キャリアコンサルタントが伝える絵本を仕事・生き方に活用する方法

キャリアコンサルタントが伝える絵本を仕事・生き方に活用する方法

絵本を通して本音で語れる場を提供。
チームビルディングや会議、グループカウンセリング
などに絵本を活用するキャリアコンサルタントのブログです。
大人が絵本を深読みする効果とは・・・

6月末に開催した

「大人が絵本を深読みする会」

 

お申込時に男性が3名だったので
最初は『くるまの ねだんのえほん』
を読みました。

車の値段が書いてあるだけですが、
トラックや消防車の値段には
何回読んでもびっくりします。

 

◆◆◆

 

キツネとねがいごと キツネとねがいごと
1,620円
Amazon

 

 

年老いたキツネは、

捕まえたイタチを許してやるかわりに
自分のリンゴの木の実を狙ってきた者は
そのまま木にくっついてしまう魔法を
かけてもらいました。

 

自分の所にやってきた死神も
だまして木にくっつけて
永遠の命を手に入れます。

 

ところが長生きしているうちに
奥さんは亡くなり、
知っているものもいなくなり、
身体もあちこち悪くなり・・・

 

ついには死神にかけた魔法を
といてしまいます。

------------

・昨年亡くなった祖母を思い出した。
その時に孫やひ孫などたくさんの人たちが集まって
ワイワイとお話をしたけれど、
そんなお葬式っていいなと思う。
自分もそんなお葬式ができるといいな。

 

・2年前に父親が亡くなった。
肺炎にかかって3日で亡くなった。
父親らしいあっさりした逝き方だった。
自分もそうなりたい。

 

・自分は病気で死にかけた。「今は死ねない!」
とずっと思っていた。そんな意志はしっかりと持っているほうがいい。あきらめない。

 

・「これでよかったのだろうか」という
残された者の葛藤があったけれど、
答えを見た気がする。
最後には、死を喜んで受け入れる人生。
そんな人生を頑張ろうと思った。

 

・これは自殺のすすめか?
すごくエグイ話だと思う。
楽しみがなくなったから死んでもいいや、はエゴ。

 

・エゴが無くなって死んだのかと思っていた。

 

・この世に執着がなくなった、ということだろうけど、
その理由が、誰も相手してくれなくなったからとか、
身体が不自由になったから、とかで、きれいじゃない。

 

・この話は、キツネが不死になる前から、
すでに年老いたキツネであるというところがミソ。

 

・死を受け入れる=自殺 ではない。

 

・死は新しい生の誕生かもしれない。


死んで、次の新しい世界に移るのかもしれない。
そう考えたら、死は怖くない。

 

・目の前で起きていることが全て、ではない。
輪廻転生まで含めて、全てである。

 

・キツネ「の」願い事、ではなくて
キツネ「と」願い事、であるところに訳者の苦労が見える。

 

「いい話だねえ~」とほんわかと思っているところに
「この話はどうかと思う」とガツンと異なる視点を伝えてくれる。

それがとても考えさせられる時間のきっかけとなりました。

う~んと考えてしまって、沈黙の時間が長くなってしまったけれど

貴重な時間だったと思います。

 

 

◆◆◆

 

クマと少年 クマと少年
1,620円
Amazon

 

アイヌには、
大事に大事に育ててきたクマを殺して
「神に返す」イオマンテという行事がある。

 

少年が赤ん坊の頃から共に育ってきたクマも
イオマンテのクマに選ばれた。

 

ところがある日、クマの檻が壊れて
クマは森へ逃げてしまう。

 

8年後、成長した少年はこのクマを
神に返すために森へ出かけていく。

現れたクマは少年に
自分を神の所へ返して欲しいと願い、
少年は・・・

------------

・アイヌの儀式なんだから、他の人がどうこういうことじゃないわな。

 

・「かわいそう」は使いたくない。
人間の方が上だという意識があるように感じる。
このクマは、可哀そうとおもう対象じゃない。

 

