平田昌宏(作)
野村たかあき(絵•原案)
猫が顔を洗うと雨が降る
と昔から言い伝えがありますが
ある村に住む猫のねこきちは
根っからのぐうたらで
何をするのも、面倒臭いと
毎日ぐうたらぐうたらしていました
そのおかげで
この村では雨が降らずにひあがっていました
村人たちが
雨を降らしてくれるなら
お金を払うのにという話を耳にした
ねこきちは
これはラクに稼げるぞと
あめうりますと
看板をあげて商売をはじめました
なんといっても顔を洗うだけで
雨が降りお金が稼げるのですから
こんないい話はないのですが•••
そんなにうまくいくのかは?!
『あめふりうります』を
手にとって確かめてみてくださいね〜♪
『こびとのうんちく』
猫の髭は神経が集中する感覚器官で
とても敏感なのだそうです
ヒゲがセンサーの役割をしているため
湿気や気圧の変化を感じ取ることかできるため
猫のヒゲが下がると雨とか
耳の後ろまで顔を洗うと
雨が降ると言われるようになったそうですよ