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「機械と相性が悪い」
「よく機械を壊す」
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このセリフは主に女性が発言することと思われるが(もちろん男性にもあろうが)、例えば私の嫁の行動を細かく見てみたり、あるいは友人のG氏の嫁の行動を尋ねたりしてみると、「相性ではなくて扱いに問題があるのではないか」という疑いが次第に確信に変わってくる。
そもそも機械との相性などというものが本当にあるのかどうか怪しいものだが、実はこのこと(機械をよく「壊す」原因について)を大まじめに研究している人もいるようで、「悪い波動を送っている」という結論も一部では出ているようだ。もちろんそれに対しては懐疑的な議論が多く、例えば、
こういった原因不明の異常は、しばし環境的要因と関連づけられると思います。例えば、そういったコンピューターと相性の悪い人々が住んでいた家がとても乾燥していたとする。更にその人が長髪だったり、カーペットが毛の長いものだったり、あるいはウールのセーターを好んでいたとします。そうすると強い静電気が発生し、コンピューターの誤動作へと繋がるわけです。」トロント大学コンピューター・サイエンス学部情報技術部長のジョン・ディマクロ博士はそう語っている。
(参考:http://x51.org/x/05/08/1227.php)
という記事もあるように、まぁ「お化けの存在」の議論と同じような経路をたどるのが常であるらしい。
一方で「ビデオカメラの使い方が分からん(だから操作してくれ)」とか「携帯の○○の機能を使いたいが出てこない(だから見てくれ)」とか、こういうことを言われるのは分からなくもない。場合によっては「いったい何が分からんのだろうか」と思うこともしばしばだが、こればかりは男性と女性の脳の構造の違いの問題だから仕方ない部分もある。
例えば私などは極度の方向音痴である。(男性には珍しいようだが)
そんな私に向かって「お前、道覚える気ィ無いやろ」と言われても困る。覚える気があるとか無いではなく、覚えられないものはしょうがない。これは自分としては「障害」の域に達していると思っているが、盲人に向かって「何でしっかり見ないんだ」とか、聾唖者に「ちゃんと話聞けよ」と言うべきでないのと同じである。これは脳、眼、耳などといった器官の構造の問題であり、本人がやる気があるとか無いとかの問題ではない。
余談だが、私の方向音痴は本当に深刻である。
昔はよくG氏の家に入り浸ってゲームを日がな一日やっていたものだが、いわゆる「神の視点」で行われるゲーム(例えば昔のドラクエのような視点)なら、まぁまだよい。しかしプレイヤーが操作するキャラクターからの視点(3D)のゲームは絶望的で、隣で見ているG氏から「何でいま入って来た扉にまた戻るの?」的な指摘が続くことになる。(こんな状態で『KING'S FIELD』などをやっていたのだから我ながら呆れる。当時はゲームに対する根性が今の100倍はあった。)
またも話が壮大にズレたが、これ(私の方向音痴)に類する形態として、女性が機械に弱い、触りたくない、というのはまだしも理解できるのである。
話を本線に戻すが「機械と相性が悪くていつも壊してしまう」という言葉、これは原因が分かる気がする。繰り返しだがうちの嫁の観察やG氏の嫁に関する報告などを聞いていると、単純に扱い方が荒いのではないかという結論にほぼ落ち着きつつある。ここで言う「荒い」とは、何も精密機械をそこらにガンガンぶつけるとか落とすとかいう意味ではない。
細かいことを言うと、例えばコードをぐるぐる巻きにするという行為である。ポータブルプレイヤーのイヤホンなどでよくある話だが、あれは1回転するごとに"横方向のひねり"が加わるので良ろしくない。グルグル巻きにすること自体はまぁ良いとしても、一回転ごとにしっかり手を放して"縦方向のひねり(回転)"しかない状態にすべきだろう。
また、キッチリ丁寧に巻けば巻くほど本体との接続部にもストレスがかかるので良くない。
それからノートPCのLANケーブルなどは、接続部をカチッと入れたらコードを真っすぐに(ノートPC本体から垂直に伸びるように)すべきだ。分かりやすく言うと、家の壁についているLANケーブルの大元に「相対するようにして」座り、ノートPCを使えば問題無い。
しかしうちの嫁は、そのLANの大元を、いわば「真横」に見るようにして使っていることがしばしばであり、非常に急激にケーブルが曲がっている。へたをするとLANケーブルの一部がノートPCの下に敷かれるような状態で使っている。こうなるとケーブルの接続部に、本来あるべきでない「横方向」の大きなストレスがかかって非常に良くない。
「いちいち細かいことを言うな」という声が聞こえてくるのは分かる。それは分かるが、何も100%実践することは無くて、特段ストレスを感じるほどの行動は要求していない。
他にも色々な実例がある。
例えば生ゴミ処理機だ。
「ご飯や芋など穀物類を入れてはならぬ」と説明書に明記してある。また、「なるべく水分を切って使用すべし」とある。
それは何度も口頭にて伝えてあるのだが、それにも関わらず「少量ならいい」「(最近の機械が)これくらいで壊れるようではおかしい」などと言いながらトライしている。