・生贄は必要悪。団体を終結させるための、怒りの転嫁だ。


・死をあつかっているが、生命観あふれる話。

・全自然への畏怖の念、が感じられる。


・世の中を平和にするのは
「八百万神(やおろずのかみ)」の思想。

 

◆◆◆

最後に

 

 

を読んで終わりました。

「絵本っていやされるねえ」だけじゃない

心がざわっとする、
そんな気持ちになるのも、この「深読み会」ならではでした。

 

先日の
「大人が絵本を深読みする会」は
前日までお申込が2人だったので
もうこの会はやめちゃおうかななどと
思っていたのですが、
当日になって申し込みが集中して満席となりました。

(当日仕事都合でキャンセルが発生しましたけど)

 

ご夫婦の参加もあり
うらやましく感じながらの運営となりました。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 

ねぬ ねぬ
1,296円
Amazon

 

 

「ねぬ」って何?
犬で生まれたけれど違和感を感じて
猫になろうと努力してきた主人公。


猫の「ね」と犬の「ぬ」で「ねぬ」。

 

だれも理解してくれなくたってええねん。

 

なぜか集まってくる野良猫や野良犬と
暮らしていく。

ある日似た境遇の「いこ」と縄張り争いをして・・・

-------------------
・自分はコンプレックスがあるから、
自分じゃない人間になりたいと思うことがある。
そんな話かなと感じた。

・マイノリティーの話だと感じた。
周りから見られる自分と、
自分の中の自分が違うと感じるとき、
気持ちをシェアできる人と出会うと救われる。

 

・自分の弱さや苦しみを知ることは、自己認識の第一歩。
そこから自分探しが始まる。

・自分で自分に名前をつけるのは、
新しい自分の出発に大事なことではないか。
そうすることで共感する仲間と出会いやすくなる。

 

・「ねぬ」と「いこ」の似た者同士のグループで
争い合う部分が、心が痛む。

・同じ思いの共同体の中でいると
自分らしくいられる。

・「ねぬ」は弱者を差別しない。だれもジャッジしない。
だから仲間が自然と集まってくる。

・なぜ「ねぬ」は「いこ」に感激したのか?
→どうしたらいいのと迷いがあるのが「ねぬ」
すでに自己が確立している凛としているのが「いこ」。

 

「いこ」は「ねぬ」の理想の姿。

・「ねぬ」が黒色なのは迷ってる感。
 「いこ」が白色なのは完璧感を表しているのかも。

 

・一人ぼっちの時間があったことが、
かえって良かった。
それは自分と向き合う時間。
自分って何だろうと考える時間。

 

・絵本だからハッピーエンドになっているけれど、
現実はそうはなかなかいかない。

 

・みんな仲間になって終わっているけれど、
それは「みんなに認められなければ価値はない」
にならないのか?
一匹狼では幸せになれないのかな?

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 

みんな、ワンダー みんな、ワンダー
1,296円
Amazon

 

ぼくは見た目の障がいがある。
ぼくのことをじろじろ見たり、
指さしたり、笑ったりする人がいる。

 

辛くてたまらないとき
僕は宇宙飛行士のヘルメットを被って
宇宙に飛び出していく。

 

ぼくと似たような顔の宇宙人と挨拶。

宇宙から見ると
地球には色々な人がいることに気付く。

 

見た目を変えることはできないけれど
見方を変えることはできるんじゃないかな?

-------------------
・主人公を指差したりしている子たちは
実な色んな肌の色の子どもたちがいる。


それが絵本だとすごく分かりやすく伝わる。

・盲目の人には「見た目」は関係ない。

 

◆あとはテーマが似ているということで
『ねぬ』と一緒にした話の展開となりました。

 

・自分の弱さを究極まで知った人は、強くなる。
・自分の弱さと向き合ったら、視点が変わってくる。
本質の生き方、本当の自分の生き方に戻る。

 

・R-1グランプリで優勝した盲目のお笑い芸人を
思い浮かべた。
自分の弱さを笑いに替えて、武器にしている。

・その人の付き人がその人に
障がい者としてではなくて
普通に接しているところがいいと思った。

 

・今を充実させたら、過去も変わる。
・自分の本質のままに生きると楽しい。

 

