ハセガワの1/200 B737-800 ソラシドエアを久々に再開。
(最初の記事→製作記 1/200 B737-800 ソラシドエア(1)
)
ずいぶんと放置してましたが、久々に再開。
実は気になっていた所があって、そこで止まってました。
モデル自体は順調に製作が進んでいたんですが、デカールが一部どうしても気になっていて、そのまま無視して完成させるか、やはり自分で作り直すか、と考えていたらあっというまに1年が経ちました。ヒエ~
キットのデカールはこんな感じです。
尾翼のロゴはベースカラーをデカールによっても塗装によっても作れるように親切に二つ用意されているというとても丁寧なもの。
しかし、やはりおっきなSolaseedロゴの色が気になります。
実機はここはメタリックのシルバーのようなのですが、デカールではグレーなんですよね。・・・
確かにメタリックのデカールというのは上からクリアーを塗るとシワがよったりして、一発でキレイに仕上げるのはなかなかの困難が予想されます。
ハセガワがグレーで用意した事情もひょっとしてその辺にあるのカナと思うのは深読みしすぎカモですが、面積の小さいドアの下のステップの部分はちゃんとシルバーになっているのですから、少なくとも技術的にシルバーのデカールが作れないわけではなさそうです。
で、ここの部分だけ自分で作り直そうかどうか考えていたのですが、そうこうしているうちに1/144でもソラシドで発売されるというアナウンスがあり、そっちのデカールはどうなっているんだろうと思い、そっちの様子を見てから考えようと思いました。(←この辺、なにを「考えよう」としたのか、今となっては定かではない)
そしたら1/144バージョンも事情は同じでした。(ロゴはグレー)
・・・・・やはり、作り直すか。
となったわけです。
それからさらにしばらくたって、ようやく重い腰を上げてデカールを作り直しはじめたという次第。
私はたまたま印刷会社に勤めてますので、会社のPhotoshopとアルプスのMD-5500を使って作り直していくことにします。
以下の説明はPhotoshopのCS3を使って説明していますが、バージョンはどのバージョンのPhotoshopでも同じことができますし、Photoshopでなくても同様の画像処理ができるソフトはあると思います。
原理がわかれば他のソフトでも応用は可能かと。
さて、まずはスキャナでデカールを取り込みます。
取り込む時の解像度はスキャナの限界めいっぱいまで細かい解像度にしておけばいいでしょう。
ちなみに私が使っているのはCanonのCanoscan8800Fです。
コイツの最大解像度は1200dpiでした。
これをPhotoshopで画像処理していきます。
最終的にはMD-5500で特色シルバーで印刷するので、データを黒100%のロゴにしておかないといけません。
てなわけでとりあえずRGBモードからグレースケールに変換して白黒にします。
でもこれだとバックがまだグレー色で残っているし、ロゴは100%じゃないので、さらに処理を加えていきます。
輪郭をくっきりさせたいので、それに向けて処理を行います。
まず「ぼかし(ガウス)」をかけます。
輪郭をくっきりさせたいのにぼかしをかけるとはこれいかに?と思われるかもしれませんが、デカールをスキャンしたままだと輪郭がギザギザなので、ぼかしをかけていったん輪郭を平均化します。
そして「アンシャープマスク」をかけます。
ここではじめて輪郭がクッキリになるというわけです。
ちなみに、アンシャープマスクをかけるときのパラメータで「半径」などの調節具合によって、ロゴの輪郭が太ったり細くなったりすることができます。
もちろん、調整範囲はそれほど大きくはありませんが、きもち細めたい、といった時は便利です。
でもこのままではバックがまだまだグレーですし、100%に見えるロゴもまだまだ100%でない部分が残っています。
そこでこんどは「明るさ・コントラスト」を使って、バックをホワイトアウトさせます。
てなわけでいっちょあがり。
これをアルプスのMD-5500を使って特色のシルバーでデカールにプリントアウトすれば出来上がりー。
・・・・なんですが、「メタリックシルバー」のインクリボンが今取り寄せ中なので、プリントアウトは次回に。
そんなこんなで今回はPhotoshopを使って比較的お手軽に複製を試みてみました。
実はこのほかにも、Illustratorなどのいわゆる「ドロー系」を使ってトレースする、という方法もあるのですが、時間がかかるのでやめました。
自分で初めから作り起こすのでなくて、今回みたいに元となるデカールがある時はPhotoshopを使う方法で十分だと思います。
今回は以上~。
次→【製作記 1/200 B737-800 ソラシドエア(9)】






