るみちゃんへ

感謝の気持ちを伝えるコンサートに参加させていただくことになりました。

昨年の2月、天に召された留美ちゃんは、

28年前に夫の紹介で出逢った大事なお友達です。

 

お友達なんておこがましくて、言ったらいけなかったかもしれませんが、

私よりちょっとだけ年上の留美ちゃんは、とても気さくで

優しく、そして強さを合わせもつ、素敵な方でした。

 

独身の時に語り一人芝居を勉強していた私は、

留美ちゃんと出会ってから、小学校やレストランや、

ホールなどで、いろいろな作品を上演させていただく機会をいただきました。

 

私が選ぶ絵本などを、私が朗読して、留美ちゃんが作曲して、

作品を一緒に作っていくことは、とてもとても楽しいことでした。

 

子育てが忙しい中でも続けてきたことでしたが、

コロナ禍もあり、活動ができてなくて、

そろそろ復活したいと思っていた矢先の訃報に、

本当に驚き、哀しみに沈んでしまいました。

 

それでも、留美ちゃんの親友である加茂さんが、

このコンサートを企画してくださって、

私にも声をかけてくださったことに、心から感謝しております。

 

今回は、留美ちゃんが作曲してくださった曲を、

留美ちゃんとご縁のあるピアニストさんが

演奏してくださることになりました。

 

 

 同じ時期に出産、子育てをしたことから

ママ友でもあった留美ちゃん。

16年前に開いたえほん文庫のイベントや、

隣のレストランでのコンサートや、

東日本大震災復興支援イベントにも

多大なご協力くださった留美ちゃん。

 

 

今回のこの機会は、これからの私に、「語り」を忘れないでね♡と

伝えてくれているように思うので、

子育ても、末っ子の就労先が決まる時を節目に、

自分の生き方も見つめなおしたい、

今回のコンサートが

自分を取り戻す素敵な会になるような気がしています。

 

そして、夫も、このコンサートでは、20年以上ぶりに合唱で参加します。

 

夫にも音楽の楽しさをもう一度味わってもらえる機会になることが

嬉しくてなりません。

 

留美ちゃんからのプレゼントのように思えるコンサート♪

 

ご都合がよろしければ、ぜひ、ご来場くださいませ(^^)/

 

私の演目は、

7年前に、留美ちゃんと一緒にステージで披露した作品です。

 

 

絵本「かしの木の子もりうた」を、

絵本をプロジェクターで投影しながら朗読する予定です。

 

2年前に天に召された実兄が、

30年以上前に私の語りを見に来てくれた時に、

「由実は、徹子の部屋に出るね!」と言って褒めてくれたことを

ふいに思い出しました。

 

夫の仕事のサポート、3人の子育て、えほん文庫の活動、

ダウン症のある子どもの母親としてのスピーチ、

ダウン症のある次男ごうきの絵の活動のサポートは

私の大事な生きがいではあるけれど、

 

自分自身のやりたいことは、「語り」だったと

思い出すことができました。

本当に大きな転機になると感じています。

 

本番は、留美ちゃんの作曲してくれた曲に心を合わせて、

心を込めて語ります。

 

 

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