利尻の歴史 その3と『ふるやのもり』 | 絵本島 

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利尻の歴史その3の航路資料です。




 こんな古い看板は、雰囲気がありますね!


 今日の絵本は


ふるやのもり

瀬田貞二 再話

田島征三 画

福音館書店


 なんと、瀬田貞二さんの文に田島征三さんの絵とは、豪華ですね。


 お馴染みの『ふるやのもり』のお話です。


 言葉からの想像力を使ったとても面白い昔話ですね!


 子馬を盗みに忍び込んだ泥棒と、子馬を食べに忍び込んだオオカミがオオカミが、おじいさんとおばあさんの会話を盗み聞きします。


どんなものより怖いのは「ふるやのもり」


 ここから想像力の始まりです。

「ふるやのもり」とは、どんな怪物なのかと思ってしまうわけです。


 そんなところへ「ふるやのもり」がやってきます。おじいさん、おばあさんの


「ふるやのもり」がきた!


という言葉に、泥棒もオオカミも慌てて逃げ出します。

 あまりに慌てたので泥棒は狼の上に落っこちました。泥棒はオオカミを「ふるやのもり」と思い、オオカミは泥棒を「ふるやのもり」と思いながら必死に走っていきます。


 爆笑爆笑爆笑爆笑爆笑爆笑爆笑爆笑爆笑爆笑

 続きはご存じの通り。


知らないって!こわいねー


とも言えますし、


想像による思い込みってすごい!


とも言えるでしょう。


 オオカミも、泥棒も想像力全開で恐怖にハマったわけですね。


 さて、このての昔話って世界中にあるのかな?と調べてみると、アジアにはいくつかあるが、それ以外にはほとんどないそうです。ヨーロッパなどにもないそうです。


 それがまた面白いな。


と、思いました。


良い一日を!