ハラスメント防止対策ーただ相談窓口を作ればいいということではありません | 「自分の人生を自分の意志で歩いて行く」 キャリアカウンセラーのオフィス・ワン!

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自分のことを好きになり、自分を大切にしながら、自分の意志で人生を歩いて行く。キャリアコンサルタント福島瑛子はそのお手伝いをいたします。

2022年4月から、セクシュアルハラスメントに加えて
パワーハラスメントについても
防止対策を講じることが
全企業に義務付けられます。 


事業主は相談窓口を定めて
労働者に周知しなくてはなりません。
 
 
とりあえず形だけでも整えようと
したくなりますが、
ここは時間を惜しまずに
適切な相談窓口とはどういうものかを
しっかりと考えてから
体制を作り上げていただきたいものです。

 
しっかりと考えてというのは
「相談に来る人の気持ちになって」
ということです。
 

今の相談窓口担当者は
相談したくなる人ですか? 

 
よくあるのが
担当者は女性がいいだろうと思うが
ベテランの女性は忙しいから
若い女性一人を当てておくというものです。
 

しかし30代以上の人が

深刻な相談をしようとするとき
相談担当者が

自分よりはるかに若くて
仕事もこなせていない経験の浅い女性だったら

普通、躊躇してしまうと思うのです。

 
相談したとしても
社内で一番若い人に
厳正な措置が期待できるでしょうか。
 

若い担当者の能力に関係なく
そういう気持ちが生じやすいものなのです。



さらに
「誰であれ担当者を置いておけばいい」
という 事業者側の
とりあえず感が出てしまっているようでも
あります。
  


相談窓口は
まずは
相談しやすいことが大事です。
相談者の目線で適切な担当者をあててください。


社内に人が見つからなければ
外部に委託することを
考えてもいいでしょう。

(その場合はハラスメント事案への対処を
あらかじめ話し合っておくことを
お勧めします)

 

なによりも
「とりあえず窓口設置しておくか」
という気持ちでは
しっかりとしたハラスメント防止は難しい。

「あの会社は…」
という評判が広がって行く結果になるかも
知れませんよ。

 

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自分自身の人生を
自分の意志で歩いて行くことの
お手伝いをする
キャリアコンサルタントの福島瑛子です
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思いやりあふれる世界をつくるのは豊かな想像力

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