我が家の長女は、中学1年生の2学期から中学卒業まで、

ダウン症のある次男は中学1年生の7月から1年間、

不登校になった経験があります。

 

長女が小学校の高学年から、

学校に行き渋るようになったのは

10年以上前のことですが、

この時期になると思い出すのは、

娘が中学1年の1学期の終業式があった日、

帰ってきて開口一番に言った言葉です。

「もう、一生、学校には行かないからね!」

でも、まさか!?それが、本当になるとは

思ってもみませんでした。

というよりも、信じたくなかったのかもしれません。

 

娘は、夏休み中に、宿題をやる気はない様子でしたが、

夏休みの中頃の提出日には、

なんとか提出することが出来たので、

少しホッとしていました。

 

行かないとか言っていても、2学期からも行くよね!と、

私は、自分を奮い立たせるように、想い、願いながら

過していました。

 

ところが、あと、ちょっとというところで、

宿題を仕上げることが出来ず、

”出来ていないから”という理由で、

2学期の始業式の日、学校に行くことは出来ませんでした。

 

(後から思えば、宿題をしなかったのは、

学校に行きたくなかったからだったのですが、

すぐにわかりそうなことも、

その渦中にいると気付くことが出来ないものですね。)

 

娘は、学校での先生やお友達との関わりの中で、

気になること、嫌だったことが多々あったようですが、

そのことを聞いても、私は、「気にしすぎだよ!」

「そんなこと気にしなければいいよ!」

などと言ってしまって、真剣に取り合ってあげることが

出来ませんでした。

とにかく、みんなと一緒に学校に行って欲しいという

一念だったこと、今は反省しています。

それでも、1学期までは、少し強く言うと、

渋々、学校に行くことが出来たり、

ちょっと優しく言うと、なんとか行くことが出来たり、

毎朝、今日はどうなるのだろう?と、

綱引きのような状態でした。

欠席連絡を、登校時間までに、毎日学校へ電話することが

一番のストレスの要因だったと思います。

 

だから、2学期になった初日、

もう学校に行かないということが現実になり、
辛い反面、私は、心のどこかで、

ホッとした思いにもなりました。

 

10年前の当時は、学校に行っていない

「不登校」の子が少なく、

クラスでは一人だったし、

学年全体でも数人の時代だったので、

「どうして、うちの子だけが行けないのか?」

「私の子育てのどこが、

他のママさんと違っていたのだろうか?」

と、一人悶々と悩む日々にもなりました。

それから娘は、3か月近くは、

昼夜逆転する毎日を過ごすようになりました。

 

不登校になっていることを知った人から、

「母親が甘やかしているせいでは?」とか。

「居心地の良い家なんだね!」など、

嫌味のような言葉によって、

私も傷ついていきました。

 

その後、相談したお友達が、

「他の学校だけど、同じ中学1年生の

不登校のお子さんのママと知り合いだよ」と、

ご縁をつないでくださったことが、

私を救って、支えてくれることになりました。

 

今、あの頃を振り返って、長女は、

「学校に行かないという選択をしてよかった。

あのまま行き続けていたら、

心が壊れてしまっていたと思う。

行かないことを許してくれてありがとう。」と、

言っています。

 

不登校だった中学生時代のこと、

通信制の高校(週5日制)に行って、

ボランティア活動に没頭したり、

海外へ短期留学したことなど、

詳しくは、またの記事にしたいと思います。

24歳になっている現在は、

結婚をして、イラストレーターのお仕事をしています。

 

繊細な心を持っているという

特性があるからこそ、

出来ることがあるということ、

母親の私が理解できるまでに、

たくさんの時間が

かかってしまいました。

 

人生いろいろありますが、

子ども自身が、

自分らしく生きてくれることが

母親としては、一番の幸せだと思います。

 

