「前に進もうとする力を」 キャリアカウンセラーのオフィス・ワン!

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たったひとり受け止めてくれるひとがいれば
たいていのことは乗り越えられます。

絵本を使うキャリアコンサルタントの
福島瑛子です。

8月は「絵本を使う」月間として 
できるだけたくさんの絵本を
メンタルヘルスやキャリアなどにからめて
ご紹介しています。

8月15日は終戦の日なので

今日は戦争を考える絵本です。
↓ ↓ ↓

 

文:門田隆将 / 絵:成松真理子 / 小学館

 

兵隊と野生のヒョウの子どもとの
交流をえがいた実話に基づいた絵本です。

太平洋戦争前から中国に駐留していた
歩兵連隊。

親を失った野生のヒョウの赤ちゃんを
手元において育てます。

しかしその後の太平洋戦争の勃発により
大移動をよぎなくされ、
ハチと名付けたヒョウの引き引取り先を
求めてあちこちに手紙を書きます。

唯一手を挙げてくれたのは上野動物園。
しかし、せっかく助かった命なのに
ハチは「かわいそうなぞう」と
同じ運命をたどります。

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とても心優しい兵隊さんたちです。

でもこの連隊は中国を中心に活動していて、
優秀であると表彰もされています。

表彰されたということは
それなりの戦果をあげたということ。

小さな1匹のヒョウの赤ちゃんの命を
守ろうと奔走した人たちが、
一方で多くの人たちを殺している。

そうしなければ自分が「敵」から殺されるし、
任務を遂行しなければ「味方」であるはずの
上官からも殺されるかもしれない。

狂気の世界ですね。


実際に最前線の兵士だった90代の男性が
語っていました。

「なんで戦うのか分からなかった」
「みんな、上官を恨んでいた」


戦争を始める国策に携わる人たちは
最前線で戦うことはありません。

戦争になった時に
最前線で人殺しをしなくてはならないのは
若い人たちなのだということを
若い人たちは認識して欲しい。


1匹のヒョウの命も尊い。
それが「人間らしい」といわれる感情だということを、

片時も忘れてはならないと思います。