今月は、今回で9回目になりますが、

聖隷クリストファー大学の、
助産学専攻科の遺伝看護の授業で、

ダウン症のある子どもの母親として、

80分間の講義をさせていただくことになっています。


こちらの大学でゲストスピーチを

させていただくことになったきっかけは、
 

9年ほど前に、

えほん文庫の常連のママさんのお知り合いで

聖隷クリストファー大学の小児看護の教授の方が、
一緒にえほん文庫にいらしてくださった時のことでした。

 

ダウン症をはじめとする障害や病気のある

お子さまとママのためにも、

ボランティアでえほん文庫を運営していることを知って、

絵本の寄贈のお申し出をいただき、

有難いと思いました。

 

そして、帰り際に、

先生が、「今まで、えほん文庫を知らなくて

本当にごめんなさい!

何か出来ることはないでしょうか?」と、

おっしゃってくださったので、

私の方が、びっくりしました。

大学から車で5分ほどのところにあることで、

”こんなに近くにあったのに知らなかった”。。。と、

思われたようでした。

 

それで、これも何かのご縁かも?と思い、

その先生に、思い切って、

私の夢を語ってみました。

 

私の体験を通して、

「医療従事者の存在の大きさ、

医療従事者の発する言葉の持つ重さについて

医療に携わることになる学生さんに、

当事者としての想いを知ってもらいたい!」という夢でした。


他の医療系大学の医師の先生に相談して、

検討していただいたこともありましたが、
結局は、「やっぱり、難しい・・・」と言われ、

残念に思っていたことでした。

(多分、いろいろな考え方の医師の先生がいらして、

企画できないのかな?と思いますが、

その難しい理由については、

また記事にしたいと思います。)

私がお話しした、その先生は、

すぐに担当の看護の先生に

話をつないでくださって、

翌月には、第1回目の講義を

実現することが出来たのでした。

 

その後、毎年ご依頼をいただき、

授業をすることになりました。

授業では、パワーポイントを使って、

私がダウン症の疑いの告知を受けた場面での

医療従事者の方々の対応についての体験を語り、

どのように、わが子の障害について、

受け入れることが出来たのかという事を、

時間の経過と共に、お話ししています。

 

最後には、ごうきと家族の歩みを

スライドショーにしたものを、

見ていただいています。

 

私は、当時の病院の対応について

文句を言う気持ちではなく、

どうしたら良いのか?

一緒に考えてもらいたいと思って

お話ししています。

 

その後、4年前から、浜松医科大学では、

非常勤講師として、

授業のご依頼をいただき、

毎年4月に、1年生180名の学生さんに、

私の体験談をお話しする機会をいただいています。

 

 

授業を受けてくださる学生さんたちに、

ダウン症について知るきっかけになればと思ってお話しています。

 

私を、呼んでくださった先生方に感謝しております。

 

今後、他の医療系の大学でも、

講義が出来たらと、思っております。

ダウン症と宣告されました①~シリーズで記事を書いています。

 

 

 

 

 

 

音譜     音譜     音譜     音譜     音譜

 


『うちの子育て はっけよい!ダウン症がなんのその!?』 
~ごうちゃんと共に えほん文庫8年の歩み~ 

大村由実 著/ 発売元 静岡新聞社 

 

 

 

私が11年綴っている「えほん文庫」のブログはこちらです↴

https://ehonbunko.hamazo.tv/

 

2023年8月3日~5日に開催した

ダウン症少年画家ごうきのミライエ展を

 

 

取材して紹介していただいた

静岡第一テレビのニュースはこちらです↴

 

サインペンで創造するシュールでポップな世界観 ダウン症少年画家「ごうきさん」作品展 浜松市北区 8月5日まで(Daiichi-TV(静岡第一テレビ)) - Yahoo!ニュースダウン症の少年画家「ごうきさん」の作品展が3日から浜松市北区で開かれています。 ダウン症の少年画家 大村剛輝(ごうき)さんの作品は、サインペンを使って創り出すシュールでポップな世界観が特徴です。会リンクnews.yahoo.co.jp

 

 

※ダウン症の告知についての体験談は、

9年前から、聖隷クリストファー大学 助産学専攻科にてお話しさせていただき、

4年前からは、浜松医科大学でも非常勤講師として授業をしています。

 

☆2023年、現在のごうきは特別支援学校の高等部1年生で、

昨年から、ダウン症少年画家ごうきとして、

絵の個展を開くなどの活動を始めています。

2022年秋の作品展の密着取材
(私のインタビューと作品展の様子がわかる)YouTube動画はこちらです。↓

 

 

 

家族の中心にごうきがいることを幸せに感じております。

 

ダウン症シュールPOPな世界観と題して
絵の活動をしている
ごうきのデザインのTシャツとトートバッグを
ユニクロのUTme!のサイトでも販売を始めましたニコニコ


展示会にいらしたお客様からのご要望から生まれたTシャツです♪
ごうき姉まゆほがプロデュースしました(^^)/
サイトで、商品のあれこれを見ていただけたら嬉しいです。
それぞれクリックすると、Tシャツのタイプや、
半そで、長そで、パーカーなど、
バリエーションが豊富です☆
トートバッグも大きいタイプと、小さいタイプがあり、
作りがしっかりしていて、マチがあって、使いやすくなっています♪
順次、商品を入れ替えたりしていきますので、ご覧いただけたら幸いです。
ごうきの「シュールPOPな世界観」のTシャツを着たり、バッグを使っていただき、
幸せな気持ちになっていただければ嬉しいです♡

 

中学2年生で、展示会に初参加した時の、ごうきです↴