絵本でママを救うコーチ
大久保徳久子です。
NHKあさイチでは金曜日は、
特選エンタがある日☆
クリスマスの本を、女優中江有里さんが
かわいく爽やかにご紹介してくれました。
このコーナーを担当するふたり、
ロバート・キャンベルさんの独特の語り口も好きですし、
中江有里さんのちょっとはにかんだ説明にも好感ありで、
どちらも押しつけがましくなく
毎回楽しみにしています。
中江さんご紹介の
4冊の中の1冊がこちらでした。
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『サンタの友だち バージニア』
村上ゆみ子 著
東 逸子 絵 偕成社
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「サンタクロースって本当にいるんですか?」
1897年に、ニューヨークの新聞社サン紙に質問の投書をした
女の子の名前がバージニア。
8歳の女の子の質問に、サン紙は、社説を通して
答えます。
彼女のその後の人生、さらに子孫にもたどるノンフィクションです。
中江さん。
こちらも併せて紹介して欲しかったです。
『サンタクロースっているんでしょうか?』
中村妙子 翻訳
東 逸子 絵 偕成社
こちらはサン紙の社説そのもの。
子どもの質問をはぐらかさすに、
まっすぐ真摯に答える大人の姿に
だれもが共感するからこそ、
100年もの間語り伝えられてきたのでしょう。
夢を伝えると同時に、
こんな誠意ある大人になりたいと
クリスマス時期だからこそ、
誰もが襟をちょっと正したくなる本なのです。
ちなみにこの表紙イラストは、2000年の新装版です。
それ以前は、
こんなサンタクロースでした。
サンタクロースがお返事を書いているイメージでしょうか。
まったく違う本のように感じます。
あなたなら、なんて答えるでしょうか?
「サンタクロースっているんでしょうか?」
こちらは、私のイチオシのクリスマス本です。
↓
もうすぐクリスマス、母として号泣した本