Embraer 175 by Tamiya in scale 1:100
(最初の記事→【製作記 タミヤ 1/100 エンブラエル 175 (1)】)
垂直尾翼は左右貼り合わせの2分割なので、しっかりと接着したら合わせ目を消していきます。
多少段差ができるのでゴリゴリと削っていくことになります。
ラッカーパテも併用。
ある程度合わせ目が消えたかなという段階でサーフェイサーを塗ったのが上の写真の状態。
そこで、浅くなったモールドを彫り直すかとなるわけですが、せっかくなので本キットのエラーも修正していくことにします。
そのエラーというのはラダー(方向舵)の分割線です。
これはアリタリア航空のE175の垂直尾翼です。
❶のところにはリベットとパネルラインはあるものの、ラダーがそこで終わっているわけではありません。
❷の垂直尾翼の頂上のところに切れ込みがあることを見ても、ここまで可動部分であることがうかがわれます。
しかしキットでは、ラダーの分割線が頂上まで続いてないのです。
確かにボーイング747(上の写真)のように、ラダーが頂上までいってない機種も存在するのですが、E175に関してはそうではないようです。
この写真はUSエアウェイズのE175。
旧塗装の垂直尾翼に新塗装のラダーがつけられたものですが、これを見てもラダーが頂上まであることがわかります。
てなわけで、浅くなったモールドを深く彫り直すのと同時に、頂上までラインを延長しました。
もともとあった分割線はそのままモールドとして残しておきます。
彫りなおしたりはしませんが、消す必要もないかなという感じ。
今回は以上〜
次→【製作記 タミヤ 1/100 エンブラエル 175 (8)】