iPhoneでもiPadでも使用できるアプリのことです。
有料のものであれば、1回お金を払えばいい。
もし、iPadもiPhoneも持っていれば、どちらでも使えます。
(ただし、同じApple IDで使用していないといけないのですが)
「+」マークが目印だよ
App Storeで、価格表示の左肩部分に
小さな「+(プラス)」マークのあるもの。
赤マルで囲った部分を見てください。
これが、ユニバーサルアプリです。
アプリを使う側にとっては、とてもいいですよね。
家でiPadを見て、外出時はiPhoneとか、
お父さんがiPad、お母さんとお子さんがiPhoneで見るとか。
ところが、作る側は大変です。
まず、画面のサイズがiPadとiPhoneでは異なります。
iPadは4:3の比率ですが
iPhoneは3:2の比率です。
さらに、絵のトリミング、文字の配置、画面が小さくなることで
文字の読みにくさが増すことへの配慮など…
実際にiPadとiPhoneをお持ちの方で、えほんやの作品を
お買い求めいただいている方は、ぜひ同じページを
同時に見てください。
けっこう、違うことに気づかれると思います。
もちろん、全体の物語の印象は変えないように気を配っています。
だから、ほとんどの方はそんな差異には気づかずに
読み進むことと思います。
でも、子どもは意外に気づくもの。
とりわけ、お気に入りのえほんであれば…。
「あれ、このページ、iPadのときは、ここまで木が見えてたのに
iPhoneだと見えないね」
などと、気づいてくれたら編集者として本望です。
制作上で若干気をつけたい点
まず、Product IDを同じにしないといけない。
それと発行日を同じにする。
そして、Folio名を同じにする。
こうした内容はレンディションの作成上の注意事項として
Adobeの公式サイトで詳しく書かれてます。
http://help.adobe.com/ja_JP/digitalpubsuite/using/WS9293e1fb3b977c5c-2337961812e35738f56-8000.html
「ユニバーサルアプリ」というのはApple側の名称。
「レンディション」というのは、Android版やKindle版も含めた
電子書籍側の作り込みの際に使うAdobe側の名称ですね。
「えほんやアプリ」の販売を始めておよそ半年がたってからでも
まだまだ初めて知ることばかりでした。
一度過ぎてしまえば、難なく作れるようになったのですが、
その時は「なんじゃこりゃ!」「う~、わからん」と頭を抱えていました。
ただ、多くの方の助言をいただき、ともかく社員と自分の手で
解決できたことは、大きな財産になりました。
そして、今年は頑張って宣伝、告知、広報活動をしていくつもりです。
ぜひ一度、実際に「えほんや」の作品を読んでみてください。
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