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2学期が始まったばかりのこの時期、

揺れる想いのお子さまが

いらっしゃると思います。


学校に行けない、行きたくないお子さまを

責めるようなことがありませんように。

おうちが安心できる居場所でありますようにと、

願っています。

 

学校に行かない選択は、娘がしたことですが、

その選択を支持して、応援してあげられるのは

家族だと思います。

 

星えほん文庫の不登校のママの会は、
子どものことだけでなく、

ママの話も出来ることが、

この会の良いところかな?と感じています。
想いを吐き出せる場所として、

続けていきたいと思っています。

 

えほん文庫に初めていらっしゃるママさんは、

号泣するママさんも多いのですが、

同じ想いを共有できる仲間の前で

本音をお話し出来たことで、

その後のママとお子さまを支えていくと

感じています。

 

子どもの不登校のことで悩んでいるのは、

自分だけではないことを感じたママさんが、

元気をチャージして、

笑顔になり、

おうちに帰って、

お子さまの心に

寄り添えるようになるようですラブラブ

2023年10月の

不登校のお子さまのママの会は、

10月16日月曜日 
えほん文庫にて。 
午後13時半~14時半までです♪
予約制、参加費無料です。

参加希望の方は、下記メールアドレスにお申込みくださいね(^_-)-☆

メール mail@ehonbunko.jp
 

ママが笑顔でいられるようにと願って開催している会です♪

今、不登校で悩んでいるママさんの

お力になれたらと思って会を開いていますので、
一人で悩まず、ぜひ足を運んでください。

お待ちしております。

 

 



☆イラストは、イラストレーターの長女まゆほです♪

ダウン症少年画家ごうきの絵の活動も、

長女が全面的にサポートしてくれています。

 

音譜     音譜     音譜     音譜     音譜
  



えほん文庫は、2007年に、浜松市北区三方原町にオープンした家庭文庫で、

この秋には、おかげさまで16周年を迎えます。
ボランティアで、絵本の貸出、おはなし会、

様々な子育て中のママのための集いや講座を開いている私設のミニ図書館です。

絵本の定期配本やご注文、絵本の貸出については、個々に対応させていただいています(^^)/

えほん文庫の出張おはなし会や、

ダウン症のある子どもの母親としてのゲストスピーチを、

医大や、医療系大学で学生さんに聞いていただいています。

絵本の世界の楽しさをお届けしたり、
障害のある子どもの母親として、

当事者としての声を届ける機会をいただけて、感謝しております。
 

えほん文庫では、活動を継続していくために、オリジナル商品の販売や、

おすすめの絵本、リクエストいただいた絵本などの販売もしています。





◎オーダーメイドの絵本の定期便

月に1回、予算に合わせて お子さん、お孫さん、

またはママさん用など、その方に合わせて選ばせていただきます♪


2019年4月より、イオン浜松志都呂店と、

マックスバリュ浜松葵西店イエローレシートキャンペーンに登録しています!

イエローレシートキャンペーンとは、、、
毎月11日にイオンや、マックスバリュウでお買い物して黄色いレシートを頂いた時に、
レジ近くにある各団体のボックスに入れていただくと、レシート金額の1%が年に1回、その団体に還元(イオンのギフトカードで進呈)されます。


◎無料で配布しているリーフレット

「天使からの贈り物~ダウン症のある赤ちゃんを授かって~」 

2007年に生まれた次男のことを、小さなリーフレットにして、配布しています。

無料でダウンロードも出来ます↓

ご協力くださった、マザーリングラボさんのホームページです。

 

ようこそマザーリングラボへ「マザーリング・ザ・マザー」母親が子どもを優しくマザーリングするように母親になる女性を周囲が優しくいたわりサポートする場としてマザーリングラボと名づけました。また、母親の腕の中に抱かれ心身のエネルギーを充電した子どもの頃のようにリラックスしていただける場所でありたいとの願いも込めました。 マザーリングラボではホリスティックアロマセラピー、リフレクソロジー、タ…リンクwww.mothering-labo.jp

 


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