8月13日 日曜日
青森遠征3日目です。
この日も朝から雨模様で、時折強く降ったり小降りになったりでしたが、めげずに廃線跡巡りをして来ました。
この日は初めに南部縦貫鉄道が乗り入れていた野辺地駅へ向かいました。
跨線橋の中央付近から南部縦貫鉄道のホームへ繋がる通路が延びていた様です。
青い森鉄道 野辺地駅
ちょうど列車がやって来る時間だったので、無理矢理ですが撮ってみました。JR東日本のE721系に準じた仕様の703系がやって来ました。
青い森鉄道703系 569M
野辺地川を渡る橋梁の橋台跡が国道4号線から見えました。
橋台の脇に木造の桟橋の様なものがあり青い森鉄道線側に行けるようになってはいたのですが、だいぶ朽ちていて危険そうなので途中で引き返しました。
対岸の橋台も残っていました。
野辺地-西千曳 野辺地川橋梁
西千曳駅跡に行ってみましたが、草に覆われていて残っているかもしれないホーム跡を見つける事は出来ませんでした。
後平(うしろたい)駅跡付近にやって来ました。
駅跡から七戸方面を見ると信柱でしょうか、ポツンと1本柱が建っていました。
ホーム跡は雑草に覆われ全容を見る事は出来ませんが、草木の枯れている時期であれはもう少しはっきりと見る事ができそうです。
後平駅
後平駅跡から七戸駅跡までの区間には、数年前までは残っていた天間林駅のホーム跡もすでに撤去されており、わずかに坪川と中野川を渡っていた橋梁の橋台跡が残るばかりでした。
坪川-道ノ上
中野-営農大学校前
終点の七戸駅へやって来ました。
この駅はしちのへ観光協会の主催で構内が一般公開されておりこの日も見学する事が出来ました。
機関庫の中にはレールバスキハ101とキハ102、国鉄から譲渡されたキハ104とディーゼル機関車3両が動態保存されています。
かつての駅舎内にある売店にいる管理人のおばさまに声をかけると、機関庫は耐震に問題があり中には入る事が出来ないけどと言いながら機関庫のドアを開けてくださいました。
キハ101&キハ102
キハ104
駅舎内には所狭しと展示品が置かれていて、クリアファイルや切符などの販売もしていました。
七戸駅
七戸駅を見学した後は、十和田観光電鉄線、未成線の大間線、下北交通大畑線の廃線跡を一気に巡りました。その模様は第2部以降に続きます。
8月13日の廃線跡巡り第1部は以上です。