・普通の人の10倍速く年を取る病気の人が
「人生短いから、やれることをやる」と言い、
最後は
「楽しかった。また同じ人生を送りたい」
といって死んでいった。
あるがままに生きるということは、そういうことかもしれない。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

◆と、ここまで書いて、
とんでもなく失礼な
表現をしているのではないかと思いました。

 

「弱者」という表現。
とくに「マイノリティー」は「少数派」であって
「弱者」という意味はないはず。

 

「弱者」という呼び方には
「かわいそう」というような目線が感じられることがあり
私自身はあまり好きではありません。

 

子どもは「弱者」でもいいですけど
相手によっては失礼かもと感じるのです。

 

会の最中には「弱者」という表現に
何の違和感も感じていませんでした。

今そのことが恥ずかしい。


「弱者」「弱さ」気を付けて使わなくては。
まだまだですね。

今月の

「大人が絵本を深読みする会」は

以下の通りの開催となります。

 

ご参加おまちしています。

 

【日時】 5月25日(金) 19:00~21:00

 

【場所】 大阪・堺筋本町駅すぐ

 

【参加費】 1000円

 

こちらの方からお申し込みくださいね。

↓ ↓ ↓

ここをクリック

先日ご紹介した物語

ワンダー Wonder ワンダー Wonder
1,620円
Amazon

 

に続いて、ついに待望の絵本が出ました。

 

みんな、ワンダー みんな、ワンダー
1,296円
Amazon

絵本だから、お話はとっても簡素になっています。

 

見た目の障がいを持つ少年オギーの思いが中心になっています。

 

辛いなと感じた時、オギーはなんと 宇宙にいってしまうのです。

 

この絵本を読むと

人のことを見た目であれこれ思ってしまう自分が

すごく ちっぽけに感じられてきます。

情けないな、と思いました。

 

「見た目を変えることはできないけれど

○○は変えられるんじゃないかな」

 

あなたは○○にどんな言葉を入れますか?

 

ぜひぜひ、手に取って見てください。

前回のブログはこちらです→ ここをクリックしてください。

 

『ルーム』という映画で天才子役と絶賛された
ジェイコブ・トレンブレイ君。

 

 

そのジェイコブ君が主演する映画が
6月に公開されるそうです。

 

『ワンダー 君は太陽』


原作は数年前にベストセラーとなった
『ワンダー』という本です。

 

ワンダー Wonder ワンダー Wonder
1,620円
Amazon

 

『ワンダー』の主人公は
重度の見た目の障がいを持つ少年。

 

話題になっていた時に私は
この本は読みませんでした。

 

障がいだの重い病気だの死だのを
題材として涙をさそう話は大嫌い。


『ワンダー』もその類だと思っていたのです。

 

でもジェイコブ君が演じるのならば
映画を観てみたい。本を読んでみようか。

 

読んでみました。

 

障がいのある少年オギーが
頑張って生きていく、
という話ではありませんでした。

 

「オギーは太陽」という映画のタイトルに
どういうことを思い浮かべるでしょうか?

 

オギーは障がいがあるけれど
みんなを勇気づける存在だよね、
というイメージ?

 

小説の中でこの言葉を最初に言うのは
オギーのお姉さんです。

 

「オギーは太陽。家族はオギーを中心に周っている」


オギーは生まれた直後から何度も手術を繰り返し、
退院して家にいても、急に容体が悪くなることもある。

だから姉の私は、放っておかれることが多い。
何でも自分でしなくては。我慢をしなくては。
でも・・・
という姉の立場。

 

その他に、
いじめっ子、幼なじみ、姉のボーイフレンド。
ずっとオギーを嫌い続けた子、
最初はいやだったけど、慣れちゃったよという子、
最初からなんの抵抗もなかった子、
それぞれの葛藤や、成長の過程が描かれています。

 

これは障がいがあるって大変だという話ではなくて
障がいのある少年とその周りの子どもたちが
幼年から思春期へと葛藤し成長していく過程を描いた物語でした。

 

 

