絵本の世界でも
戦争を扱ったものが
注目を集めています。
もちろん今出版されているものは
現在進行中の戦争より前に構想されてものです。
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絵本を使う
キャリアコンサルタントの福島瑛子です
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この絵本も日本で出版されたのは
5年前の2017年6月です。
『この本をかくして』
文: マーガレット・ワイルド
絵: フレヤ・ブラックウッド
訳: アーサー・ビナード
出版社: 岩崎書店
敵の爆弾が図書館に当たって
町が破壊されるところから
物語は始まります。
主人公の少年の父親がたまたま借りていた
本だけが手元に残ります。
父親は
この本は自分たちのルーツが書かれた
大事なものだから守り抜くようにと
言い残して亡くなります。
敵が攻めてくる中
少年は鉄の箱に入ったその本を
大事に守ろうとして・・・
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私には自分のルーツといわれても
あまりピンとこないのですが、
今の戦争を見ていると
特に他の国と陸続きになっている国の人たちは
自分たちのルーツ、国の成り立ち、歴史というものを
ことのほか大事に感じるようです。
この少年が守ろうとしたものが
「本」であり
それほど大事なものかというと
少し違和感を感じます。
もし世界に1冊しかないほど
貴重な本であれば
貸し出しはしないでしょうし。
ただ、「本」は
命を懸けて守って
次の世代につないでいくものの比喩として
とらえると色々な考え方ができそうです。
あなたには命を懸けて守り、
次世代に伝えたいものがありますか?
想像してみてください。
そして
日本人や他の国の人たちにとって
ルーツはどんな重みを持っているのでしょうか?
できれば家族や友人など
他の人たちと語り合ってみてください。
とても大切なことが
見つかるかもしれません。
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