そして翌日見てみたら、米が真っ黒にコゲ(?)たようになってガッチリ固まったりしている。また、それにクランク状の部品(撹拌棒)が引っかかったりしている。
機械側の熱烈な希望としては、ともかく撹拌棒をグルグル回したいのである。また実際そうしなければ生ゴミが効率的に乾かない。しかしずっと引っかかって回転できない状態で数時間も悶々としている。
確かに昨今の家電製品の耐久力は昔とは比べものにならないから、これで「壊れるに決まっている」とまでは言わない。しかし毎日適正な使い方をしている場合と比べれば、年月を積み重ねれば、それはもう確実に壊れやすいこと明白である。
それから食器洗い機。
水切りのために一番底の部分は「平らな床」ではなく「格子状」になっているが、その格子に箸やらスプーンの柄やらを突っ込んだ状態で動作させることがある。これも良くない。
箸やスプーンなど細長いものや小さなものは、底の格子に落ち込まないようにするのが定石である。そうでないと、スプリンクラーのように回転しながら水を高圧で発射する部品があるが、これが箸などに引っかかって回らなくなる。
もちろん汚れの落ち具合も悪くなるし、生ゴミ処理機と同じように「機械としては部品を回したいのに回らない」という状態は、良いか悪いかと聞かれれば「悪い」に決まっている。
何度も言うが、もちろん一発で壊れるとは思わない。
しかしそれを常態として使っているようでは機械の本来の実力も発揮されないし、そうしたことの積み重ねによって機械は壊れる。そこに「10年も使っているが故障したことがない」のか、「まだ3~4年しか使ってないのに壊れた」のかの差が出てくるのだ。
しかもこれら一つ一つのことは非常に些末なことのように思われがちなので、あまりやかましく言うのも何だか嫌なものがある。これがまた、なかなかサジ加減が難しいのである。
機械の扱いというのは、一体、人生のどの時点でおおよその方針が決まるのであろうか。
古い記憶では、ファミコンソフトをセットする際に「扱い」への差が強く出てくる。
友達にも数人いたが、何やら知らぬが死ぬほどギュウギュウ強くセットするやつがいて嫌であった。
「いやいや要らんってそんな力!!壊れる壊れる!!お前体重かけんな!!任天堂はそこまで要求した設計してないよ!!」と本当は言いたかったのだが、こういうことは上述のようになかなか言いづらいものがある。なぜだか分からないが「その方、些末なことを気にする男よのう」という雰囲気が醸し出されるのである。
また、"EJECT"を使わずに本体を手で押さえ、ソフトを手で引っこ抜くヤツもいた。もはや私は恐れおののき、ソフトの束を脇に置いて、「次なに?これ?これやる?」などと積極的に申し出ながら事務的な作業を率先してこなすこととし、他の者には極力触らせないようにしたのであった。
ゲームといえばプレイステーションのコントローラーにも、しょうもない思い出がある。
大学のとき、友達にほんの2時間くらい遊ばせただけで、自分が4年も使ってて一度もなったことがないくらいボタンがヘタっていた。
○ボタンが半分くらい陥没していて、反発力も無くなっていたのである。一体どうやったらそれほど力が入るのか。落ち着いてできるシミュレーション系はおろか、昔あった『リッジレーサー』など力の入りやすいゲームですらボタンをヘタらせたことが無い私には今もって分からない。
その○ボタンは、一日置くと少し回復したが、結局完全には戻らなかった。
あとはゲーセンのレバーも似たようなものだろう。
一体何をどうすれば「レバーが片方に傾いたまま完全に戻らない」ほどの壊れ方をするのか分からない。私は『バトルガレッガ』をほいほいクリアしていた頃もあったが、当時は中学生が多かったように思うので、彼らの影響だったのかもしれない。
ぐちゃぐちゃと話が続くが、VHSのビデオテープをセットする時にも「機械の扱い」に差が出る。
もうテープは十分に機械の中に飲み込まれて「自動的に」入っていってる状態なのに、後からグイグイ押す人がいる。もう押さんでええねん。あとは勝手に入っていくって。と言ってもなかなか分かってもらえない。
CDのトレイも同じようなもので、トレイが出た状態から格納するには、パソコンならCDドライブのボタンやOSからの指示、デッキなら本体のボタンを使って電子信号的に格納するのが一番機械に優しい。でもやたらと手で押して入れる人がいる。
まぁ確かにそういう使い方もできるように設計されてるので一応良いとしても、全く不必要なくらい押し方が強いとか、いい加減に斜め方向から押しているのを見ると恐ろしい。
あれは直角方向に、ゆっくりと押すべきである。そして機械が自動的に格納を開始したら手は放すのが当たり前だ。でもずっと押し続ける人がいる。
まぁ、このような人種がいるからこそ買い換えが頻発し、経済が活発に回るのだとポジティブに捉えることもできるやもしれぬ。←
しかし上に挙げてきたような話、例えば全ての日本人が遵守して機械を丁寧に扱うようになれば、真面目に考えてGDPがいくらが下がるのではないかと思われる。
ということは「嫁万歳」という結論になるのだろうか。(違う)
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