『てぶーくろ』 | 絵本島 

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大人も絵本を楽しもう!絵本の紹介と感想を発信します。
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絵本と島生活の楽しさを合わせたブログです。

 日付が変わってしまいました。昨日の利尻は曇りと雨のお天気でありまして、利尻山は雲に隠れておりました。


 この向こうに聳え立つ利尻山がすっかり雲に隠れています。

 そういうわけで今日の絵本は


『てぶーくろ』

ガタロー⭐︎マン 作

誠文堂新光社


このタイトルとこの表紙、何かを思い出させませんか?


 そう、あの有名なウクライナ民話の『てぶくろ』の絵本。

 雪の上に置かれたてぶくろ、中からのぞく目。構図が似てますよね。しかも題名が『てぶくろ』と『てぶーくろ』と、大変近いです。

 そういうわけで、予想通りこの『てぶーくろ』は『てぶくろ』のパロディなのです。

 作者のガタロー⭐︎マンさんは「世界中のむかしばなしをパッピーエンドに変えちゃおうとたくらんでいる」(表紙カバー折り返しより)スーパーヒーローだそうで。

 小人みたいな服を着たおじいさんとおばあさんがノリノリでスキップしながらやってきて、お爺さんがてぶくろを片っぽ落としていきます。そこへ動物達が入っていきます。もう、最後はギャグですね。子ども達に読んであげたら、大笑いするでしょう!