旧日本海軍局地戦闘機・紫電改(愛媛・愛南町の紫電改展示館)
国内に唯一残る実物の紫電改である。
本日はそんな戦闘機、零戦や紫電改の搭乗員として戦った笠井智一さんの命日である。(2021年1月9日没94歳)
笠井さんとの出逢いは15年前、紫電改引き揚げ30周年記念イベントが行われた時であった。
紫電改展示館に笠井さんが寄贈された三四三空時代(松山基地)の紫のマフラーが展示されてる。
道後で行われた愛媛零戦搭乗員会総会でもお会いした。
総会後、笠井さんの宿泊された部屋には偵察機・彩雲の杉野さんを加え、戦後生まれの戦争を知らない賛助会員の多くが話を聞きに集まった。
年を重ね、年々戦争体験者が戦友の元へ逝かれ零戦搭乗員会も語り部が居なくなっていった。
元気な笑顔の笠井さんが懐かしい😣
11年前に行われたこの愛媛零戦搭乗員会では現在は松山市で保存されてる掩体壕を故・安田会長を始め賛助会員達と見学した。
この際、笠井さんはセスナ機をチャーターし、自身が配属されてた松山基地(今の松山空港)上空を飛行された。
この時は安田会長や瑞鶴の藤本さん、杉野さんも健在やった😣
その後、封切りされたばかりの映画・永遠の0を笠井も一緒に観賞した👍
晩年の笠井さんは鶉野飛行場跡に足を運こび、原寸で復元された紫電改とも対面された。
笠井さんは戦後、自身が戦った南方へ行き、搭乗してた零戦(海岸に不時着)の部品を持ち帰ってる。
そんな笠井さんが逝って3年が経った。
共に戦った戦友に会えたかな・・
御冥福を心よりお祈り致します🙏