さらに『ワンダー』の後に『もうひとつのワンダー』
という物語も出されています。

 

 

こちらは、いじめっ子と幼なじみと優等生の3人の物語です。

オギーはほとんど登場しません。

 

この3人がなぜそういう行動をとったのかという背景や、

オギーが現れたことによる変化や、
自身の成長による友達関係の葛藤などが主体です。

 

中でもいじめっ子の祖母が語る
若き頃の後悔、
ナチスが障がいのある人たちを
排除していったくだりは心震えます。

 

 

子どもたちも一生懸命に生きている。

 

自分もそうだったでしょうに
その実感が遥か彼方に行っている。

 

私たちも小さなころから
一生懸命生きてきたんですよね。

 

作者はオギーのこれからも
決して平たんではないことを知っています。


それでも『ワンダー』はハッピーエンドです。

 

現実はそんな風にはなかなかいかないとしても
理想の姿を示して目指す方向を提示することは
とても意義のあることだと思います。

 

色々あるけれど
人間って素晴らしいのかもしれない
そう感じさせてくれる本でした。

 

ぜひ、2冊そろえてお読みください。

4月の「大人が絵本を深読みする会」

最初に読んだのは、この絵本。

 


韻を踏んだ繰り返し言葉が
気持ちのいい絵本です。

海の音を
インシャララ
と表現しているのもおもしろい。

今度海に行ったら
そういうふうに聞こえるか
耳を澄ましてみたいと思います。

 

 

さて、メインはこちらですが、

読み終わったら誰も口を開かずに

し~んとなってしまいました。

 

それだけ色々と考えることがあったようです。

キツネ キツネ
1,728円
Amazon

山火事で羽にやけどを負ったカササギ。
カササギを口にくわえて
火事から逃れてきた犬は、片目が見えない。

もう飛べないと絶望していたカササギは
犬の背に乗って走ってもらうことで
飛ぶ感覚を思い起こして大喜び。

「私はあなたの目になるわ。
あなたは私の羽になって」
と犬にいいます。

そんな仲のいい二人のところに
一匹のキツネが現れます。

キツネはカササギにささやきます。
「俺は犬より早く走れるぜ。
本当に飛ぶということがどういうことか
覚えているかい」

最初は犬を置いてはいけないと
抵抗するカササギでしたが・・・・

----------

・何が起きても動じない犬は「自分自身」を生きている。

・犬は自分を生きているから、今が幸福。


・カササギは、より幸福になりたいと思った瞬間から
今が幸せではなくなっている。

 

・キツネは能力は高いが忠誠心がない。
会社にいれば、一番ダメージを与えるタイプ。
能力をどこに使うか、が大事。

 

・キツネは劣等感を優越感を併せ持っている。
信頼関係にある犬とカササギを見て、
自分のあっていいはずのものがないことに
いら立ちを覚えている。

 

・犬とカササギがキツネと仲良くしようとしたとしても、
キツネは他の2人をコントロールすると思う。
だからこの人がどんな人間かの洞察力はすごく大事。

 

・欲と欲望は違う。
これを身につけたい、チャレンジしよう
というのが欲。
これが欲望に変わると失敗する。
「もっと」が何に基づいているのか。

 

・「飛ぶ」はどれくらいと測ることができる。
でも「犬との関係」は物量で測ることができない。
簡単に測れる方に、気持ちは傾きやすい。

 

・カササギは失ったものを、どうしても取り戻したい。
犬は失ったことをそのまま受け入れる。

 

・キツネは犬とカササギの中を割いたばかりか、
カササギまで砂漠の真ん中に置き去りにして
「孤独を味わうがいい」と去っていった。
そういう行動をとらないと、キツネ自身が持たないのかも。
自分の孤独や悲しみを認めたくない。

 

・キツネは過去に色々ありそう。


・カササギは最初ひどくキツネを嫌がっていたけど、
こちらも過去に何かあってキツネに対して
先入観があったのかも。

 

・キツネのように、孤独感疎外感から残酷な行動を
してしまうような人はどう対処したらいいのだろうか、
というのは課題となりました。

 

