前日に引き続き、

春季高校野球東海大会は、準決勝(二回戦)、

静高vs東邦の、春のセンバツ甲子園出場校同士の対戦となりました。
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■春季高校野球東海大会準決勝(一回戦)(2018.5.19)

 愛知県小牧市民球場 第1試合

 静岡(静岡1位)vs東邦(愛知2位)

静岡 001 001 500 | 7
東邦 210 012 12x | 9

【静岡】安打数8、失策数1
 投手:草薙2回→佐野3回→鈴木翔3回

【東邦】安打数14、失策数1
 投手:西6回2/3→扇谷2回1/3
 
選手一覧(静岡高校)
1 中 木下
2 捕 黒岩

3 遊 齋藤來
4 三 成瀬
5 左 小林 → 右 小林
6 二 加茂
7 一 山本
8 投 草薙 → 打 藤田 → 投 佐野 → 投 鈴木翔
9 右 片平 → 打 梅林 → 左 鈴木陸
 
選手一覧(東邦高校)
1 遊 熊田
2 二 林

3 右 洞田
4 三 石川
5 一 梅田
6 中 山本
7 左 北川
8 捕 成沢 → 打 深澤 → 捕 反頭
9 投 西  → 投 扇谷

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昨秋の東海大会では、
猛打で評判高い東邦打線を、なんとか抑えて静高が優勝しましたが、
やはり、東邦の強力打線は、この日も健在。
序盤から、全く打線の勢いが止まりません。
 
この日の静高先発は草薙投手でしたが、
四球を出した後に、安打や長打で失点し、
二番手の佐野、三番手の鈴木翔も、同じような展開。
 
甲子園もかかっていない、春季の東海大会でしたので、
個人的には、真っ向勝負して、
通用する部分と、通用しない部分を体感するのもアリかなぁ、と
一塁スタンドから見ていました。
 
東邦の2年生四番の石川選手は、単打も勢いもさることながら、
簡単にフェンス直撃の長打も放ち、
全く止められませんでした。
 
夏の甲子園に出場することができるのなら、
東邦のような強力打線のチームは、数多く出場するでしょう。
そこにどう立ち向かって行くのか、
この春に、試してみて、自身で感じて、
夏に向かって挑んで欲しいなぁ、と、勝手ながら思っていました。
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攻撃は、五回終了時まで、無安打(1得点)。
全く、影を潜めていた静高打戦は、
六回表、この回先頭の木下が、
この試合の静高初安打が、1点本塁打。
 
直後に2点を失い、2-6となった七回表、
二死で、木下の安打で1点返し、
続く、黒岩の安打で2点返し、
続く、齋藤來の2点本塁打で7-6と逆転。
今日一番の盛り上がりを、一塁側スタンドが見せた瞬間でした。
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ただ、東邦打線も、直後の七回裏に1点返し同点とすると、
続く八回裏に2点を勝ち越され、試合終了。
東邦打線を、最後まで止められませんでした。
しかし、上手く打ちますねぇ、東邦の各打者は…。
 
この試合では、静高に本塁打が2本出ましたが敗戦。
昨秋の東海大会決勝戦では、東邦に本塁打2本出ましたが静高が勝利。
奇しくも、そんな試合展開になってしまいました、ね(^^;。
でも、本塁打は、出ると、やっぱり盛り上がります。
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春季高校野球は、準決勝にて敗退。
あとは、夏の甲子園をかけた静岡県大会の予選に挑むのみ。
 
春投手の右肘、成瀬選手の腰痛、村松選手の足の骨折など、
不安要素が盛りだくさんで、なんとも…ですが、
しっかり休んで、しっかり治して、
最後の夏の大会に挑んで欲しいなぁ、と、
勝手に1OBとして思う次第です。
 
頑張れっ、静高野球部♪
 

小牧市民球場を、一塁側スタンドから見る

 

本日の吹奏楽団OBOGは5名にて(撮影:浜一版 氏)

 

試合経過(わかる範囲で)

【一回裏】

失策、犠打、左中間二塁打で東邦1点先制。左前安打でこの回2点目。

二盗失敗、四球、二盗、凡退。

【二回表】

一ゴロ3つで、三者凡退。

【二回裏】

二死から、四球、安打、安打で東邦1点追加。

【三回表】

山本四球、代打藤田四球、片平内野ゴロ、木下内野ゴロで無安打で1点返す。黒岩内野ゴロ。

【三回裏】

この回のアタマから、静高2番手佐野。

安打、中飛、二盗、右飛、死球、三振

【四回表】

成瀬の左翼ポール際の大ファールがあったものの、小林の四球のみで凡退。

【五回表】

三者凡退

【五回裏】

四番石川の左越二塁打、内野ゴロ、内野ゴロで1点追加。

安打、内野ゴロ。

【グラウンド整備】

ここまで、静岡、安打数0、失策数1

東邦、安打数7、失策数0

【六回表】

木下の1点本塁打、三振、右前安打、中飛、二盗、パスボールで三塁へ、凡退。

【六回裏】

この回のアタマから、静高3番手、鈴木翔。2失点。

【七回表】

加茂安打、山本四球、鈴木翔犠打で一死二三塁。

九番片平のところで、代打梅林が出るも凡退。

二死二三塁で、木下の安打で1点追加。

走者2人を置いて、黒岩の安打で2点追加。

走者1人を置いて、齋藤來の2点本塁打で逆転。

ここで、東邦2番手、扇谷。

成瀬は凡退。

【七回裏】

東邦、すかさず1点返し同点。

【八回裏】

三番、四番に四球(だったよーな)、

五番の梅田に二塁打を放たれ東邦2点追加、逆転。

【九回表】

二死で走者2人置くも、成瀬が三振。試合終了。

(もしや、狙った?狙ってたでしょ?…なぁんて思ってしまう(^_^;)