先日横浜で開催されたホビーフォーラム会場で販売されていたPLUSALFAさんのかっぱ式ワイヤーホイール組立キットです。
まだ組み立ててはいないのですが、どんなものかご紹介だけしておこうと思います。
簡単に言うと、これまで再現に苦労していたワイヤーホイールのワイヤー部分を、ホントにワイヤー(実際は真鍮線)で再現してしまおうというものです。
プラスチックの射出成型(いわゆるインジェクション)だと型を抜く関係でどうしても再現性に問題があり、完全に再現するのは不可能でした。
プラパーツ以外で再現するとなると、せいぜいスポークをエッチングで用意するのが関の山というか、それがフツーでした。
ところが3Dプリンターの登場で、金型の抜き方向を気にすることなくパーツを作ることができるようになったため、ワイヤーを通す穴をあらかじめあけた状態のリムを作ることが可能になったのです。
ワイヤーは自分で刺す必要がありますが、再現度はほとんど実物に近いものとなります。
もっとも、金属線を通してスポークにするというアイデア自体は以前からあり、すでに2009年にタミヤが「1/12 ホンダ RC166用ホイールセット」(上写真)という別売りディテールアップパーツとして発売しています。
ただしこちらのリムはアルミ削り出しによるものです。
価格は約6千円です。
3Dプリンターを使わなくても横穴のあいたリムを製造することはできる、というわけですが、そのかわり価格はなかなかいい値段になってきます。
一方PLUSALFAさんの組立キットは税別で3500円です。
てなわけで、真鍮線は自分で用意しないといけないので、取り寄せました。
太さ0.2mmという、なかなか細めの真鍮線を使うことになっています。
手持ちの真鍮線は何種類かあったのですが、ウェーブの0..3mm以上のものしか持ってなかったので、改めて取り寄せる必要がありました。
ちなみにウェーブが出している真鍮線は最もほそいものが0.3mmで、それ以上細いものは他のメーカーを探すことになります。
私が買ったのはこのテトラ 真鍮線 0.2x250mm 10本入りというものです。
で、真鍮線を取り寄せて開封して説明書を読んだところで終わり。
作業はまた後日します。(しないのかヨ!)