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どうでもいい話から。

星野源さんと安倍総理のコラボの動画ですが、明恵夫人の件と少し似ています。

 

やめときゃ良かったのに…

 

っていう。それだけです。

あの動画によって感染が広がるわけではないから、明恵夫人の件よりはレベルが下がりますが、何でやるかねえ…という。

やっぱりご自身では「人気あるはず」と思ってるのかな?

実際、支持率は40%超ありますからね。

 

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高須院長 安倍首相私邸付近での「金を出せ!」デモに怒り「大馬鹿者!」(スポニチ)

 

コロナ禍による休業などで生活が困難になった人々がこの日、渋谷でデモを決行。「国民全員に現金給付を」「金を出せ!」と声を上げ、安倍首相、麻生財務相の私邸など高級住宅街を練り歩いた。

 

 この光景に高須院長は「大馬鹿者!」と怒りをあらわに。感染拡大を防ぐために外出自粛が求められている中での行動に、「感染者を増やすつもりでしょうか?」「みんなで協力し合わなきゃいけない時なのに」「本当に迷惑」「医療従事者の方がコレ見たら多分、過呼吸とかになるほどストレス感じると思います…」と賛同する声が相次いだ。

 

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私は高須先生、好きですよ。面白いし。同意できるところも大いにあります。

ただ、今回のご主張には確かに「ごもっとも」な面もありながら、結局は堂々巡りというか、そもそも論にたどり着きます。

 

 

自粛を強制されて、補償がない人々は、どうしたらいいのでしょうか。

 

 

はいどうぞ。

高須先生、お答えください。

この答えを提示できない限り、どうにもなりませんよ。

いまは国難だから、全員が我慢して…と言うのは、まあ分かるんですけど、

 

ちょっと総括がザッとし過ぎ

 

なんですよ。国難を錦の御旗にするのは、まずは国難に正しく対処してからです。酒飲んだり外に遊びに行けなくてツマンナイ程度の話なら一喝するとしても、現実問題として住む場所を失い、食料を買えない人はどうすればいいんですか。

私なら、もし我が子が腹を減らして泣いていたら狂おしい気分になると思う。そういう境遇の人がいるかもしれないし、これからどんどん出てくるかもしれないのです。自分だって、行きつくところまで行ったら犯罪もやりかねない。いやまじで。戦争中はまさにそんな状態だったのだと思いますよ。

 

このデモの写真などをいくつか見ましたが、まあ確かにメッセージの内容といい書体といい、アレな感じではある。(どれやねん。) こういうのを先導する人って、もう少し色々と戦略的にできないのかな…とは思います。

しかし、実際に、目の前にある危機をどうすることもできない人々がいるのは確かです。だから、まず自粛を強制しましょうよ。自粛を強制?って言葉はおかしいので、早い話が営業禁止命令です。そして収入を補償しましょう。飲食店などの全従業員に「一定の給料は出すから自宅にいてくれ」と頼むのです。それなら、贅沢しなければ家族は安心して食っていける。住むところも失わない。いま問題になっているDVも減る。総理私邸前でデモをやって高須先生から怒鳴られることもない。緊急事態宣言の指針にもガッチリ沿う。それで何が問題なんですか。

で、それでもなおフラフラ出歩くようなら、その時こそ、

 

 

「ふざけんなバカタレ!!」

 

「いまは国難下だ!!」

 

「それをさせないために補償してんだよ!!」

 

 

と全員で指をさし、補償の返金でも何でもさせればいい。そんな人々は無責任と言って構わないし、コロナ・ファシズムでも何でもないでしょう。

ついでに言えば、混雑した電車よりは、外でやるデモの方が遥かに安全かと思われます。戦々恐々で電車通勤している人々を可能な限り減らす方が先ではないでしょうか。

 

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一昨日作ったこの図ですが、再掲します。

 

 

 

 

いや、せっかく作ったのに一度限りの登場で終わるともったいない…とかいうわけではない。←

図のAの部分・幅が、政治の不作為です。言葉を変えると「やろうと思えばできるのに意図的にせず、国民が苦しんだり死んだりした部分」ということになります。

もちろん、国によっては、この財政赤字のラインを上げる自由(主権)はありません。EU各国もそうだし、ドルペッグを採用する(為替相場が米ドルに連動するよう意図的に調整する)国もそうです。一方で、自国通貨で、しかもその自国通貨が変動相場制に乗っていて、国債が自国通貨建ての場合は財政赤字を積むことが可能です。例えば日・米・英ですね。

この恵まれた状況を全く生かさず、医者に怒鳴られるようなデモをする羽目に陥っているわけです。愚かにも程がある。いつも言いますが、財務省は超がつくほど頭の良い人々の集まりですから、日本は財政赤字を積むことが可能だと知っている人だって山のようにいるはずです。それでも、

 

 

減 税 だ け は

 

絶 対 に し な い

 

 

との、断固たる、不退転の決意で、この疫病禍に臨んでいます。国民を殺す気まんまんです。

ならばもう私も断言しますが、プライマリーバランスの黒字化というのは「趣味」です。親父が、まあプラモデルでもゴルフでも盆栽でも何でもいいのですが、その趣味だけは死守し、子供が餓死寸前に追い込まれているという構図です。

 

 

ちょっと待てって!!泣くな!!

 

このドライバーの新調だけは譲れないから!!

 

 

だから言ったでしょう。

この政府は栗原勇一郎か、船戸雄大だと。全くの虐待です。なんなら拷問といってもいい。

そして子供は、

 

 

腹が減った

(強制自粛で収入が途絶えた)

 

からと、

 

コンビニか何かのパンを万引きした

(密集してデモをやった)

 

ところ、

 

近所のおじさんに怒鳴られた

(高須先生の「大馬鹿者!」)

 

 

わけです。

おじさんが怒るのは、まあ、分かりますよ。万引きはやっちゃいけません。

でも多分、腹が減った原因が一番の問題、すなわち親(政府)の虐待(財政赤字の拒否)であることは「常識があれば」理解できるはずです。

(※色々と比喩に問題があることは勘弁してください。個人的にゴルフに恨みは全くないし、デモを万引きのような犯罪だと言うつもりもありません。たとえ話、ですよ。)

 

現在の惨事は、これまでのものと次元が違います。設備投資できない、成長できない、給料が伸びない、そういう話ではありません。それだって極めて大事なのですが、それより遥かに大きい問題、生きるか死ぬかがかかっています。平時モードでは対処できません。

現在、政府がやっている対策は「運頼み」です。もちろん自粛だのテレワークだのはやるんですよ。しかし基本的には、ウイルス様どうかお収めくださいませと。そういうことです。ということは、

 

 

 

ウイルス「断る」

 

 

となったら日本は途上国まっしぐらです。

日本には取りあえず、食うものも、住むところもあります。

では、そのまま食わせ、住まわせていればいいのです。

 

あるのに、食わせない。あるのに、住まわせない。なぜなら、そいつらがカネを持っていないから。そういうことですか。そんな国はいらんわ。潰れてしまえ。

「払えない者には与えない」は平時の感覚です。いま、それは通用しません。



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