製作記 ハセガワ 1/24 フェアレディZ Z32 300ZX 2by2 (2) | プラモ日記 青22号

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日々のプラモ製作の記録です。

 

ハセガワ 1/24 フェアレディZ Z32 を作っています。

Nissan Fairlady Z Z32 by Hasegawa in scale 1/24

(最初の記事→【製作記 ハセガワ 1/24 フェアレディZ Z32 300ZX 2by2 (1)】

 

 

ボディの研ぎ出しがだいたい完了しました。

 

塗装はタミヤ瓶ラッカーのLP-7ピュアレッドを3回塗って、フィニッシャーズのオートクリアーを計4回塗っています。

 

もう少し細かく書くと、LP-7ピュアレッドを1回塗るごとに2000番のスポンジヤスリで中研ぎをしています。当然、下地の白が出てしまうところが出てきますが、そのたびにピュアレッドでカバーしていって計3回。

 

その次にオートクリアーを一回塗った後、デカールを貼っています。

デカールは黒帯とフロントのエンブレム。

 

 

黒帯のデカールはあらかじめニス部分をカットしておきます。

ニス部分のカットはかなりミッションインポッシブルですが、黒帯のデカールは全て直線に印刷されているので、定規を使って慎重にカットすればそれほど不可能という作業でもないです。

 

基本的にミゾに合わせて貼っていきますが、フロントバンパーのところは貼る位置が説明書の図だけではわかりにくいので別途資料を用意した方がいいかも。

フロントだけミゾが太くなっている(※)ので上下どちらのフチに合わせるべきか迷うのですが、下側のフチに合わせるのが正しいようです。

(※)実車がそうなっているため

 

 

今回資料に使ったのはこの本。2008年に刊行された本のようですが、私は6〜7年前に神保町の書泉グランデで安売りしていたのを買いました。

 

1型から最終の6型までの違いが紹介されていて、Z32のことに詳しくなくてもけっこう知識を得ることができます。

 

ちなみにハセガワは今回の1型を皮切りに6型まで全てキット化する構想があるようです。ただし海外仕様は考えてないそうです。(すでに今回のキットに6型のパーツが一部入ってます)

 

 

 

在庫処分セール的な感じで、278円で手に入れたようです。

将来Z32を作ることがあるだろうと思ったので買いました。そしてついに役に立つ時がきたというわけです。

 

東京に行った時はなるべく書泉グランデにも行ったりして、こういった掘り出し物の資料がないか確認するようにしています。

 

 

 

 

デカールを貼り終えたらオートクリアーを重ねていきます。

一回塗るたびに2000番のスポンジヤスリで中研ぎ。

 

塗るたびに中研ぎ、というのはとてもめんどうに聞こえるかもしれませんが、最近私はトータルで考えたらこの方がラクだと思うようになりました。

 

以前は中研ぎしてなかったのですが、最後の研ぎ出しで下地を出してしまうとリカバリーの塗装作業が増えるので、中研ぎしないことは実はそれほど効率がいいわけではないというか。

 

 

 

今回黒帯でわざわざデカールを使っているのは、この細さはやはりデカールでないと再現できないと思ったから。

 

デカール以外の方法としては、マスキングして塗装する方法、エナメルで塗装してハミ出したところを拭き取る方法、つや消し黒フィニッシュを貼る方法などが考えられます。

 

マスキングして塗装する方法は、マスキングした時の塗り分け境界を全周にわたってシャープに塗るのはけっこうなスキルが要求されると思います。

 

エナメルで塗装してハミ出したところを拭き取る方法では、この細さを再現するのは難しいと思います。なぜなら、ミゾのモールドはわりとテーパーがついているので、拭き取り方次第では太くなったりしそうです。

 

つや消し黒フィニッシュを貼る方法だと、単純に貼るのが難しいと思います。つや消し黒フィニッシュは材質的にそれほど伸びないので、ちょっとテンションがかかっただけでちぎれやすいです。また粘着力が強いので、微妙な位置合わせも難しいと思います。中性洗剤を塗るというワザもありますが、いかんせん細いのでいずれにしても難しいと思います。

 

そんなわけで今回はデカールを使うことにしました。

 

 

 

しかしデカールを貼るのも難しかったことは確かです。

やはりまっすぐ貼るのがとくに難しいです。水を多めにつけてまっすぐになるように位置合わせしたとしても、マークセッターなどを塗ったりしているうちに位置が移動してしまったりで、常にまっすぐになっているかチェックが必要です。

 

 

 

デカールの下の気泡を抜くのも、この細さだと意外と難しかったりもします。

実際、今回は気泡が残ってしまったところもありますが、そのままにしてあります。

 

気泡が少しでも残っていると、上からクリアーを塗ると膨らみます。

なぜそうなるのかメカニズムはわからないのですが、経験上そうなります。

 

 

 

最後の研ぎ出しは2000番のスポンジヤスリ→クレオスの6000番のラプロス→8000番のラプロス→フィニッシャーズのコンパウンドHG→ハセガワのセラミックコンパウンドの順で研いでます。

 

最後のクリアーを塗った二日後から始めて、二日に分けて作業しました。

 

研ぎ出しはアマゾンプライムの映画をながら見しながら行っています。

作業中けっこうたくさん見ました。

リーグオブレジェンド(2003)とオールウェイズ(1989・スピルバーグの映画)を見たのですが、前者はショーンコネリーが、後者はオードリーヘップバーンが最後に出演した映画でした。

リーグオブレジェンドは当時ネモズカーとノーチラスがウェーブからキットが出てたなーとか、オールウェイズに登場するA-26(B-26)はハセガワから良キットがあったけど、今はとんと見かけないなーとか。

 

 

 

 

今回は以上〜

 

 

 

 

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