5月18日 日曜日
千歳付近で写真を撮った後は、三笠鉄道記念館へ行って来ました。
その前に北炭の幌内炭鉱石炭積出線にある三笠幌内川に架かる上幌内川橋梁の跡を見て来ました。
幌内線 上幌内川橋梁
橋梁跡を見た後は三笠鉄道記念館へやって来ました。
まずは動態保存されているS-304蒸気機関車です。2両のトラ45000形貨車を改造した客車を牽き300mのコースを往復しており、それに乗る事が出来ます。このS-304蒸気機関車は室蘭市にある鐵原コークス(現:テツゲン)で工場内で入替作業に従事していた蒸気機関車です。
S-304蒸気機関車
DD51 610号機も保存されています。
DD51 610
そのDD51に連結されてスエ32 1が保存されています。この車両は事故復旧用の資材などが車内に装備された救援車で、本形式で最後まで残り1986年3月に廃車となりました。
スエ32 1
DD14形ディーゼル機関車は1960年に登場したロータリーヘッドを装備した除雪用ディーゼル機関車で、道内では深名線で最後まで使用されていましたが、深名線の廃止により全廃となりました。
DD14 1
DD15形ディーゼル機関車も除雪用ディーゼル機関車です。軸重の関係で一部の線区で使用できない事や、ラッセル装置の脱着にクレーンが必要な事などデメリットもあるもののの後に開発されたDE15形が主流となったのちも除雪専用機として重用されました。
DD15 17
ヤード構内での車両入換作業に用いることを主目的として開発された機関車であるDD13も保存されています。
DD13 353
DD13の隣にはED76が保存されています。
小樽市総合博物館本館で展示されているED76 509は搭載されている機器の中に、毒性が強い高濃度PCB含有の変圧器とコンデンサの存在が確認されたため、解体され車両前部のみが残される運命となりましたが、こちらはそのままの状態で保存されています。
ED76 505
蒸気機関車はC12と9600形が保存されています。
C12 2
569609
食堂として利用されているキシ80も保存されていますが、元とは異なるカラーリングでちょっと残念な感じです。
キシ80 31
DE10に牽引されてワム60000形とセキ6000形も保存されています。過去の写真を見るとトラ70000形も一緒に繋がっていたようですが、いまはこの2両だけでした。
ワム66172
セキ6657
DE10 1702
キハ27とキハ22もだいぶボロボロですが、展示されています。
ちょっと懐かしくなり、窓越しに車内も撮影してみました。
キハ27 23
キハ22 52
5月18日の撮影記は以上です。