☆写真は、初の展示会に参加した時の中学2年生のごうきです。

 

ごうきが絵を皆さんに見ていただく

 

活動を始めるきっかけになったのは、

 

2021年に”不登校などの子どもたちの作品展”僕たちは今主催のSさんと

 

打ち合わせしている時に、長女(中学は不登校)が

 

「弟も描いているの」(当時、中学1年生のごうきも不登校)と話したところ、

 

「どんな絵なの?見せて?」と言われて、

 

見てもらったところ、

 

「すごいじゃん!」と言われたので、

 

「そうなの?たくさんあるよ!」と、

 

ダンボール箱に無造作に入れていた

 

作品の数々をみてもらいました。

 

その作品を見てくれた主催者のSさんが、

 

「作品展にたくさん出して!」と、

 

言ってくれたことから、僕たちは今「星影」作品展示会には、

 

50点の作品と、工作の数々も展示し、

 

1歳から中学1年生までの作品の変遷がわかる

 

年表作品を展示いたしました。

 

 

 

ごうきは、小さい時から、8つ上の姉と一緒に絵を描くことが遊びの一つで、

 

ずっと、絵を描き続けていました。

 

ダウン症の子は、みんな絵を描くのが好きなのかな?と、

 

思い込んでいた私に、障害児施設で働いているSさんから、

 

「ダウン症だからって、みんな描いているわけじゃないよ!」

 

と言われて、そうなんだ!と、びっくりしました。

 

 

そこで思い出したのですが、

 

そういえば、ごうきが5歳の頃、もしかしたら絵の才能があるのかも?と思った私は、

 

絵画教室(マンツーマン指導)に半年ばかり通わせたことがありました。

 

しかし、視力も弱かったり、力(筆圧)が弱いためだったのか?

 

黒のサインペンだけでA4のコピー用紙に描くことが多かったごうきだったので、

 

絵画教室で、絵の具やクレヨン、色鉛筆で描くことを勧められても

 

拒絶するばかりで、1時間の授業中、ほとんど絵を描かず、

 

教室に通っている意味も見いだせずに、辞めることにしました。

 

 

でも、今思えば、その時の先生が、

 

ごうきの黒のサインペンだけの絵を模造紙にいっぱい貼り付けて

 

大きな一枚の絵×2枚を(私にも手伝うように言われて)制作して、

 

聖隷クリストファー大学の大学祭の時に、飾ってくださったことがありました。

 

 

その時の写真はこちらです。笑顔で映っているごうきは、

 

自分の作品が認めてもらえたことが嬉しかったのか?

 

自信に満ちた笑顔だったのだと

 

この頃になって気づきました。

 

 

また、小さい頃に相談した方(息子さんが絵の活動をしていました)からは、

 

とにかく、描いた絵には、裏に鉛筆で日付けを書くとか、

 

付箋に日付をかいて作品を取っておくように

 

アドバイスを受けていたのですが、日々忙しかった私は、

 

日にちを入れることはなかなかできず、

 

ただ、ダンボール箱に入れて、取っておくことだけはしていました汗うさぎ

 

 

そして、そのダンボール箱から発掘した作品を並べた2021年の展示会をきっかけに、

 

ごうきの絵を皆さんに見ていただくという活動が始まったのです。

 

 

作品展の準備を始めた時は、中学1年生で不登校。。。

 

自信を失っていた時期でしたが、自分の作品を飾って見てもらうという

 

展示会の準備を始めたことで、自己肯定感が上がっていき、

 

中学2年生で転校した特別支援学校には、

 

自信を持って通えるようになったのだと思います。

 

 

「好き」を伸ばし自信になったこと。

 

本当に良かったです。

 

2022年夏には初の個展を開催

2022年秋 えほん文庫15周年記念イベント「みんなのアート展」に出品

2022年12月 障害者アート展に出品

2023年8月 ダウン症少年画家ごうきのミライエ展 開催

 

多くの方との出会いによって、ごうきの活動が始められたことに

感謝しております。

 

これからも、日々、たくさんの絵を生み出しているので、

 

全国、海外?の皆さまにも見ていただける機会を作って

 

いけたら良いなと夢は無限に広がっていますおねがい

 

これからの、ごうきの絵の活動を応援していただけたら嬉しいです。

 

 

私が11年綴っている「えほん文庫」のブログはこちらです↴

https://ehonbunko.hamazo.tv/

 

2023年8月3日~5日に開催した

ダウン症少年画家ごうきのミライエ展を

 

 

取材して紹介していただいた

静岡第一テレビのニュースはこちらです↴

 

 

 

※ダウン症の告知についての体験談は、

9年前から、聖隷クリストファー大学 助産学専攻科にてお話しさせていただき、

4年前からは、浜松医科大学でも非常勤講師として授業をしています。

 

☆2023年、現在のごうきは特別支援学校の高等部1年生で、

昨年から、ダウン症少年画家ごうきとして、

絵の個展を開くなどの活動を始めています。

2022年秋の作品展の密着取材
(私のインタビューと作品展の様子がわかる)YouTube動画はこちらです。↓

 

 

 

家族の中心にごうきがいることを幸せに感じております。