・カササギは犬に、
キツネは情け知らずでやきもちやきだと
言っているけれど、
実はキツネに自分を見ているのかもしれない。
だからキツネが怖かった。

 

・BEとしての犬。DOとしてのキツネとカササギ。

 

・砂漠に放り出されたカササギは
いったんあきらめかけたものの、
犬の基へ帰ろうと歩き始める。
これは一人ぼっちになった犬のために帰ろうと思ったのか、
それとも自分のために戻ろうと思ったのか。

 

・目が見えなくても生きて見せるさ
と言った犬の言葉を、
カササギは最後に思い出したのかも。

 

・一人ぼっちになったのは犬ではなくて
カササギ自身の方だとカササギは気づいた。

 

・カササギが犬の所に戻りたいというのは
出来ないことを出来るようにしたい
(羽が焼けたけれど飛びたい)というのとは、
コンセプトが違う。
つまり自分中心の考えから、犬との関係に思いが移った。

 

・渡辺和子さんの
「空いた穴から見える景色を見なさい」
という言葉を思い出した。

 

※「カササギの行動って女の人っぽい」
と言ったら女性は全員うなずきましたが、
男性陣は
「え、カササギって男だと思っていた」
と目を丸くしました。
読み手が勝手に性を決めつけて読むのも
いけないかもしれないとびっくりしました。

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

 

最後は軽い気持ちになるように

この絵本。

ピアノの上手なクマが
都会で大成功するけれど

自分にとって大事なことは
何かを原点回帰して感じる、
という物語。

カバーは赤い幕のなっていて
それを外すと
幕が開いたように
森でピアノを弾くクマが表れます。

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
会社の経営をしている人と

大学院で心理学を学んでいる人と

芸術家さんと

それぞれに特徴のある視点を持っておられて

それがまた新鮮で面白くて学びのある会となりました。

 

みなさん、ありがとうございました。

 

 

また、犬の本を買ってしまいました。

 

 

『あむ』
小風 さち 作 / 山口 マオ 絵
福音館書店

「おれは あむ。  あとむ で あむ」
見た目は こわもて。
かわいい犬じゃない。

でも、やっぱりかわいいのだ。
そんな犬なのだ。

この本も読むから
みんな千円持って
「大人が絵本を深読みする会」に
参加するのだ (^o^)

日時:4月20日(金)19時から
場所:大阪・堺筋本町駅すぐ

お申込はこちらからお願いします。
https://ws.formzu.net/dist/S5945200/

桜もあっという間に葉桜になってしまいました。
新年度はみなさん、いかがですか?

 

今月の

「大人が絵本を深読みする会」は

      4月20日(金)

の開催です。

 

今年度もよろしくお願いします。

 

 

「大人が絵本を深読みする会」 

 

日 時: 2018年4月20日(金) 19:00~21:00 

場 所:大阪 堺筋本町駅すぐ    

 カウンセリングオフィスにじいろ     アクセス


お申込はここをクリックしてください。

【3月深読み会ご報告】

 

『ぞうさん、どこにいるの?』

とてもカラフルでデザイン性の高い
森の中のどこに、
ゾウさん、鳥さん、ヘビさんは
いるのかな?

夢中で探していると
森がどんどん伐採されて
宅地にかわっていっていることに
気づかない。

誰かが
「だんだん探すのが難しくなってるのかな」
と言ったけれど、本当は森が狭くなって
だんだん探しやすくなっていきます。

つい最近最後のキタシロサイのオスが
亡くなりました。
残っている2頭はいずれもメス。

目の前の利益ばかり追っているうちに
大事なものが消えてしまいます。

動物や森が無くなっても
人間は生きていけるのかもしれないけれど
奪っているのは「命」です。

というようなことから
「そういえば大阪も変わったよね」
という話となり以下のような昔話に花が咲きました。

・大阪が大きく変わったのは万博から。
・高速ができたのもそのころ。
・太陽の塔のコンクリートの土台を造ったのは自分が働いていた会社だ。

・月の石が人気だった。
・当時は「なんばウォーク」は「虹の町」と言われていた。

・子どもの頃万博に行って父親撮ってもらった写真は、コンパニオンさんと一緒のものばかり。

・その後も万博は何度か開催されているけれど「大阪万博」が一番強烈な印象。


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ブラック・ドッグ ブラック・ドッグ
1,512円
Amazon

