどうしても主観的になるので、よしうまくいった、と思いがち。そういったバイアスがかかりやすいというか。でも翌日確認したら思ったよりそうでもなかった、というのはよくあります。
バイアスなしで客観的に自分の作ったものを見られるか、というのは、なかなか大事なスキルだと思っています。(これはプラモに限らず仕事とかでもそうなのですが。)
展示会などに足を運んで他の人の作品を見るといいというのは、一つにはそういったスキルを養えるからという側面もあると思います。
他人の作品は自動的に客観的に見ることができます。なので作品を客観的に見るというのはどういうことなのかというのを体験できるわけです。
一度に全体を磨こう、と考えるのではなく、基本的にはエリアごとに区切って詰めていくという考え方で進めます。
道具的な意味での研ぎ出し手順は、2000番のスポンジヤスリ→6000番のラプロス→8000番のラプロス→フィニッシャーズのコンパウンドミクロHG→ハセガワのセラミックコンパウンドの順に進めます。
このうち最初の2000番のスポンジヤスリは全体をざっとかけてしまいますが、6000番のラプロス以降の手順はエリアごとに進めています。
つまり、エリアごとに区切った小さい範囲で6000番ラプロスからセラミックコンパウンドの手順まですすめてしまい、終わったら次のエリアに進む、という感じです。
というわけで研ぎ出しはまだまだ続きます。
今回は以上〜
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