鈍色の日本海は穏やかで青みがかっていた | 南風通信〜絵本屋南風ブログ〜

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 1年ぶりに冬の小樽に出かけた。

 札幌から小樽までは遠いようで近い。我が家からすぐの高速道路を走り向かった小樽だったが、雪の少ない今冬は寒いが道路状況は快適だ。「これは約束の時間より早く着いてしまう。」と、途中から一般道を走り、快適なドライブで丘の上の訪問先に到着した。

 共通の大切な故人の話は悲しいのではなく愛おしい。そして今なお鮮明だ。

改めてかみしめる凄い人。

その人は、南風にある絵本たちの元の主人。



 道路の眼下に臨む今日の日本海は、その人のようにとっても穏やかで、しかし激しいものを秘めたその人そのものでした。


とても満たされた穏やかで幸せな長い1日・・・。


今日私が訪ねたのは、作家の加藤多一さんでした。

加藤さんの最新本が昨年末に発刊されたので紹介します。

エッセイ 「兄は沖縄で死んだ」 童話作家・心の軌跡 高文研 1600+税 2015/12/31 第一刷り発行

発売を記念し、2016年1月30日(土曜日)15:00~那覇市ジュンク堂書店にて加藤多一氏のトークショー、サイン会が行われます。

お近くの方は多一さんの魂にふれてください。

あたたかい風の吹く那覇情報でした飛行機