春の味覚 | 絵本のかたりべ つれづれ日記

絵本のかたりべ つれづれ日記

毎日1冊  書棚の中から選んだ絵本を
絵本のかたりべ風にご紹介♪

1冊の絵本との出逢いの場になって
もらえると嬉しいです♫

さとう わきこ(作)

春の天気のいい日に
ばばばあちゃんは
美味しいジャムを作ろうと
そろそろ赤くなっている
野いちごを摘みに出かけます
かごいっぱいにとれた
美味しい野いちご
ちょっと味見をと食べたら
ぼくも私もとつまみ食い?
すると•••
いっぱいあった野いちごがどんどん
なくなっていきます
さぁ!
このあと美味しい野いちごジャムが
つくれるのかは?!
『のいちごつみ』を
手にとって確かめてみてくださいね〜♪

キラキラ『こびとのうんちく』キラキラ
いちごの表面にあるツブツブは種ではなく
ひとつひとつが果実なんだそうです
また
それぞれのツブツブの中に種が入っています。一粒のいちごは
200個から300個の果実が集まった
「集合果」で
私たちが果実だと思って食べている
甘い部分は
実際は茎の先端の花床(かしょう)が
膨らんだ偽果(ぎか)なんだそうですよ