紫陽花の季節になりましたね。
今日は良いお天気だったので
一段と鮮やかに咲いているようでした
作 佐野 洋子
1992年 講談社
(初版は1974年銀河社)
「100万回生きたねこ」の作者、
佐野洋子さんの作品で
こちらも有名な絵本ですね。
主人公のおじさんは
自分の傘をこよなく愛しています。
雨の日は傘が濡れてしまうので
傘をさしません。
ある雨の日、小さな男の子と女の子が
傘をさしながら楽しげに歌う様子を見て…
大人が読んでもプッと笑ってしまうような
おかしくて身近に感じるところがあり
そして小さな氷が溶けて
新しい世界がはじまるような
微笑ましくて温かい気持ちになる
素敵なお話です。