ダウン症と宣告されました⑤ダウン症の確定の告知

「不幸中の幸いにも」という言葉

の続きです。

 

ダウン症の確定の告知を受けた後、
その時になって初めて、

思い出したことがありました。

 

妊娠を確認してくださった大学病院の

産婦人科の医師の先生が

「おめでとう!」というのではなく、

「40代の出産はリスクが高いですよ!」

困ったような顔をして言いました。

私は、その時41歳でした。

 

今思うと、先生はダウン症の赤ちゃんが生まれる確率が

高いことを心配されていたのです。

「20代、30代の出産は1000人に1人、

40代になると確率が上がって、

400人に1人にダウン症の赤ちゃんが生まれる」と。

 

その時にはまさか私が400人の1人に選ばれるなんて

思いもしなかったので、

ダウン症について調べることもしませんでした。

400人中の399人が普通の赤ちゃんなら、、、私は大丈夫!

 

不安には思わなかったというより、

そちらに目を向けることを意識的に

やめたのかもしれません。

 

また、その後の検診でも気になることは

いくつもありました。

今思えば、、、ということになるのは、

その時は、必要以上に心配するのは止めよう!と、

思考をストップさせてしまったからだと思います。

 

検診の時の気がかりなことについては、

次の記事に書かせていただきます。(続く)

 

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今日も、お読みいただき、ありがとうございます。

続き物になりますが、読んでいただければ幸いです。

 

私が11年綴っている「えほん文庫」のブログはこちらです↴

https://ehonbunko.hamazo.tv/

 

2023年8月3日~5日に開催した

ダウン症少年画家ごうきのミライエ展を

 

 

取材して紹介していただいた

静岡第一テレビのニュースはこちらです↴

 

 

 

※ダウン症の告知についての体験談は、

9年前から、聖隷クリストファー大学 助産学専攻科にてお話しさせていただき、

4年前からは、浜松医科大学でも非常勤講師として授業をしています。

 

☆2023年、現在のごうきは特別支援学校の高等部1年生で、

昨年から、ダウン症少年画家ごうきとして、

絵の個展を開くなどの活動を始めています。

2022年秋の作品展の密着取材
(私のインタビューと作品展の様子がわかる)YouTube動画はこちらです。↓