『ブラックドッグ』

冬の朝、窓の外を見ると外に大きな黒い犬がいる。
家族はみんなパニックに陥ります。

欧米にはブラックドッグを見ると不幸になる
という伝説があるのです。

黒い犬はどんどん大きくなってくる。

ところが末っ子のチャイは少しも怖がらずに
ブラックドッグを誘い出し、
自分を追いかけさせます。

-------------
・想像しているときは不安や恐怖はどんどん
膨らんでくる。
新しいことを始める時もそう。踏み出せばそれほどでもないことも多い。

・外に出ていったチャイをだれも助けに行かなかったのが、どうかと思った。
→ いやいや、恐怖で動けなかったのかも知れない
→ 助けに行けない親をバカにした本。

・みんなは犬の本当の姿を把握していないから、
その恐怖の度合いによってドンドン大きさが変わる。
・チャイは犬の「本質」を捉えているから、
大きさに惑わされなかった。

・苦手な人には、苦手なものは大きく感じられる。


・犬はチャイのおかげで毒気が抜けて小さくなったのか、もともと普通の大きさの犬だったのか。

・チャイや子供というより妖精な感じ。
・チャイのコンセプトは何?
犬をやっつけることでもないし、犬と遊ぶことでもないし。

・雪の白と犬の黒の対比。
・閉ざされた空間にいると、なおさら怖い。
・心象風景と現実の状況が入り混じっている。

・この家はムーミンの家にそっくり。

◆参加者のおひとりがしっかりと予習してこられて
「うつ」を「黒い犬」に例えている話があるとのことでした。
「黒い犬なんか飼ってませんよ」というふりをすると、だんだん黒い区は大きくなっていく。

なかなか面白いので見て見てください。
http://logmi.jp/45769


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『おさむらいさんでござる』

上司である幼いお殿様の
「雲が欲しい」という命令に悪戦苦闘する
お侍の話です。

(会の時に絶版と言ったけれど違いました)

---------------
働くということについて考えようと思いましたが
みなさんがまず言ったことは
「ほのぼのしていた時代の話だよね」

時代が違うよ、という感覚でした。

・国会議員に読んで欲しい。

ということとお侍というキーワードから
歴史上の話と繋がっていきました。


今回は絵本とは直接には関係のない
ことで盛り上がった会でした。

みな様ありがとうございました。




 

3月23日の

「大人が絵本を深読みする会」

少し予習が必要です。

 

ヨーロッパではだれでも知っているような

伝説のようですけど、

日本人にはあまりなじみがないので

ウィキペディアからひぱってきました。

↓ ↓ ↓

 

ブラックドッグ (Black Dog) はイギリス全土に伝わる黒い犬の姿をした不吉な妖精のこと。ヘルハウンド(Hellhound)、黒妖犬とも。 たいていの場合、夜中に古い道や十字路に現れ、燃えるような赤い目に黒い体の大きな犬の姿をしている。 16世紀イギリスの劇作家シェイクスピアのマクベスの作中で魔女が言及する、魔女の女王である地獄の女神ヘカテーの猟犬達がそのイメージの根源と考えられている。 ヘカテーはヨーロッパでは中世以降、松明を掲げ犬を従え夜の三叉路に現れるとされ、魔女が信仰していると考えられていた。 ヘカテーの本来の姿は古代ギリシアの新月の女神であり、その卷族には犬や狼が数えられる。月のない新月の夜を象徴するヘカテーの従者は当然黒い色で想像された。 ヘカテーは再生と共に死も司る女神であり、彼女に従属するブラックドッグ達は死の先触れや死刑の執行者としての側面を持つ。


「大人が絵本を深読みする会」
3月23日(金)19:00~21:00
場所:大阪・堺筋本町駅すぐ
詳しくはこちらをクリックしてください→クリック

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